ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金 オンライン報告会議2012

PR TIMES / 2013年1月29日 16時50分

日本、ロシア、中国、イタリア、ドイツ、アラブ首長国連邦、
イギリス、アメリカ カザフスタン、ウズベキスタンなど、
約50のマスコミ関係団体が参加
2012年12月20日



 一般財団法人ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金では、2012年12月20日にウズベキスタン共和国にて行われたウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金(FUND FORUM UZ./以降FFU)の2012年度活動概要発表会(オンラインカンファレンス)へ現地参加し、FFUの代表であるグリナラ・カリモワ女史をはじめとする主要メンバーのプレゼンテーションを取材した。当日は日本を含む10カ国以上、50メディアにも及ぶ取材陣が現地に集合し、その注目の高さを伺わせた。

 FFUは、ウズベキスタン共和国大統領の長女にあたるグリナラ・カリモワ女史のイニシアチブで2004年に設立された独立した社会団体である。ハーバード大学を卒業したグリナラ・カリモワ女史は、外交官、プロのデザイナー、詩人、ミュージシャンとして活躍する豊かな芸術的才能を持ちウズベキスタン国民から絶大な人気を誇っている。

 ここでまず,FFUの活動の目的を2つ紹介する。一つは、文化・芸術の発展、伝統工芸や建築などの豊かな伝統の保護、ウズベキスタンの才能ある若者の支援である。もう一つは、世界の主要都市にあるフォーラム基金の駐在事務所の機能の活用と共同事業の実施によって、海外の国々との国際交流を図ることである。
 更には、上記の分野に限らず、学術、教育、スポーツ、健康、助成金や支援物資の供与や社会保護などの推進や向上においても幅広く活動している。

 FFUの日本との協力は活発である。現在までに、政府の機関と効果的に協力をしている権威ある社会団体や教育機関などを含む日本のパートナーとフォーラム基金との互いの尽力により、多くの分野で共同事業が成功裏に実施されてきた。特に、国際協力機構(JICA)、国際交流基金(Japan Foundation)、日本貿易振興機構(JETRO)、平山郁夫シルクロード美術館、一流大学、その他多くの日本の団体とは、実り多き協力が進められている。日本は、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の駐在事務所がいち早く法人格を取得した国の一つである。
(より詳しい活動情報はhttp://www.uzf.or.jp/を参照。)
 
 旧ソ連諸国には、まだ、FFUのような大きな社会団体は存在していない。そのFFUが主催となって、ウズベキスタンの首都タシケントの青年創造会館において、FFUの2012年の活動を総括するオンライン会議・記者会見が開催された。日本からの訪問団は、FFUの後見人理事長であるグリナラ・カリモワ女史やウズベキスタンの著名な社会活動家などが出席する重要な行事に参加する機会を得た。多数の海外のマスコミ関係者や 様々な分野の功労者が参加したということは、ウズベキスタン国内外におけるフォーラム基金の活動への関心が高いことを示している。


 この度開催されたプロジェクト・オンライン報告会議は、FFUの活動の中でも、最も技術を駆使した事業の一つであり、インターネットを介して、直接開かれた対話を通じて、マスコミ関係者や世論に対し事業報告を行っている。2012年のオンライン会議には、海外、国内の多くのマスコミ関係者が参加した。
 オンライン報告会議にはFFUの理事会の役員や会員となっている文化人、芸術家、学者、教育・スポーツ関係者などが多数参加していたが、グリナラ・カリモワ女史の進行により、マスコミ関係者との活発な対話が行われ、関心のある質問に対して、中味の濃い回答がなされた。

 オンライン会議では、2012年にパートナー団体とともに611の事業が実施されたことが報告された。そのうち、147は国際的な事業、93は才能ある青少年のコンクール“ケラジャク・オボジ”などを含むウズベキスタン各地で開催された若者向けの事業、106は慈善事業及び社会的事業、58は“ヤンギ・アブロド”フェスティバルなどを含む子どもの創造を発展させるための事業、106は展覧会で、そのうち44は海外で開催された。35はオンライン報告会議などを含む会議、フォーラム、シンポジウム、円卓会議、8は伝統文化フェスティバル“アスルラル・サドシ”、子ども創造フェスティバル“ヤンギ・アブロド”、子どもファッションフェスティバル“ボラジョンラル-シリントイラル”、芸術ウィークStyle.uz、民族衣装フェスティバルなどの大規模フェスティバル、70は第2回タシケント国際映画祭「金のチーター」の枠組みで開催されたイベント、34は第3回国際舞台芸術祭“Theatre.UZ/2012”の枠組みで開催されたイベント、24は芸術ウィークStyle.uzで行われたファッションショーやワークショップ、ファッションの展示会などウズベキスタンのファッション産業の支援と発展のために行われたイベント。北京で行われたMercedes Benz China Fashion WeekではGULIのコレクションが紹介された。57はコンサートやチャリティーイベント、29はスポーツイベント。また、8つの出版物が出版された。

 また、12月22日には首都タシケントの芸術会館“イスチクロル”において、FFUと作家・役者組合、ウズベキスタンのテレビ局TVMにより設立された音楽、テレビ、ビデオアート部門の賞M&TVA-2012の第7回授賞式が開催された。各種ノミネートされたものから17の賞が授与された。授賞式には、ウズベキスタンの功労芸術家や若手俳優、監督、プロデューサー、メディア関係のクリエーターなどが出席した。M&TVAの審査委員長として、グリナラ・カリモワ女史が子ども創造フェスティバル“ヤンギ・アブロド”の入賞者やデザイナー、ミュージシャンらに女史の主催するファッションブランド「GULI」からの奨励金を授与した。


グリナラ・カリモワ女史演説・発言趣旨
(質疑応答内容より抜粋・要約)

 
 ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の後見人理事長であるグリナラ・カリモワ女史は、演説の冒頭、オンライン会議の参加者に対して感謝の意を表した。
 オンライン会議という事業の立案者であるグリナラ・カリモワ女史は、2012年のオンライン会議の規模や内容は、多くの修正が加えられた上で、拡張されたことを指摘した。
 カリモワ女史は、会議のコンセプトとなるモットー「ハムジハトリク・ヒクマチ(結束した英知)」と会議のシンボルであるザクロの実の哲学的意味を明かした。このモットーとシンボルの意味は、ザクロの果肉の粒一つ一つが集まって一つの実となっているように、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の活動に携わる人、分野が集まってひとつになっているということである。
 ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金は、社会活動を行う市民社会団体である。ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金という中心的な団体の設立の際だけでなく、関連団体の設立の際にも基本理念として、決定の自由が定められている。特に、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の各活動グループは、自主性に基づいて作られている。例えば、女性は「女性会議」を設立し、若者は、青年イニシアチブセンター「ケラジャク・オボジ(未来の声)」を設立し、また、さまざまな分野で専門に特化した団体がある。こうして、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金は、西欧にある慈善団体のモデルを変形させたようなものではなく、社会活動を進めるための共通の思想や伝統の起源、文化の推進力などに基づいたものである。これは、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金が誰か特定の人間を讃えるために設立されたような団体など、その他の団体と異なることを示す主な事実となっている。慈善事業は社会に反映させるものだという慈善事業の本質、そして、市民社会活動の本来の姿はすべての層の国民を巻き込むことであるという本質に関するカリモワ女史のコメントは、各国のメディアからも高い評価を得ていた。


(日本メディアからの「FFUから東日本大震災への義援金」への謝辞と
今後の日本関係への質問に対し)


 グリナラ・カリモワ女史は、東日本大震災による大きな被害に対し、深い悲しみの意を表した。カリモワ女史は、特に中央アジア地域の大国であるウズベキスタンを含む国際社会への協力や支援における日本の役割と尽力を高く評価した。それと同時に、両国民は、互いに深い親しみと温かさを抱いていることを指摘した。
 ウズベキスタンが独立した当初から、在ウズベキスタン初代日本大使の孫崎享氏や現参議院議員の中山恭子氏など、日本大使としてウズベキスタンに滞在された多くの方々のおかげで、日本でウズベキスタンが知られる大きなきっかけができ、日本の支援を受けて、文化センターが設立されたり、常に展示会などが開催されたりしてきた。日本大使らの尽力があったからこそ、震災により日本が困難な状況に陥ったとき、ウズベキスタンの社会がすぐに反応をしたのだということが指摘された。
 カリモワ女史は、東日本大震災の被災地に向けたウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金からの義捐金は、困難な中でも内面の力、不屈の精神、誇りを発揮させた日本国民への尊敬と支援の気持ちの現われであることを強調した。そこで、カリモワ女史は、どんな国であれ、国の考え方と、そして、何より民衆が国を作っているのだという非常に非凡で興味深い命題を示した。カリモワ女史は、大震災の際に、いかに日本人が反応し、行動したかということを世界は目の当たりにし、それに対して頭を垂れずにはいられないと心から強調した。  
 ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金の国際的な活動の中で初めて実施された事業のいくつかは、日本で行われたものである。東京でウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金は、法人格を取得している。ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金のイベントには、日本の多くの政治家、文化人、ビジネス界の代表が参加している。カリモワ女史は、文化人や何かしらの思想を持って集まった人が大きな尊敬の念と関心を持ってイベントを訪れているとき、日本のエリートの結束というものは感銘を与えてくれ、これは、日本の面白いメンタリティーと長所を物語っていると語っている。カリモワ女史は、演説の中で、安倍氏の総理大臣就任を祝った。カリモワ女史は、ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金が2006年に日本で活動を開始した時から安倍氏との交流がある。

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