1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

誰もが宇宙ビジネスに挑戦できる時代へ、宇宙分野の事業創出と人材育成を支援するABLabが一般社団法人へ移行

PR TIMES / 2019年12月4日 16時15分

顧問にNASA JPL研究員兼作家の小野雅裕氏が就任

宇宙産業の裾野拡大に取り組む有志が運営している、宇宙ビジネスのコミュニティ「ABLab」(所在地:東京都中央区、代表理事:伊藤真之)が、今後の活動規模を拡大し、新規事業創出に向けた取り組みや、企業提携、人材育成の加速を目的とし、2019年12月3日付で任意団体から「一般社団法人ABLab」へと移行しましたことをお知らせいたします。そして、NASAジェット推進研究所(JPL)研究員で、作家としても活躍している小野雅裕氏が顧問として就任しました。今後、ABLabの活動全般に対し助言をいただくこととなります。



[画像: https://prtimes.jp/i/52119/1/resize/d52119-1-384050-0.jpg ]


■ABLabとは
ABLabは宇宙ビジネスを志す人が集うコミュニティとして2018年8月に設立され、異業種人材の交流、勉強会、イベント企画運営等の活動を行っています。
株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:家入一真)が運営する継続課金型コミュニティプラットフォーム「CAMPFIRE Community」をプラットフォームとして運営され、2019年12月現在で約70名の有料会員がいます。

■法人概要
名称:一般社団法人ABLab
代表理事:伊藤真之
理事:萩原啓司、片山久実
監事:星諒佑
顧問:小野雅裕
所在地:東京都中央区日本橋
URL:https://ablab.space/

■ABLabの設立背景
宇宙産業の成長が世界的に加速している昨今、日本においても、宇宙という新たな市場での競争力を獲得するため、より多くの民間企業がいち早く宇宙事業に参入する重要性が高まっています。しかしながら、これまでの国内宇宙産業は官需中心で閉鎖的な環境にあり、短期的な利益の出しづらさから民間のプレイヤーが増えず、米国や中国に大きく遅れを取っている状況です。

このような課題に対し、宇宙政策委員会産業振興小委員会(内閣府)は2017年5月に「宇宙産業ビジョン2030」※を発表し、宇宙産業全体の市場規模(当時1.2兆円)を2030年代早期には2倍の約2.4兆円に増やすという目標を掲げるなど、国をあげて宇宙産業拡大に向けた取り組みが始まっています。

こういった環境下において、マクロに対しミクロなアプローチとして、民間企業で働く一人一人の行動を活性化すべく設立されたコミュニティがABLabです。宇宙ビジネスに関心のある個人が自由に参加できるオープンな場を提供することで、業界や職種を超えて多様な人材が交わり、そのコラボレーションによってイノベーティブな事業を創出することを目指しています。

働き方改革によって多くの企業で効率化され生み出された個人の余暇時間を、コミュニティ活動を通して新たなコラボレーションへと昇華させる挑戦でもあります。

※宇宙産業ビジョン2030
https://www8.cao.go.jp/space/vision/vision.html

■活動内容
ABLabの活動は大きく3つに分類できます。

1つ目は、FacebookグループやSlack、Zoom等のITツールを活用したオンラインでの交流や情報交換。常時、会員同士で会話のやりとりがなされています。

2つ目は、毎月1回以上開催される勉強会。外部から専門家やビジネスプレイヤーを招いたり、専門スキルを持つ会員同士で教え合うなどして、宇宙ビジネス関連の知識を高めています。

3つ目は、任意のプロジェクト活動(分科会)。現在15以上のプロジェクトが並行して動いており、会員は好きなプロジェクト活動に参加できます。また、自身で新たにプロジェクトを立ち上げることも可能です。

例えば、内閣府主催の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster」※に挑戦するプロジェクト、日本初の月面探査実現に挑戦するプロジェクト、宇宙をテーマとしたアパレルブランドをプロデュースするプロジェクト、宇宙教育の事業に挑戦するプロジェクト、ラジオで情報発信するプロジェクトなど、幅広く活動を行っています。

※S-Booster
https://s-booster.jp/

■ABLabの主な実績
・内閣府主催の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2019」に、「SEESE from ABLab」というチームでエントリーし、JAXA賞を受賞。(2019年11月)
・月面探査車YAOKIを開発する株式会社ダイモン(本社:東京都大田区、代表取締役:中島紳一郎)と提携し、2021年に日本初の民間による月面探査実現を目指す「YAOKIプロジェクト」を発足。(2019年10月)
・FMフジ「みんなのラジオ」(毎週月曜19:30~20:00)にて、宇宙ビジネスの情報発信を行うコーナー「ABLabの、宇宙に挑め!」を2019年5月から毎月配信している。
・宇宙ビジネスに関心のある人が集う交流イベント「Cafe & Bar 流れ星」を2018年10月から毎月開催している。
・ANAとJAXAが主催する「AVATER X コンソーシアム」に一般会員として参画。

■会員募集について
ABLabでは、人数を限定したうえで個人会員を募集しています。ABLabへの参加を希望される方は、「CAMPFIRE Community」上で、ABLabのパトロンになることで参加することができます。ただし、満員の場合は次回の追加募集までお待ちいただく必要があります。

URL:https://community.camp-fire.jp/projects/view/86075
対象:どなたでも参加できます。
※未成年は保護者の合意を確認させていただく場合があります。
月会費:社会人は5,000円前後、学生は3,000円前後。
※増員する度に、後から入る方の金額を上げています。

■代表理事プロフィール
伊藤真之(いとうまさゆき):
ITソフトウェアの販売・サポートを行う株式会社アシストにて広報・マーケティング担当を務めつつ、副業で宇宙ビジネスの活動を行っている。2018年1月、子供の宇宙好きがきっかけで宇宙の勉強を始め、そこから見えてきた宇宙産業の課題を解決するため、宇宙ビジネスのコミュニティ「ABLab」を2018年8月にスタート。「地球上のすべての業界を、宇宙産業に巻き込む」という夢を掲げ、賛同する仲間たちの活動をサポートしている。

■顧問 小野雅裕氏プロフィール
NASAジェット推進研究所(JPL)研究員。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、同年9 月よりマサチューセッツ工科大学(MIT) に留学。2012 年に同航空宇宙工学科博士課程および技術政策プログラム修士課程修了。2012 年4 月より2013年3 月まで慶応義塾大学理工学部助教。2013 年5 月より現職。主な著書は『宇宙に命はあるのか』(SB新書)『宇宙を目指して海を渡る』(東洋経済新報社)。火星探査車『マーズ2020 ローバー』やエウロパ着陸機などの人工知能アルゴリズムの開発の他、将来の宇宙探査機の自律化に向けた様々な研究を行なっている。阪神ファン。好物はたくあん。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください