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3度目の試験に落ちても問題なし…小室圭さんが全方向からのバッシングにもへこたれない意味深な事情

プレジデントオンライン / 2022年4月27日 17時15分

小室圭さん(右)は、日本の秋篠宮家の長女で元皇族の小室眞子さん(左)とニューヨーク行きの便の出発ゲートに向かう(2021年11月14日、東京・羽田国際空港) - 写真=AFP/時事通信フォト

■「別れる」「主夫専従」「詐欺的結婚」…

小室圭さんという男は“無責任”で“詐欺師”的な人間ではないか。

予想されたことではあったが、2度目の司法試験が「不合格」に終わった後の日本の週刊誌報道は、言葉を尽くして、小室圭さんの人格否定ともとられかねない、バッシングの嵐である。

「結婚直前に漏らしていた 眞子さん『ダメだったら別れる!』宣言」(週刊女性5月3日号)「小室圭さん 弁護士絶望的で主夫専従転身」(女性自身5月3日号)「小室圭さんの強情に眞子さんやつれ果てて」(女性セブン5月3日号)「『小室圭さん』詐欺的結婚へのため息」(週刊新潮4月28日号)

各誌に共通しているのは、7月の3回目の司法試験もどうせダメだろうから、今いる法律事務所をクビになり、小室圭さんは眞子さんの“ヒモ”になって専業主夫になるか、マンハッタンのセレブ生活を捨てて、物価や家賃の安いカナダへ移住、そうでなければ一時帰国して、秋篠宮家によりいっそうの援助を願い出るかしかないという見方だ。

元々小室圭さんには試験に受かる能力があったのか疑問があった、と報じているのは週刊文春(4月28日号)である。

司法試験に合格した2人の日本人合格者にこういわせている。

「平日は朝五時から、択一問題の勉強。午前九時から午後六時ごろまで現地の法律事務所の仕事をして、十一時に就寝するまでは論文式問題を最低一問は解きました。週末は予定がなければ一日中勉強していました」

■「あの英語力で大丈夫なのか」と心配する声も

別の合格者は、日本人留学生のコミュニティで勉強会を開き、司法試験の予備校の教材を交換したり、良い教材を教えあったりしていたという。

「司法試験は毎年移り変わる傾向を正しく把握して対策を練る“情報戦”。小室さんがこうした日本人コミュニティに参加していたとの話は聞いたことがなく、情報収集の点で不利だったのかもしれません」

昨年7月の試験はともかく、今年3月の試験までは、眞子さんとの結婚、あわただしくニューヨークに渡米、新婚生活にうつつを抜かしていたではないか。それではハナから合格する可能性などなかったのだといいたいのだろう。

勉強時間の少なさはもちろんだが、小室圭さんの英語力が試験を受けるレベルにはなかったのだという批判まで飛び出した。

「彼は日本のインターナショナルスクール出身で、英語には自信があるのかもしれませんが、我々から見れば堪能とは言えない。前回の試験で不合格だった後、『二度目の試験に挑戦する』と聞いて、正直『あの英語力で大丈夫なのか』と心配になりました」(圭さんと接点のある司法関係者)

■小室圭さんは筆記試験に弱い?

極めつけは、小室圭さんの母親の佳代さんが、

「あの子は論文は得意でも、人生で試験はそんなに受けてきてないですから……」と、息子の試験対応能力に疑問を呈していたというのである。

勉強はできるのに、いざ試験となると力を発揮できない子どもというのはたしかにいる。だが彼の場合、それとは少し違うようである。

週刊文春によれば、小室圭さんが筆記試験を受けて通ったのは国立音楽大学付属小学校に入学して以来、一度しかなかったというのだ。

カナディアン・インターナショナルスクール中学部へ入ったときだけで、国際基督教大学やロースクールのフォーダム大学を受験したが、「いずれも入学試験は書類選考のみか、それに口述試験が加わるだけ」(週刊文春)だったという。

準備不足、英語力に疑問、試験弱いの「三重苦」では、7月に受けるという3度目の司法試験も期待薄とみられるのは、致し方ないのかもしれない。

それにもかかわらず、前々回の7月の試験のときには、宮内庁や秋篠宮に眞子さんとの結婚を許してもらうために、不確かな情報を伝えていたと難じるのは週刊新潮(4月28日号)である。

■「皇室特権というより非合法的な感じさえします」

「そもそも結婚が成就したのは、宮内庁や秋篠宮家に『小室さんの生活の基盤が整った』と認められたからでした。これは単に収入の当てではなく、弁護士になる目処がついたことを指していたのは明らかです。実際に前回7月の試験の後、小室さんは人を介して宮内庁の西村泰彦長官に“手ごたえはありました。大丈夫です”との感触を伝えています」(さる皇室ジャーナリスト)

ここから、詐欺的結婚ではないのかという批判が出てくるのだが、この皇室ジャーナリスト氏は続けて、

「3回目も挑戦するとのことですが、その間も警備費は公金から捻出され、ビザの問題も不透明な形でクリアされていくのだとすれば、皇室特権というより非合法的な感じさえします」とまでいうのだ。

ビザの問題もある。現時点でビザが取れていなければ、早ければ5月には切れてしまうから、一時帰国して取り直さなければいけなくなるという報道が多い。しかし、彼が申請すると思われるH-1Bビザの申請期限は3月に終わっているそうだから、もし取れていなければ、世話になっている奥野善彦弁護士に「7月に受験します」とはいえないはずだ。そう考えると、何らかの形でビザを取得するか、もしくは延長できていると考えるのが妥当だろう。

では、2度も不合格になった人間を現地の法律事務所が解雇せずに使い続けるのか。

この疑問には、週刊文春でニューヨーク在住の弁護士がこういっている。

■眞子さんの“強力な支援者”が総領事と対面

「彼の能力ではなく『プリンセスの夫』という肩書を重視しているのでしょう。広告塔の役割と同時に、日本企業の案件を取ってくることが期待されている。ただし、二、三年目になれば、円にして億単位の仕事を取ってくることが要求されるはずです」

真偽のほどは分からないが、あり得る話だとは思う。

小室圭さんの報酬は、弁護士と同額の2000万円程度をもらっているのではないかという報道があるが、2度も不合格では、事務員クラスの600万円程度に下がるのではないかとも推測されている。

そうなれば、眞子さんの稼ぎが頼りになるが、さまざまな報道に共通しているのは、現在、メトロポリタン美術館の日本美術部門のキュレーターであるカーペンター氏の下でアシスタント的な仕事をしているが、そのうち、正式な職員として採用されるのではないかという見方である。

さらに眞子さんには強い支援者がいると週刊文春が報じている。4月14日にカーペンター氏の姿がニューヨーク総領事公邸にあったという。

「この日、二月に着任した森美樹夫NY総領事の着任パーティが開催されました。新型コロナの流行が落ち着いてきたこともあり、地元の政治家や日系企業の支社のトップなど、百人ほどのゲストが招かれた。ここにカーペンター氏も招待されていたのです。森氏とカーペンター氏が名刺を交換し、会話を交わす場面もありました」(パーティの参加者)

マンハッタンの高層ビルを見上げる
写真=iStock.com/franckreporterja
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/franckreporterja

■NYを出て「カナダ移住説」もあるようだが…

森氏は、赴任前に秋篠宮と「異例の面会」をしたことで話題になった。眞子さんの支援者というより“守護神”といってもいいかもしれない。

この人たちが眞子さんの生活の面倒や警備に目を光らせ、その夫である小室圭さんにも、それなりの配慮をすれば、安泰とまではいかないだろうが、生活が逼迫(ひっぱく)して都落ちということにはならないだろう。

しかし、口さがない週刊誌の中には小室圭さんが、もう、弁護士になるのはやめた、これからは専業主夫として眞子さんにおんぶに抱っこの「ヒモ的人生」を送るといい出すのではないかと見ているものもある。

週刊朝日(4月29日号)は、さらに裏読みをする。森総領事の前任者の山野内勘二氏は小室夫妻が渡米以来「お守り役」を務めていたが、彼の新しい赴任先はカナダ大使だそうだ。

カナダはもともと英連邦の一員で王室に対する親しみがあり、日本の皇室との結びつきも古いという。

「1953年に当時皇太子であった上皇さまがエリザベス女王の戴冠式に昭和天皇の名代として出席するため初めて外遊した際、カナダにも立ち寄った。78年からは高円宮憲仁親王がオンタリオ州のクイーンズ大学に留学し、それ以降、高円宮家とカナダとの交流は現在まで続く」(週刊朝日)

ニューヨークよりもはるかに静かで、家賃も物価も安いカナダへ移住という選択肢もあるのではないかというのだが、現実味はなさそうである。

■「“ダメだったら別れちゃえばいい”と漏らしていた」

こうして見てくると、夫が無職になろうと、2人の生活に支障はないように思えるが、そうではないというのは、週刊女性(5月3日号)である。

週刊女性によれば、元々秋篠宮は、小室圭さんが試験に落ちることは織り込み済みだったという。

結婚前、眞子さんから、法律事務所に就職できても試験に落ちることはあると伝えられていたし、秋篠宮としても、「試験結果よりも職を得られていることが肝要とのお考えでした。しっかりと自分たちの稼いだお金で、工夫を重ねながら身の丈にあった生活をしてほしいというのが、殿下のご希望です」(秋篠宮家関係者)というのだ。

きれいごと過ぎる気がするが、おカネはともかく、就職の支援や、身辺警護はツテを通じてやっているということなのだろう。

だが、試験に落ちることは想定内という眞子さんだが、気になる発言が過去にあったと、眞子さんの知人が話している。

「あれは昨秋、結婚直前の時期だったと思います。圭さんとの結婚生活について話が及んだ際、眞子さんは“ダメだったら別れちゃえばいい”と冗談交じりで周囲に漏らしていたそうで……。あれだけ世間を騒がせて、秋篠宮家へのバッシングを呼び、ひいては皇室全体に多少なりとも迷惑をかけた結婚問題にまで発展したのに、そう簡単に“別れる”という言葉が出たと聞いて、あ然としました」

■「皇室を出て得た自由」が何よりも大事なのではないか

いくら親しい人間の集まりだったとしても、表立って眞子さんがそのような発言をするとは思えないが、私は、眞子さんがそう考えていてもおかしくないとは思っている。

婚約会見以来、3年以上も会えなかったが、眞子さんは小室圭さんへの愛を貫き、さまざまなバッシングを乗り越え、ニューヨークでの新婚生活を始めた。

その意志の強さは、2人の結婚を応援していた私でも驚くほどのものだった。だが、実際に小室圭という人間と生活を始め、彼の人となりを側で見ていて、思い描いていた理想の男性像とは違ってきたところも少なからずあるはずだ。

夫が弁護士資格を取得し、優雅とはいえないまでも、ニューヨークという新天地で自由な生活を送れるという夢も、2度の不合格で、水の泡と消えるかもしれない。

失礼ないい方になるが、眞子さんにとって最優先なのは、皇室という軛(くびき)を逃れて手に入れた自由を失いたくないということのはずだ。小室圭さんとの結婚は、そのための手段で、優先順位はその次に来るのではないか。

自分が考えていた男性像との明らかな齟齬(そご)が生まれたとき、眞子さんはどうするのだろう。手に入れた自由は手放さないが、小室圭さんとの別離はあり得るかもしれない。

だが、そんな不謹慎な憶測を吹っ飛ばす出来事が近々、起きるかもしれない。

■「精神的な不調のほかに、体調に変化があったという話も」

女性セブン(5月5日号)は、4月15日の眞子さんの行動を目撃している。

「トップスは黒のVネックで、袖をひじの辺りまでたくしあげている。デニムパンツはルーズなシルエットで、裾を折り返している。足元は、黒色のフラットシューズ」

私は、このルーズなシルエットと靴がフラットだというところに「おや」と思った。

自宅マンションの前で手配した車に乗り込むと、向かった先はニューヨークの中心にある世界最高峰の医療を提供する大学病院だったという。

近代的な病院の廊下
写真=iStock.com/imaginima
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/imaginima

眞子さんは、結婚前に「複雑性PTSD」を公表している。その治療のために通っているのだろうか。だが、女性セブンは、「そうした精神的な不調のほかに、眞子さんの体調に変化があったという話もあります。一度、ご両親の近くに戻ることもやむを得ないのではないでしょうか」(皇室記者)と報じている。

さらに日本国内の不動産関係者によれば、「小室さん夫婦が結婚後、渡米するまでの約3週間を過ごした都内の高級ウイークリーマンションが、5月以降の予約受付を停止しています。秋篠宮ご夫妻のお住まいからほど近いマンションです。並大抵ではない“VIP”が期限を設けずに滞在するのではないかと話題になっています」というのである。

■“ご懐妊”だとしても不思議ではない

思わせぶりな書き方だが、結婚して半年になるから、“ご懐妊”だとしても不思議ではない。もしそうなれば、小室圭さんは育休を取って眞子さんと共に育児に専従するという可能性も出てくる。

女性セブンのタイトル横に眞子さんと小室圭さんの近影が載っている。少しお疲れ気味のように見える眞子さんとは違って、かっこよく決めたスーツ姿で出社するのだろう、小室圭さんの少し開いた口からは、「イエーイ! オレは天下の小室圭だ」という言葉が漏れてきそうだ。

どんなことがあってもへこたれないこの前向きな生き方が、眞子さんが彼を好きになった一番の理由かもしれない。

2人にとって、いまが一番苦しい時期かもしれないが、眞子さんの意志の強さと、小室圭さんのいつでもめげない前向きな考え方で、何とか乗り切ってほしいと思う。

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元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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(ジャーナリスト 元木 昌彦)

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