JR奈良駅と近鉄奈良駅に設置された、奈良交通株式会社様向けデジタルサイネージに、ザイトロニック製タッチセンサー・ソリューション採用
PR TIMES / 2018年12月11日 11時40分
業界最高クラスの高センシング精度と高耐久性が、デジタルサイネージに求められる使いやすさ、高信頼性とメンテナンスの容易さに貢献
[画像1: https://prtimes.jp/i/40145/1/resize/d40145-1-153779-5.jpg ]
英ザイトロニック・ディスプレイ(Zytronic Displays Ltd., 本社: 英ニューカッスル、CEO: マーク・ケンブリッジ、以下: ザイトロニック)は、同社の高性能タッチセンサー・ソリューションが、表示灯株式会社様(代表取締役社長: 上田 正剛氏、以下: 表示灯)が設計・製作を手掛けた、奈良交通株式会社様のバス総合案内システム・デジタルサイネージに採用されたと発表しました。
今回採用されたザイトロニック製品は、タッチフィルム「ZyFilm」ならびにタッチコントローラー「ZXY100™」です。駅コンコースに設置された表示灯製のデジタルサイネージは2タイプで、JR奈良駅の製品には75インチの縦型タッチスクリーンが、近鉄奈良駅に設置された製品には75インチの横型タッチスクリーンが搭載されています。多言語表示によるバスの発車時刻や位置情報、バスのりば案内のほか、天気・ニュースの情報など、情報の質量の多様化に伴い、大型化・高解像度化(フルHDから4Kなど)が進んでいます。ザイトロニックのタッチフィルム「ZyFilm」は、標準で最大85インチ対角までの範囲内で、設計・設置が可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/40145/1/resize/d40145-1-481895-4.jpg ]
表示灯で製品開発事業本部 本部長を務める横田章洋氏は、ザイトロニック製品を採用している理由を次のようにコメントしています。「当社は、主にオリジナルの多言語対応地図アプリを搭載した、タッチ式デジタルサイネージを製作しており、近年は過酷な屋外環境下でも長期使用に耐える、防水防塵・大型・高輝度・高解像度のタッチ式デジタルサイネージのニーズが高まっています。外販だけでなく、自社運営の広告媒体としても設置を進めており、タッチスクリーンに限らずデバイスの選定について一切の妥協を許しません。採用の理由として特筆すべきは、1.基盤がコンパクトで、フレキシブルケーブルの寸法や位置を指定出来るので、筐体デザインの設計自由度が高い事。2.86インチクラスの大型静電容量式タッチスクリーンをワンオフで製造出来るメーカーは世界的にも稀である事などです」
ザイトロニックで、セールス・マーケティング担当ディレクタを務めるイアン・クロスビーは、次のようにコメントしています。「ザイトロニックは、表示灯様のご要求にお応えするために、個別要件に合致した、さまざまなカスタム・タッチフィルムを設計しなければなりませんでした。表示灯社様ご自身が、道順案内や公共情報を表示する、ご自身の顧客の要求に応じた製品を開発しているため、当社は特殊なデザインの製品を少量かつ必要なときに提供する必要に迫られました。しかし、当社の極めて柔軟な製造プロセスによって、形状や生産数量の制約を解き放ち、理想的なソリューションをご提供することができました」
デジタルサイネージ市場におけるザイトロニックの価値は、賞を獲得し特許を取得した投影静電容量式タッチ技術を使用して、大型スクリーンにおいてもスケーラブルなインタラクティブ性を提供できることです。この技術は、雨、雪、汚れ、破壊行為など、最も困難な環境のなかで機能することが実証されています。当社のソリューションを採用した世界各地の導入事例は、当社のWebサイト(https://zytronic.co.uk/technology/)でご紹介しています。
「ZyFilm」、「ZXY100」の主な特長
柔軟性の高いタッチフィルム「ZyFilm」は、硬質透明面の裏面に一時的、または半永久的に取り付けるよう設計されています。Zytronicタッチコントローラー「ZXY100」は、ザイトロニックの投影型静電容量方式(PCT™)タッチセンサーの全製品に対応するよう設計されており、PCに設定・接続することで、シングル、デユアルタッチのインタラクティブタッチ機能を実現します。製品仕様・詳細は当社Webサイト製品技術ページをご参照ください(https://zytronic.jp)。
表示灯株式会社について
表示灯株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 上田正剛)は、1967年の創業以来、全国の主要な鉄道駅において約2,600駅、市役所や区役所などの自治体庁舎においては850ヶ所以上、また近年では交番や運転免許センターなど、全国で3,500ヶ所以上に主力商品である周辺案内図「ナビタ」を設置しています。表示灯の「ナビタ」は色覚障がい者にも見分けやすいよう、東京大学と共同で研究した色覚バリアフリーマップデザインを採用しています。国土交通省監修、交通エコロジー・モビリティ財団発行の「バリアフリー整備ガイドライン」に掲載されるなど、高い評価を得ています。また近年は増加する来日外国人観光客に対応すべく、地図の多言語化やデジタル化にも積極的に取り組んでおり、利用者の利便性や快適性に貢献しています。
ザイトロニックについて
ザイトロニック(Zytronic Displays Ltd、本社: 英ニューカッスル、CEO: マーク・ケンブリッジ)は、現在世界で最も広く使用されているタッチスクリーン技術である、投影型静電容量(PCT™およびMPCT™)型タッチ技術分野のパイオニアです。当社のタッチセンサーは、イングランド北東部3ヵ所の近代的な工場で製造されています。特許出願済みで国際的な賞を受賞した、ザイトロニックのPCT™およびMPCT™センシング製品は、ATM、デジタルサイネージ、自動販売機、ゲーム機、産業および医療分野向けに世界的に使用され、厳しい環境下においても究極のタッチスクリーンソリューションを提供します。同社の成功は、最大85インチまたはそれ以上の大きさのカスタムデザインで提供できる特許取得済みの高耐久性タッチセンシング技術によるものです。詳細は当社Webサイトをご参照ください(www.zytronic.jp)。
商標・記載事項の注意について
ザイトロニック社名・ロゴ、PCT™およびMPCT™は、Zytronic Displays Ltdの商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。
掲載写真について(ご提供: 表示灯株式会社)
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