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住友ゴム工業(株)が新たなスローガンを抱え、新長期ビジョン「VISION 2020」を発表

PR TIMES / 2012年9月28日 10時15分



 住友ゴム工業(株)(本社:兵庫県神戸市/代表取締役社長:池田育嗣)が、これまでの“Go for Value”から“Go for NEXT”へとスローガンを一新させ、住友ゴムグループの2020年度を目標とした新長期ビジョン「VISION 2020」を発表。具体的な数値目標として2020年度で売上高1兆2000億円、営業利益率12%以上を掲げた。

■NEXT Market Expansion ~新市場への挑戦~

(1)新興市場への進出
タイヤの需要増が見込まれる新興市場で工場を建設して、販売拡大を目指す。その第一歩として、2015年7月の生産開始を目指した合弁会社をトルコに設立。2020年度の新興市場における販売比率の目標を20%とする(2011年度は10%)。

(2)中国市場での成長
2013年に2億本、2020年には3 億本になるといわれている、中国市場のタイヤ販売比率を2020年には17%に引き上げる(2011年は11%)。具体的には新車用タイヤ拡販、市販用タイヤ販売体制の強化、商品の拡充、中国での増産を行う。

(3)農機用タイヤのアジア展開
農機用タイヤの需要が急速に高まっている、タイを中心としたアセアン地域での展開を加速させ、世界の農業発展、食料不足に貢献する。現在、タイ工場を建設中。

■NEXT Technology Evolution ~飽くなき技術革新~

(1)成長を支える商品開発
住友ゴム工業が培った先進技術で、各地域の市場ニーズに対応した商品を開発し、顧客満足度の向上と事業の成長を目指す。

(2)ダントツ技術の確立
○強み技術の更なる進化
シミュレーション高速化、材料シミュレーション、高機能材料、バイオマス材料、ゴムナノレベル構造分析、低燃費+α(ウェット、ライフ、操縦安定性、ノイズ)技術開発のほか、新技術の商品化をスピードアップさせ、新素材開発と安定・安定調達を実現する。
○4D NANO DESIGNの進化
4D NANO DESIGN をさらに進化させることで、高機能材料開発を更にスピードアップさせる。
○現地カスタマーに密着した開発体制
海外開発拠点の拡張(タイヤ開発・素材開発)により、拡大する海外市場に対応する開発体制強化を行う。

(3)環境対応商品の拡充
○石油外天然資源タイヤ
石油外天然資源タイヤからの進化技術として、高機能バイオマス材料を開発し、高機能石油外天然資源タイヤの商品化につなげる。
○低燃費タイヤ
2020年度には低燃費タイヤ世界シェア10%を目指す。
○スペアレス商品
スペアレス商品の開発・販売を継続していくことで、地球環境への配慮と経済性を追及していく。

(4)ゴルフクラブ・ボールの飛距離革新
技術力を結集し、さらなる飛びを実現させる。

■NEXT Category Innovation ~新分野の創出~

(1)海外自動車メーカーへの納入
海外自動車メーカーへの納入を拡大させ、各地域のブランドバリューアップと市販用ビジネスへの波及効果を狙う。海外自動車メーカーの販売比率の2020年の目標は35%(2012年は5%)。

(2)制振技術の普及
○戸建住宅用制振ダンパー(MIRAIE)
最先端の制振テクノロジーを一般戸建住宅に展開。積極的な商品開発で2×4、3階建て、リフォーム用とラインナップを拡充させる。
○ビル用制振ダンパー
超高減衰テクノロジーを世界に展開。地震多発国(中国内陸部・トルコ等)の高層ビルを中心に納入拡大を目指す。

(3)ヘルスケアビジネスの展開
○医療用ゴム部品
日本市場で培った「高品質・高性能」を武器に、欧米・新興国へ進出。
○医療医薬/福祉施設向け塗り床材
設計・施工技術を武器に増加する需要に対応。
○車椅子用可搬スロープ
軽さと強さを兼ね備えた高性能スロープで、高齢化社会に貢献。
○新事業
ゴム配合ノウハウとそれを活かす製造技術力で、医療・介護の新分野を開拓。



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