機器分離技術を活用したサービスの東京電力との共同実証について
PR TIMES / 2015年1月19日 16時28分
インフォメティス株式会社(東京都港区 代表取締役社長 只野太郎)と東京電力株式会社(東京都千代田区 代表執行役社長 廣瀬直己)は、平成27年3月より、インフォメティス株式会社の「機器分離技術」を活用したサービスの実証を共同で実施することといたしました。本実証では、インフォメティス株式会社はAI(人工知能)を用いた機器分離(ディスアグリゲーション)技術を提供いたします。本実証により簡易にローコストで得られる「機器ごとの使用状況データ」を活用して、顧客満足度をさらに高めるための新たなサービスの可能性を検討いたします。
●実証の概要
・ 実施期間:平成27年3月~平成28年3月
・ 対象:首都圏の一般家庭(約300世帯)、法人オフィス・商店等(約20か所)
・ 実証内容:
家庭向け:家電ごとの使用状況の見える化、およびデータを活用した付加サービス検討等。
法人向け:空調機等の機器ごとの使用状況の見える化、およびデータを活用したコンサルティング等。
【実証システムの概要図】
[URL: http://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-227792-0.jpg&time=0.44402902224101126 ]
【アプリケーションイメージ】
<家庭向け>
[URL: http://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-737796-1.jpg&time=0.9379845475777984 ]
現在の状況 一日の使用状況 月の使用量の内訳
<法人向け>
[URL: http://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d12366-1-224187-2.jpg&time=0.5060528442263603 ]
使用量分析サマリー画面 使用量分析詳細画面
●「機器分離技術」とは
分電盤の主幹を流れる電流の波形を観測し、クラウド上で機械学習を使ったAI(人工知能)により機器ごとの電流波形に分離し、機器ごとの消費電力量やOn/Offの状態などを推定する技術です。
【機器分離技術の特徴】
1.<センサーを設置するだけで機器ごとのデータを分離>
センサーで観測した電流波形から自動で各機器のモデルを生成するため、事前に機器の特徴量を個別計測してデータベース化する必要はありません。また、新たな機器を設置しても、一定の学習期間を経て分離を行うことができます。
2.<クラウド活用で常に最新のAI(人工知能)を適用>
機器ごとの電流波形の分離はクラウド上のAI(人工知能)で行うため、常に性能の向上や新機能の追加などを行うことができます。一度設置したセンサーには何ら変更を加える必要はありません。
3.<センサーのローコスト化が容易>
センサーは電流波形を計測し、インターネットに送信するだけのシンプルな構造であるため、小型化・ローコスト化を容易に進めることができます。既存のセンサーのファームウェアの変更で対応できる場合もあります。
4.<専用圧縮CODECにより、通信量削減>
センサーに、電流波形専用の圧縮アルゴリズムを搭載することで、センサー機器とクラウドサーバーとの通信量を非常に小さく抑えることができます。
5.<短時間の機器の使用も把握>
データ計測は1秒毎に行っているため、電子レンジの短時間使用など、分・時単位の計測では捕捉の難しかった機器の使用状況を把握することができます。
インフォメティス株式会社について
平成25年4月8日に設立、同年7月1日にソニー株式会社よりカーブアウト。AI(人工知能)・機械学習による時系列データの分析技術に強みをもち、現在は機器分離技術を使った「エネルギーデータによるスマートライフの実現」をめざし事業創造を行っています。
●お問合せ先
インフォメティス株式会社:http://www.informetis.com/
お問合せメールアドレス:info@informetis.com
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
モルフォAIソリューションズ、デジタル庁のアナログ規制見直し事業に採択された「Duranta アナログメーター遠隔監視&自動分析サービス」を提供開始
PR TIMES / 2024年4月16日 11時45分
-
新時代のロボティクスを先導するADI - モータ制御に始まる効率化への貢献
マイナビニュース / 2024年4月11日 12時6分
-
NTT Comなど、鶏舎環境モニタリングコントロールシステムの実証研究を開始
マイナビニュース / 2024年3月28日 15時36分
-
富士通、海中の生物や構造物の3次元形状データを取得する技術を開発
マイナビニュース / 2024年3月26日 13時26分
-
海洋デジタルツイン実現に向け、AIを活用して海中の生物や構造物の3次元形状データを取得する技術を開発
PR TIMES / 2024年3月26日 12時45分
ランキング
-
1東京円一時1ドル154円87銭、34年ぶり円安水準を更新…経団連会長「円安過ぎる」
読売新聞 / 2024年4月23日 20時39分
-
2パナ、電動自転車発火の恐れ バッテリー14万個リコール
共同通信 / 2024年4月23日 18時32分
-
3いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
4わずか2年半で消えた「幻のJR新型特急」とは 裏目に出た高性能
乗りものニュース / 2024年4月24日 9時42分
-
5「配属ガチャ」対策を進める企業が、一度立ち止まって考えるべきコト
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください