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象牙問題の真実を伝えるプロジェクトを始動「Hankograph」 特設サイトにて「#私は象牙を選ばない」意思表明の署名活動スタート

PR TIMES / 2019年4月18日 11時40分

~ 私たちの選ぶ印鑑が、象の生死を分ける。~日本は、国内象牙販売量、世界一。象牙消費の80%は印鑑。

環境保全団体 WILDAIDは、野生生物製品の需要を減らす活動の一環で、日本における象牙販売・取引への問題提起として、象牙問題の真実を伝えるプロジェクト「ハンコグラフ」を始動します。ムービー・特設サイトを通じて署名を募り、多くの人々に象牙を取り巻く現状を伝えていきます。




特設サイト:https://noivory.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-183623-0.jpg ]

ムービーURL: https://youtu.be/TXhiGrNKFec

▼日本は世界最大の象牙販売国
全世界的に足並みをそろえて象牙利用の廃止を目指している一方、日本においてはいまだに象牙販売は合法として続いており、事実上の世界最大の象牙販売国と位置付けられています。また毎年日本が消費している象牙の約8割が印鑑として何気なく消費されており、日本は世界から象牙国内取引の閉鎖を強く求められています。


WILDAIDと認定NPO法人アフリカゾウの涙は日本において、IVORY FREE JAPAN 2020(象牙を使わない日本)を目標に宣言し、グローバルコミュニティーと共に日本が象の保全に参加することを目標としています。「#私は象牙を選ばない」をステートメントとして、“印鑑の残虐性を、印鑑によって伝える”をテーマとした動画を展開し、さらに特設サイトを設け、日本における象牙取引の閉鎖に対する署名運動を展開していきます。

▼絶滅危惧のアフリカゾウ、1世紀でわずか3%に
現在、象牙捕獲を目的に15分に1頭のアフリカゾウが殺されているとされており、このペースだと約10年も経たない内にアフリカゾウは絶滅すると言われています。2016年のワシントン条約締約国会議Cop17では、象牙の国内取引を世界的に閉鎖することが決議され、後に当時象牙消費大国であった中国や香港は2017年で象牙国内取引をやめる計画を発表しました。

▼印鑑の残虐性を、印鑑によって伝える「ハンコグラフ」プロジェクト
象牙捕獲を目的に多くのアフリカゾウが密猟され続けている現状と、その残虐さを伝えるべく、象牙印鑑文化に着目しました。動画「Hankograph」は、“印鑑の残虐性を、印鑑によって伝える”をテーマに、すべて印鑑によって制作されたアニメーションです。
アニメーションは、アカデミー賞にノミネートされた『頭山』などで知られる世界的アニメーション作家、山村浩二が担当しました。サバンナを悠々と歩くアフリカゾウが、象牙捕獲のために銃で狙われた後に、生きた状態のまま顔面を削り取られ牙を奪われる残虐かつリアルな光景を、500本の木材の印鑑を使用し、2,400枚の紙に押印、一枚ずつ撮影して映像化しています。
この動画を通じて、印鑑を選ぶ際に、象牙ではなく、木材など持続可能な素材の選択を提案します。

タイトル:「Hankograph」
URL:https://youtu.be/TXhiGrNKFec
[画像2: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-910746-20.png ]



タイトル:「Making of Hankograph」
URL: https://youtu.be/gSkI9EcEhzg


[画像3: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-211140-21.png ]


制作チーム コメント
問題は、多くの日本人が“知らなかった”ことだと思います。日本が象牙消費大国であること。象牙が生きた象から獲られていたこと。そして、アフリカゾウが絶滅の危機にあること。僕も、この仕事に関わるまで知りませんでした。ハンコは、日本人にとってサインに代わる非常に重要なもの。だからこそ、自分のハンコを作るとき、なんとなく選ぶのではなく、よく考えて、象牙以外のサステナブルな素材を選んでほしい。木材の、500本の印鑑が描き出す“Hankograph”に込めたメッセージが、ひとりでも多くの人に届き、行動を変えるキッカケになったらうれしいです。多賀谷 昌徳 (クリエイティブディレクター/ GREY Tokyo )

▼「#私は象牙を選ばない」特設サイト


[画像4: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-594303-19.jpg ]

「#私は象牙を選ばない」特設ページでは、日本における象牙取引の閉鎖に対する署名運動を展開します。


制作チーム
クリエイティブディレクター:多賀谷昌徳
アートディレクター:高井学
デザイナー:西若千穂
デジタルデザイナー:高丘まりあ
アカウントディレクター:福田恵
プロデューサー:木下健太郎
プロダクションマネージャー:今野聖也
キャンペーンプロデューサー :山脇愛理
アニメーション監督:山村浩二
撮影:上野千蔵
照明:池田啓介
SE : 笠松宏司
音楽:冷水ひとみ
MA:戸村貴臣
オンラインエディター:沖野好常
メイキングエディター:浅岡譲二

▼本プロジェクト公式賛同者
上原大祐さん(パラリンピック銀メダリスト) / 岡西佑奈さん(書家)/木佐彩子さん(アナウンサー) /佐藤慧さん(フォトジャーナリスト)/ジャッキーヒョンさん(モデル・俳優)/滝川クリステルさん(一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事)/米倉誠一郎さん(経営学者・一橋大学特任教授) (五十音順)

[画像5: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-928640-16.jpg ]

WILDAID 公式アンバサダー/ジャッキー・チェンさん
150以上もの作品に出演する格闘技アクション俳優。ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムや香港アベニュー・フォー・スターズの星にも登録されている。慈善家としても、UNICEFの親善大使や動物保護や災害支援など数々のキャンペーンを応援し、WILDAIDは20年以上アンバサダーを務める。

[画像6: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-359444-17.png ]

滝川 クリステルさん
動物愛護生物保全活動家。アニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロ・ 生物多様性保全を目的に一般財団法人を設立。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問を務める。2018年にフランス国家功労勲章シュヴァリエなど複数の勲章を受章。

[画像7: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-704475-18.jpg ]

木佐 彩子さん
フリーアナウンサー。子供時代はロサンゼルスで過ごし、大学卒業後フジテレビに入社。自然体のキャラクターで人気を集める。数々のテレビ番組やCM、公式イベントの司会などで活躍し続ける。

▼Earth Day Tokyoに出展

[画像8: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-358815-14.png ]

1970年アメリカのG・ネルソン上院議員が、4月22日を”地球の日”であると宣言したことをきっかけに誕生した、アースデイ。日本では、1990年に第1回目のアースデイがおこなわれたのを出発点として、各地でイベントや企画がおこなわれています。WILDAIDはIVORY FREE JAPAN2020のキャンペーンの一環として、アースデイ東京に認定NPO法人アフリカゾウの涙との共同出展します。会場では「Hankograph」動画制作時に使用された500本の木製印鑑を展示いたします。

イベント概要
イベント名:アースデイ東京
日程:4月20日(土)~21日(日) 10:00~17:00
場所:代々木公園 (東京都渋谷区代々木神園町2−1)
特設ページ:https://www.earthday-tokyo.org/

▼WILDAIDについて

[画像9: https://prtimes.jp/i/44047/1/resize/d44047-1-259180-15.png ]

米国カリフォルニア州 サンフランシスコに拠点を置く環境保全団体。WildAidは野生生物製品の需要を減らすことに焦点を当てています。 アジアだけでなく、イギリスのウィリアム王子やサッカーのデイヴィッド・ベッカムなど、世界の著名人やビジネスリーダーと協力して、公共サービスの発表や、教育的な取り組みを通じて野生生物の製品購入することを禁止する活動に取り組んでいます。

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