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アデランス海外生産の主要拠点に 全額出資の現地法人アデランス・ラオス社を設立

PR TIMES / 2014年5月28日 11時29分

海外生産体制を再編し欧米や日本の需要増で20%増産体制を確立 ~ラオス内閣官房長官ご臨席のもと設立式典を開催~

株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、全額出資の現地法人アデランス・ラオス社(Aderans Lao Co.,Ltd.)を2014年5月19日に設立しました。この設立に合わせ、5月27日(火)、ラオス人民民主共和国のブンペン・ムンポーンサイ(Bounpheng Mounphoxay)内閣官房長官*や在ラオスの岸野博之特命全権大使にご臨席いただき設立式典を行いました。



 アデランス・ラオス社は、ラオス南部のサワンナケート(Savannakhet)県に工場を建設し、本年9月に稼働させる予定で、ラオス国内で初めての自社生産工場となります。2012年より委託生産しているヴィエンチャン工場を合わせ、2015年度には全体の20%となる月産7,000枚のオーダーメイド製品と、全体の30%となる月産20,000枚のレディメイド製品の生産をラオスで行います。ラオス全体での雇用は、ヴィエンチャン工場1,000名、サワンナケート工場3,000名となります。新設するサワンナケート工場は、タイとラオスを結ぶ交通の要所に位置しており、元来、タイを主要生産拠点としてきたアデランスにとっては、資材、製品の物流に高い利便性があります。ラオスで生産するウィッグは、陸路タイを経由し日本や欧州、北米へ輸送します。

 ラオスは、近隣のタイやベトナムに比べ安い賃金水準です。進出工場が少なく優秀な人材を確保でき生産性も高いため、生産コストの低減が可能です。手織りの織物が伝統的に根付いているためウィッグ生産に適した手先の器用な労働力を確保できます。水資源が豊富で電力不足に陥る可能性が低いことも近隣諸国に比べると大きなメリットといえます。今回のアデランス・ラオス社設立には、政府からの協力も得ており、今後も継続的な支援を得られることを見込んでいます。

 アデランスでは、北米でオーダーメイドウィッグを販売するヘアクラブ社を2013年に買収しました。今後、このヘアクラブ社への製品供給を本格化していきます。また、国内でもとくに女性のウィッグ人気の高まりにより需要が増加しており、生産体制の強化が急務となっていました。ラオス第2工場の稼働により、20%の増産体制を確立します。

 アデランスは、1988年のアデランス・タイ社ブリラム工場を皮切りに、1992年のワールド・クオリティ社(タイ)、2002年のアデランス・フィリピン社と工場を稼働させ、東南アジアでの生産を拡大してきました。今回のラオス生産の本格稼働により、東南アジア3拠点の生産体制を整え、増加する需要に対応します。

*ブンペン・ムンポーンサイ Bounpheng Mounphoxay
内閣官房長官、ラオス人民民主共和国委員会常務、
ラオス経済特別区及び特別経済区管理省副大臣。

■アデランスの海外生産について
※添付資料参照

■アデランス・ラオス社の概要(Aderans Lao Co.,Ltd.)
○代表者
アデランス・ラオス社 プレジデント 石躍 典彦(いしおどり のりひこ)
○所在地
Savan SENO Special Economic Zone D, Kaysone Phomvihane District, Savannakhet Province
○おもな業務
ラオス生産を統括管理するほか、人材確保や地域社会、政府との渉外活動を実施

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