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40歳になったら始めたい「本当は怖い目の老化」を遅らせる意外な方法4つ

プレジデントオンライン / 2021年9月18日 8時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/monzenmachi

スマホやPCの普及により急速に進んでいる目の老化。とはいえ仕事柄、デバイスが手放せない人も多いはず。現代人の目の老化対策を紹介。

■“目は症状が進行していても気づいていない人が意外と多い”

目の老化の代表格である“老眼”には2つの原因があります。1つ目は加齢によりピントを合わせる毛様体筋が衰えたこと。2つ目はスマホなどで目を酷使したことで起こる毛様体筋のまひです。老眼=手元が見えづらいと思われがちですが、夕方になると目が疲れたり、パッと視点を切り替えたときに見づらいのも老眼の症状です。予防法はいくつかあるので図を参考にしてください。

老眼鏡はギリギリまでガマンするという人もいますが、老眼が進行してから、いきなり度の強い眼鏡をかけると違和感や目の疲れにつながります。目の負担を減らすためにも、40歳を過ぎたら、老眼の予兆がなくてもかけることをおすすめします。

目の老化を遅らせる4つの方法

■目薬よりも目を温めるのが効果的

ドライアイも老化現象のひとつです。涙は表面に油の膜が張っている状態がベスト。ところが女性は冷え性やホルモンバランスの影響で、涙を包む油が溶けにくいため、目が乾くのです。また通常、私たちは1分間に約30回まばたきをしますが、スマホやPCを見ているときは7〜8回まで減るため、必然的に目が乾きやすくなります。対策としては目薬よりも目を温めるのが効果的です。

目の老化現象

老化による病気としては白内障と緑内障があります。白内障は50歳以上の約半分、緑内障は40歳以上の20人に1人がかかります。怖いのは緑内障で失明の危険がありながら、89%の人が気づいていないこと。緑内障は治すことはできませんが、早期発見で99%進行を止められます。

ドライアイの人は年間の生産性が47.8万円下がるというデータもあるほど、現代人にとって目からのインプットは非常に重要。早めの対策を心がけましょう。

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平松 類(ひらまつ・るい)
二本松眼科病院 副院長
眼科専門医として、延べ10万人以上の高齢者の診察を行い、現在、全国から患者が訪れる。数多くのメディアへ出演。著書に『老人の取扱説明書』(SB新書)、『老眼のウソ』(時事通信社)など。

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(二本松眼科病院 副院長 平松 類 構成=林田順子 イラスト=大山奈歩)

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