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「明治日本の産業革命遺産」山口県“萩の産業化初期の時代の遺産群”世界遺産登録決定!!

PR TIMES / 2015年7月16日 17時2分

日本の近代化始まりの地 山口県



このたび、ドイツで開催された第39回世界遺産委員会にて、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されました。
その中で、山口県萩市の「萩の産業化初期の時代の遺産群」は、「明治日本の産業革命遺産群」の8つのエリアの中で第一番目に掲げられており、明治日本の急速な産業の近代化は、山口県萩市から始まったとも言えます。
日本の近代化の先駆けを成した先人たちの想いが詰まった貴重な資産をご紹介します。

■萩反射炉 (はぎはんしゃろ/製鉄・製鋼)
住所 : 萩市大字椿東4897-7
西洋式の鉄製大砲鋳造を目指した萩(長州)藩が、1856年に建設した反射炉の遺跡。萩(長州)藩から佐賀藩に派遣された大工棟梁が持ち帰った反射炉の見取図を基に、試作的に建設された。
[画像1: http://prtimes.jp/i/14626/1/resize/d14626-1-814668-0.jpg ]



■恵美須ヶ鼻造船所跡(えびすがはなぞうせんじょあと/造船)
住所 : 萩市大字椿東5159-14
幕府の要請や木戸孝允(桂小五郎)の意見により、萩(長州)藩が設けた造船所の遺跡。藩は、伊豆の戸田村や長崎海軍伝習所に船大工ら技術者を派遣し、西洋技術の情報を得て伝統的な和船の建造技術を使って、2隻の西洋式帆船(丙辰丸、庚申丸)を建造した。
[画像2: http://prtimes.jp/i/14626/1/resize/d14626-1-120828-1.jpg ]



■大板山たたら製鉄遺跡(おおいたやまたたらせいてついせき/製鉄・製鋼)
住所 : 萩市紫福257-5
日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡。萩(長州)藩が西洋帆船「丙辰丸」を建造する際に用いた船釘などの原料鉄を供給しており、幕末の西洋帆船建造に当時の日本在来技術が利用されたことを示している。

■萩城下町 (はぎじょうかまち/当時の時代風景)
住所 : 萩市大字堀内1ほか
毛利輝元が建設した藩の政治・行政の中心であった萩城の跡(城跡)、藩の産業化や技術獲得などの政策を遂行した、身分が高い武士の屋敷があった旧上級武家地、当時の経済的な様相を現在に伝えている旧町人地の3つの区域によって構成される。

■松下村塾 (しょうかそんじゅく/人材育成)
住所 : 萩市大字椿東1537-1
萩(長州)藩の兵学者吉田松陰が主宰した私塾。吉田松陰は実家の杉家に謹慎していた1856年から門人への指導を開始し、1857年に現存する塾舎に移った。1858年に閉鎖されるまでの約2年10ヶ月の間に約90名の門人に指導を行った。
[画像3: http://prtimes.jp/i/14626/1/resize/d14626-1-476439-4.jpg ]



また、山口県の瀬戸内海沿岸は、大正時代から造船、化学、機械、金属などの工業が次々と進出し、さらに第2次世界大戦後は、石油コンビナートが形成され、全国有数の工業県に発展しました。
そして今、県内では、本県工業の特色を活かし、産業遺産や生産現場などを観光資源として活用する取組も進められています。


■産業観光バスツアー(宇部市、山陽小野田市、美祢市)
■工場夜景(周南市)

【URL】http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/

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