海外初、アメリカで「学習療法」の有意性が認められました。

PR TIMES / 2012年7月6日 10時42分



日本公文教育研究会 くもん学習療法センター(代表:大竹洋司)は東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授との共同研究として、海外初となる「学習療法」の実証実験(リサーチ・トライアル)を2011年5月から6ヶ月間、アメリカ・オハイオ州クリーブランドのNPO法人高齢者介護施設「エライザ・ジェニングス・シニア・ケア・ネットワーク(Eliza Jennings Senior Care Network)」(以下EJ)の協力により実施しました。
その結果、日本での効果同様に、学習者の認知症状の維持・改善、施設スタッフのモチベーションの向上、施設の介護ケアの質の向上などに効果が表れ、文化や言語の違いを越えた「学習療法」の有意性が判明しました。

■学習療法とは
東北大学加齢医学研究所、川島隆太教授を中心とする産・官・学の共同プロジェクトによって科学的に効果が証明された、認知症の維持・改善を目的とする非薬物療法。
「音読と計算を中心とする教材を用いた学習を、学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことにより、学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの前頭前野機能の維持・改善をはかるものである。」と定義。
現在国内では、認知症の維持・改善のための「学習療法」を1,400の高齢者介護施設に導入、認知症予防のための「脳の健康教室」を215の自治体等で410教室を展開中。(2012年3月現在)

【トライアル実施までの経緯】
この度トライアルを実施したEJはNPO法人の高齢者介護施設としてすでに120年の歴史を持ち、その理念は「パーソン・センタード・ケア」という「一人ひとりの高齢者を『人』として、真ん中に置くこと」を理念にかかげ、そのためにどう介護の質を上げていくかを常に考えている施設でした。
そんな中2010年6月「学習療法」と出会い「これだ!」と感じて、トライアルに名乗りを上げてくれました。
同年暮れには、くもん学習療法センターがEJのサポーター(学習療法を実施するスタッフ 主に介護スタッフ)育成のための研修を開始、約6ヶ月にわたり学習療法の考え方、実践方法、具体的な効果等お互いが納得いくまで綿密なやり取りを繰り返しました。
そして、2011年5月、実際に認知症を発症している方23名に学習療法を開始、同時に対照群(比較のため学習療法を実施しない群)となるEJの関連施設の24名の半年間の経過観察を開始しました。
なお、このトライアルは米国IRB(Institutional Review Board【倫理審査委員会】)の認可の下、実施されたトライアルであり、米国における臨床試験として正式に認められたものです。

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