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『中高年における健康維持・増進のための運動に関する調査』自分の健康・体力に合わせて運動している人は約8割。一方で、約半数が運動による身体の痛みを経験していることが判明。

PR TIMES / 2018年11月6日 16時40分

~身体の状態に対する認識不足や不適切な運動実態が明らかに~京都大学大学院 建内特定准教授 「予防理学療法で本質的な健康維持・増進を」

 ミクシィグループの株式会社スマートヘルス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:荻野泰弘)は、全国の50歳から79歳の男女600人を対象に、健康維持・増進のための運動に関する調査を2018年9月に実施しました。

【Topics】
1. 約半数の人が運動による痛みを経験。痛みが出た後も、2人に1人が変わらず運動を継続。47.3%の人が、健康維持・増進のために行っていた運動によって身体の痛みを経験。身体に痛みが出た後も、「それまでと変わらず運動を続けた人」は、45.4%。

2. ほとんどの人が、自分の健康・体力に合わせた運動を行っていると考えている。約8割の人が、自身の健康や身体の状態を把握したうえで、それに合わせた運動を行っている。自身の健康や身体の状態の把握方法は、自宅での計測や健康診断が主流。

3. 専門家からのアドバイス / 京都大学大学院 建内宏重特定准教授「中高年の運動には、より専門的で詳細な計測・評価に基づいた個人別プログラムが必要。それには、理学療法を活用した痛みの予防が有効。」



【Topic 1:約半数の人が運動による痛みを経験。痛みが出た後も、2人に1人が変わらず運動を継続。】
 健康維持・増進を目的にした運動によって、47.3%の人に「身体に痛みが出た経験がある」ことがわかりました[図1]。痛みの種類は、「膝痛」(42%)と「腰痛」(41%)が多いようです[図2]。
[画像1: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-168250-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-286772-1.jpg ]

 また、身体の痛みを経験したことで、運動習慣に変化があったかを聞いたところ、「それまでと変わらず運動を続けた」という人が45.4%いることが明らかに。
「運動の頻度を減らした」(29.8%)、「運動の種類を変えた」(13.2%)という人を合わせると、約9割の人が、身体に痛みを経験しながらも、健康維持・増進のために運動を心がけていることがわかります[図3]。


[画像3: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-120520-2.jpg ]


【Topic 2:ほとんどの人が、自分の健康・体力に合わせた運動を行っていると考えている。】
 一方で、自身の健康や身体の状態を把握したうえで、それに合わせた運動を行っていると答えた人は82.4%と、ただやみくもに運動をしているわけではないようです[図4]。身体の状態の把握方法は、「自宅での計測(血圧計、体組成計、など)」(68.7%)がいちばん多く、次いで「会社や地域の健康診断」(36.2%)というように、簡易的には自分でこまめに、年に1回ないしは半年に1回の健康診断でより精密に把握しながら、その結果に合った運動をしているようです[図5]。


[画像4: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-580656-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-819994-4.jpg ]

【Topic 3:専門家からのアドバイス / 京都大学大学院 建内宏重特定准教授「中高年の運動には、より専門的で詳細な計測に基づいた個人別プログラムが必要。それには、理学療法を活用した痛みの予防が有効。」】
ではなぜ、自分の健康や身体の状態を把握し運動を行っているのにもかかわらず、身体に痛みが出てしまうのでしょうか。京都大学大学院 建内宏重特定准教授に聞いてみました。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/38962/table/1_1.jpg ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/38962/1/resize/d38962-1-480871-5.jpg ]

建内宏重(たてうちひろしげ)
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻予防理学療法学講座特定准教授
博士(人間・環境学)

京都大学医学部保健学科助手、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻助教、ワシントン大学セントルイス校理学療法プログラム客員研究員を経て2018年4月より現職。

所属学会、役員等:日本運動器理学療法学会、日本基礎理学療法学会、日本予防理学療法学会、日本スポーツ理学療法学会、日本股関節学会、日本臨床バイオメカニクス学会、理学療法学編集委員会編集委員。
研究室:臨床バイオメカニクス研究室<http://clin-biomech.hs.med.kyoto-u.ac.jp/

【調査概要】
調査対象: 全国の50歳から79歳の男女600名
※現在もしくは50歳になって以降で、健康維持・増進を目的に、30分以上の運動を週2回以上行っている/いた方。
調査期間: 2018年9月14日~9月16日
調査方法: インターネット調査

【株式会社スマートヘルス】
株式会社スマートヘルスは、「テクノロジーを駆使した身体の状態評価」と「エビデンスに基づく運動プログラム」、「ミクシィグループで培ったコミュニケーション設計のノウハウ」を融合させた新しいウェルネス業態の展開をはじめ、ヘルスケアアプリの提供、サービス利用者のPHR(Personal Health Record)を蓄積したデータベースの構築など、多角的なアプローチで日本の健康寿命延伸に取り組む方針です。日本の超高齢社会を背景に増大し続けている社会保障給付費削減の一助となることを目指します。

■ミクシィグループ< mixi.co.jp >
ミクシィグループは、1997年の創業以来、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい仲間と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきました。人々の生活がより豊かになる未来を思い描き、ITの側面からコミュニケーションの活性化を促す事業・サービスを推進することで、より良いコミュニケーションの創造に取組んでいます。

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