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【本日解禁】映画界“発”「CG顔生成技術」。 短編作品「MIKOSHI」が放つ、映像表現の可能性とは

PR TIMES / 2013年10月4日 10時24分

---映画界から、映像の未来がやってくる。

CGを中心に新たな映像表現手法を追究する専門部署として東映(株)に新設された「ツークン研究所」による
短編作品「MIKOSHI」が完成し、本日その内容が解禁されました。
自社開発による制作手法「CG顔生成技術」を確立し、その第一弾作品として発表された本作。
映画界から発される未来の映像表現に、期待が集まります。




「MIKOSHI」では日本の伝統的な祭りを舞台に、人々と神々が交差する様が、その息づかい、迫力とともに幻想的に描かれます。
神社に集う人々の中で一際目を引く、象徴的な神輿、それを担ぐイモリや猿、空を舞う龍の彫刻…
ストーリーの鍵となるビジュアルはすべてCGで施され、現実と神聖の織りなす独特な世界観を作り上げています。

その中で活用されているのが、「CG顔生成技術」です。
役者の顔の演技、表情の細かい動きまでもを収録し、独自ソフトウェアで自在に操作するもの。
国内では未開拓領域であったこの技術を活かし、本作では人間の表情を身近な生き物に置き換え、その微妙な動きを再現することに成功しています。

この技術により、CGキャラクターの表情はより豊かに表現され、また実写映像においても例えば顔の若返りや老化も自在に操れるようになることが期待されます。果ては、フルCGを用いて実写と見紛えるクオリティで人間、役者を映像の中に生み出すことも叶う技術です。

映画界が生み出した「CG顔生成技術」は今後、より進化を遂げ、映像表現に変革をもたらすはず。
ツークン研究所の今後の動向が注目されます。


■短編作品「MIKOSHI」 ストーリー

静かな集落のはずれにある小さな神社の秋祭り、拝殿前では宮入り前の神輿が威勢良く担がれて、
神楽舞台では恒例行事の獅子神楽 が行われている。
一年に一度のハレの日を楽しむ人々の中には動物の顔をした産土神たちの姿も。
神輿に力が宿り大きく姿を替えると彫刻の龍が飛び出し空を舞い始め、
そしてクライマックスには龍から一人の少女に髪飾りが託された。


■短編作品「MIKOSHI」本編、メイキング映像はこちらからご覧いただけます。
本編 → http://youtu.be/FJK2Jtj1Lxg
メイキング映像 → http://youtu.be/SkAd1W1Z44Q


■ツークン研究所
東映(株)内に2010年に新設された部署。
"Zukun(ツークン)"とは「未来」を意味するドイツ語"zukunft"から付けられた造語である。
映像の「未来」をデザインする研究所として、映画界発の新たな映像表現への取り組みを進めている。
東映東京撮影所内の立地を活かし、撮影所が培ってきた「規模」「ノウハウ」「機動力」を活用できるモーションキャプチャースタジオを保有。一般的な CG プロダクションや モーションキャプチャースタジオという枠を超え、映像製作をトータルで考えたデジタルの有効活用を提案・制作することを最大のミッションに掲げている。
研究分野では、「デジタルヒューマン」「デジタルスタジオ」をテーマに独自のツール開発を進めている。
早稲田大学森島研究室、ゼロシーセブン(株)と共同開発している「フェイシャルキャプチャーシステム」は、
表情を収録するヘッドマウントカメラシステム(HMCS)と、3次元のフェイシャルデータをエディットする
フェイシャルエディットシステム(FES)から構成され、映画・テレビ・ゲーム等において、顔の若返りや老化といった経年変化や、CGキャラクター表現の幅を広げる。
モーションキャプチャーシステムと連動し、屋内外において実写撮影と共にパフォーマンスキャプチャーの収録も行うなど、次世代キャプチャーサービスとして新たなステージを提供していく。


☆お問合せ
東映株式会社 デジタルセンター ツークン研究所
担当:高橋
TEL: 03-3867-5029
FAX: 03-3867-5041
EMAIL: saw_takahashi@toei.co.jp

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