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製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を提供するキャディ株式会社、総額約10.2億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2018年12月14日 9時40分



[画像1: https://prtimes.jp/i/39886/1/resize/d39886-1-323368-5.jpg ]


製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」を運営するキャディ株式会社(本社:東京墨田区、代表取締役:加藤勇志郎)は12月14日までに、DCM Ventures、WiL、グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、および個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約10.2億円の資金調達を実施いたしましたことをお知らせいたします。

当社は「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、2017年11月より「CADDi」の提供を開始しました。「CADDi」は、独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積もりシステムによって、品質・納期・価格が最も適合する会社とのマッチングを可能にする金属加工品の受発注プラットフォームです。3D CAD※データをアップロードし、数量や材質、塗装などのパラメータを指定すると、それに基づいて価格と納期が約7秒で算出・表示されます。発注側に対しては、低価格で高品質な加工品の安定発注を可能にするとともに、受注側である加工会社に対しては、相見積もりによる失注を無くし、安定的に案件を提供いたします。

※3-dimensional Computer Aided Design systemの略で、工業製品や建築物の設計・製図を行う目的で、造形物を立体的に表示・編集して作図を行うもの。

[画像2: https://prtimes.jp/i/39886/1/resize/d39886-1-741025-1.png ]


サービスの利用社数は2,000社を超え、全国の提携加工会社数は約70社に達しました。今後「CADDi」のさらなる事業拡大を図るべく、このたびの調達資金は開発および人材採用に充当し、組織基盤の強化に取り組みます。

現在の主な取り扱いは国内約4兆円の市場規模を持つ板金加工品ですが、2019年春には同程度の市場規模を持つ金属及び樹脂の切削加工品にも対応する予定です。今後は受発注の領域にとどまらず、製造業の設計から製造、物流、販売までのバリューチェーン全体を支えるプラットフォームを構築し、2021年にアジアNo.1の加工品取扱量を誇るサービスとなることを目指します。

なお、シードラウンド(2018年2月に実施)を含めた累計調達額は約10.9億円となります。

【シリーズAラウンド 引受先からのコメント 】

DCM Ventures インベストメントヴァイスプレジデント 原健一郎氏
「シード期からのCADDiの成長は、経営陣や事業、実行力、チーム力など全てにおいてめざましく私たちの期待を遥かに超えるもので、シリーズAではシードラウンドの持分より更に大きく投資をさせて頂きました。CADDiが現在の主力事業の先に描いている市場の大きさと製造業のプラットフォームに至るロードマップは投資家として期待で胸が膨らみます。事業の性質と経営陣の経験からも本当にグローバルで勝負ができる起業家、スタートアップだとDCMグローバル全体で強く思っています。」

WiL パートナー 久保田雅也氏
「CADDiは多品種少量品の調達における発注側、受注側ともに負の側面を、独自開発のアルゴリズムによる加工プロセスの自動化などにより解決を行うテクノロジー企業です。日本経済の根幹たる製造業、その巨大な市場の深い課題に真正面から向き合い解決を目指す当社を、WiLが抱える大企業パートナーとともにグローバル展開なども支援して参ります。」

グローバル・ブレイン 代表取締役 百合本安彦氏
「CADDi は、属人的で非効率・不透明であった発注プロセスを大きく変革しようとしています。経験豊富で優れた経営陣のもと、日本の「ものづくり」の強化に貢献していくことでしょう。グローバル・ブレインでは、当社のように業界変革を起こしてきた多数のスタートアップを支援してきています。」

グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパル 湯浅エムレ秀和氏
「CADDiは、ITやオペレーションはもとより、スタートアップ的な仮説検証力や実行力がずば抜けて高く、ローンチ後短期間ですでに業界プラットフォームとしての橋頭保を確立しています。今後、製造・調達プラットフォームとして、国内のみならずグローバルで飛躍していけるよう、急成長を支える組織作り・事業提携を含む多面的な経営支援をして参ります。」

■製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」について

[画像3: https://prtimes.jp/i/39886/1/resize/d39886-1-678645-2.jpg ]

CADDi(https://corp.caddi.jp/service)は、独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積もりシステムによって、発注者と品質・納期・価格が最も適合する加工会社とのマッチングを可能にする製造業の受発注プラットフォームです。3D CADデータからわずか7秒で見積もりを算出するため、従来2週間以上かかっていた見積もり取得の負担を解消できるうえ、低価格かつ高品質な加工品の安定発注を可能にします。100年以上イノベーションが起きてこなかった国内120兆円の調達領域における非効率を、テクノロジーを用いて構造変革することで抜本的に解決していきます。累計で全国約2,000社(2018年11月現在)の企業がCADDiを利用しています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/39886/1/resize/d39886-1-865504-3.jpg ]

代表取締役 加藤 勇志郎(かとう ゆうしろう)
1991年生まれ、東京出身。東京大学経済学部卒業後、2014年に外資系コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2016年に同社マネージャーに就任。日本・中国・アメリカ・オランダなどグローバルで、製造業メーカーを多方面から支援するプロジェクトをリード。特に、重工業、大型輸送機器、建設機械、医療機器、消費財を始めとする大手メーカーに対して購買・調達改革をサポートした他、IoT/Industry4.0領域を立ち上げ時から牽引。100年以上イノベーションが起きていない製造業の調達分野における非効率や不合理を、産業構造を変革することで抜本的に解決したいと思い、2017年11月にキャディ株式会社を創業。モノづくり産業の本来持つ可能性を解放することをミッションに、テクノロジーによる製造業の改革を目指す。

[画像5: https://prtimes.jp/i/39886/1/resize/d39886-1-225472-4.jpg ]

最高技術責任者 小橋 昭文(こばし あきふみ)
1990年生まれ。スタンフォード大学・大学院にて電子工学を専攻。世界最大の軍事企業であるロッキード・マーティン米国本社で4年超勤務。ソフトウェアエンジニアとして衛星の大量画像データ処理システムを構築し、JAXAやNASAも巻き込んでの共同開発に参画。その後、クアルコムで半導体セキュリティ強化に従事した後、アップル米国本社に就職。ハードウェア・ソフトウェアの両面からiPhone、iPad、Apple Watchの電池持続性改善プロジェクトなどに従事した後、シニアエンジニアとしてAirPodsなど、組み込み製品の開発をリード。2017年11月に、キャディ株式会社を加藤と共同創業。

<キャディ株式会社>
本社所在地: 東京都墨田区東駒形2丁目22-9
代表者  : 代表取締役 加藤勇志郎
設立   : 2017年11月9日
資本金  : 10.9億円(資本金準備金含む)
従業員数 : 20名(2018年12月14日現在)
事業内容 : 製造業における受発注プラットフォーム「CADDi」の開発運営
URL   : https://corp.caddi.jp/

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