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あらゆる距離で自然な見え方を提供する新しい多焦点眼内レンズ 「テクニス シンフォニー オプティブルー」発売

PR TIMES / 2017年6月23日 15時36分

従来の多焦点眼内レンズの弱点である「コントラストの低下」や「ハロー・グレア現象」、「中間距離視力の落ち込み」を解消

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン傘下の米国Abbott Medical Optics, Incの日本法人であるエイエムオー・ジャパン株式会社は、白内障患者の方に遠方から近方まで広い明視域で自然な見え方を提供する新しいコンセプトの多焦点眼内レンズ「テクニス シンフォニー オプティブルー(TECNIS Symfony OptiBlue)」を、2017年6月26日(月)から日本国内において発売します。



日本国内で1年間に行われる白内障の手術症例数は100万例を超えると推測され、今後も増加することが見込まれています。白内障の手術では濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入する必要があります。眼内レンズには、大きく分けて単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあり、近方か遠方など1点にしかピントが合わない単焦点眼内レンズに比べ、近年は近方と遠方にピントが合う多焦点眼内レンズの人気が高まっています。

眼鏡を装用する機会を少なく生活できるようになる多焦点眼内レンズですが、レンズの構造上、単焦点眼内レンズに比べるとコントラスト感度(見え方の質)の低下や、夜間に光がにじんで見えるハロー現象、眩しく見えるグレア現象などが起こることがあります。また、多焦点眼内レンズは焦点が遠方・近方の2箇所に設定されているため、中間距離においては視力が落ち込む場合があります。

今回発売する「テクニス シンフォニー オプティブルー」は、多焦点眼内レンズのメリットを発展させながら、弊社独自のさまざまな技術やデザインを盛り込むことで、これまでの多焦点眼内レンズにおける弱点を解消した新しい眼内レンズです。眼全体の色収差を補正する「アクロマティックテクノロジー」などで単焦点眼内レンズに近い良好なコントラスト感度を提供し、独自の「エシェレット回折デザイン」でハロー・グレア現象を抑制し、かつ焦点深度を拡張することにより、遠方から近方まで、中間距離の落ち込みなく広い明視域で自然な見え方を実現します。


[画像: https://prtimes.jp/i/26799/1/resize/d26799-1-483300-0.jpg ]


【テクニス シンフォニー オプティブルー その他特長】
■暗所視や体内時計の調整に重要な役割を果たすブルーライトを透過
白内障や網膜疾患が無い健常な眼であっても、加齢によって暗いところでの視力感度は低下します。本製品ではこうした問題に対処するため、暗所視感度の35%がブルーライト(青色光)に依存していることに着目し、ブルーライトを通す設計にすることで、暗所での良好な視機能を期待できます。

また、パソコンやスマートフォンの画面に多く含まれるブルーライトを夜間、過度に浴びると体内時計が乱れて夜に眠れなくなるといった可能性が指摘されていますが、日中に適切な量のブルーライトを浴びることはむしろ、“朝に目覚めて夜に眠くなる”という体内の自然なリズム作りなどに役立つことがわかっています。白内障患者様には睡眠障害の方も多いと言われていますが、これは濁ってしまった水晶体がブルーライトを必要以上にカットしていることが一因と考えられます。

■長期安定性
本製品は、素材の合成工程と成型工程を分離する「ダイヤモンドクライオレースカット製法」で製造した独自の疎水性アクリルレンズを採用しています。これにより、レンズ内部に小粒子が輝いて見える「グリスニング」や、レンズ表面が白く濁ってしまう「ホワイトニング」といった不具合の発生を抑え、10年以上の長期にわたって高い透明性を維持します。

【「TECNIS Symfony OptiBlue」製品概要】
販売名:テクニス シンフォニー VB(モデル名 ZXR00V)
全長:13.0mm
光学部直径:6.0mm
医療機器承認番号:22900BZX00005000
製造販売元・資料請求先:エイエムオー・ジャパン株式会社
〒105-001 東京都港区虎ノ門5-13-1
TEL (03)5402-8900(代)

<エイエムオー・ジャパン株式会社について>
エイエムオー・ジャパン株式会社は米国Abbott Medical Optics, Incの日本法人です。白内障・緑内障手術領域の眼科医療機器・医薬品、屈折矯正手術領域の眼科医療機器、コンタクトレンズケア用品の三事業分野において製品とサービスの提供を行っています。詳細はエイエムオー・ジャパン株式会社のホームページ www.amo-inc.co.jp/ をご参照ください。

<ジョンソン・エンド・ジョンソンについて>
世界の人々をケアすること ―これが私たちジョンソン・エンド・ジョンソンの原点です。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、研究と科学を大切にしています。それは、これらの二つが人々の健康と幸せにつながる革新的なアイデアや製品、サービスを生むための原動力となっているからです。230社を超える世界各国のジョンソン・エンド・ジョンソングループ各社では、約126,400人の社員がヘルスケア分野におけるパートナーと連携し、世界中の何十億の人々の生活に日々関わっています。

<ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンについて>
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン は世界中の患者様の視力の矯正及び回復を使命としています。1987年に世界初の使い捨てソフトコンタクトレンズを発売して以来、世界的にリードしているアキュビュー(R) ブランドコンタクトレンズにより、患者様の視覚矯正を支援してきました。2017年、ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国アボット ラボラトリーズ社から、同社の眼科領域事業、アボット メディカル オプティクス社の買収を通じて眼科関連の事業領域を、白内障手術、レーザー屈折矯正手術(レーシック)及びコンシューマー向けアイケア製品に拡大しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンは103カ国で1日6千万人を超える患者様に奉仕しており、より多くの場所でより多くの人々の視力の矯正及び回復に寄与することを使命としています。フロリダ州ジャクソンビルとカリフォルニア州サンタアナの2拠点に本社を置き、社員数は世界で約8,400人に上ります。

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