1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

こくみん共済 coop と金沢大学が産学連携の共同研究を開始 子どもの交通事故を防ぐ「7才の交通安全プロジェクト」

PR TIMES / 2020年1月7日 15時45分

~歩行中の交通事故の死傷者、24年間連続で7才が最多~

こくみん共済 coop(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事理事長・廣田 政巳)は、子どもの交通事故を減らすための取り組みである「7才の交通安全プロジェクト」において、金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の藤生慎准教授と共同研究を開始いたします。この協力によって7才児の交通事故を減らすためのより具体的な施策の実施と、産学での共創の輪を広げてまいります。
【7才の交通安全プロジェクト公式サイトURL: https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj.html



[画像1: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-992165-8.png ]

■日本の交通課題の解決に向けた取り組み
 歩行中の交通事故による死傷者数を年齢別にみると、7才児の死傷者数が際立って多く、この傾向は1994年(平成6年)から2017年(平成29年)の調査までの24年間変わることがなく、日本の交通事情における大きな課題であり続けてきました(1990年(平成2年)から1993年(平成5年)までは6才児が最も多く、7才児は2番目に多い結果でした) 。本内容を含む交通事情の統計を調査する交通事故総合分析センターは、この理由を「小学校への入学後に登下校中の事故が増加するためである」と推定しています。
 保育園までは保護者や園の関係者が送迎、幼稚園・保育園から帰宅後も保護者が付き添って過ごす場合が多いものの、小学校入学とともに子どもたちだけで登下校を行い、また登下校中以外でもこの頃から子どもだけで行動する機会が増えるため、小学校入学を境に交通事故の発生リスクが高くなると考えられています。
 交通安全教室などにより、子どもに通行ルールの啓発を施す努力が重ねられてきましたが、頭では危険や予防策を理解していても、子どもは年齢が低いほど実際の安全行動につながりにくいのが現実です。こうした実情を踏まえ、こくみん共済 coop は金沢大学との共同研究によって、新たな改善策を生み出すことで、日本の交通が抱える長年の課題を解決することを目指します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-569106-1.png ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-107188-2.jpg ]



■こくみん共済 coop の取り組みー108,840本の横断旗を全国に寄贈


 2019年1月から同年3月にかけて実施した「マイカー共済見積もりキャンペーン」と連動し、お見積もり1件につき横断旗1本を寄贈する取り組みを行いました。多くの皆さまのご協力により、最終的に108,840本の横断旗を全国の児童館などへ寄贈いたしました。また、一般財団法人児童健全育成推進財団さまと児童館の皆さまのご協力のもと、都内の児童館にて横断旗の寄贈イベントも実施しました。


 イベントには、児童館を利用する子どもたちやお母さま方に参加していただき、交通安全啓発のよい機会とすることができました。
 マイカー共済のお見積もり1件につき横断旗1本を寄贈する取り組みは、第2弾を2019年9月1日から同年12月31日まで実施しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-157125-3.png ]



[画像5: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-813847-4.png ]



■金沢大学の取り組みー7才の交通安全プロジェクトに賛同。幼稚園と共同で交通安全に関する実証実験を実施
 金沢大学の理工研究域地球社会基盤学系、金沢大学理工学域環境デザイン学類、金沢大学大学院自然科学研究科の研究者らが「小学校低学年児童の交通安全に関する基礎的研究」として、金沢大学人間社会学域学校教育学類附属幼稚園と共同して実証実験を実施しました。年長年次の男女園児を被験者にアイマークレコーダーを用いて、交差点での挙動を調査した結果、現状の「とまれ」標識の設置位置や表記の方法が子どもの注意喚起には不充分であると判明しました。また、同幼稚園園長へのヒアリング調査では「小学生になる前に、幼児教育の専門家が交通安全について教えるべき」との回答を得ました。


 今回の調査では、一般的な標識の配置とデザインでは、危険を知らせるサインも子どもの目に留まりにくいこと、さらには交通の専門家や親だけでなく幼児教育の専門家による交通安全教育が必要だと分かりました。園児や小学校低学年にとって目を引く標識をつくり、幼児とのコミュニケーションの専門家による交通安全教室の開講などが、 7才児の事故率の高さという積年の課題への具体的な対策となりうる可能性が示唆されました。


 こくみん共済 coop と金沢大学は今回の実験を契機に、交通安全の改善に向けた取り組みに邁進してまいります。

[画像6: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-428795-6.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-463240-7.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/52491/1/resize/d52491-1-913095-5.jpg ]



■こくみん共済 coop の理念
組合員の皆さまと共有すべき変わらぬ価値観です。当会は、この理念を基本にして活動を展開しています。

みんなでたすけあい、 豊かで安心できる社会づくり

「みんなで」
当会に集う組合員、さらにはすべての勤労者・生活者を意味します。また、生協の理念である「万人が一人のために」という万人の意味を付しています。さらに、組合員の自主的参加を高めていくという意味を込めています。

「たすけあい」
労働者のたすけあいからスタートした創立当初からの礎であることを意味します。また、これからも共済であること、そして共助の精神を持ち続けることが不変の存在意義であることを意味しています。

「豊かで」
経済的な豊かさとともに、精神的な豊かさの向上を意味します。また、出発点である「労働者のためのより安い保障」から、より経済的な保障を得ることで精神的な安心を得るという共済の本来の役割も意味しています。

「安心」
たすけあいの成果であることを意味します。さらに、社会不安の解消こそが、現在から未来に向かって欠くことのできない変わらぬ価値観であることを意味しています。

「社会づくり」
労働者福祉運動として始まった歴史的経過を踏まえ、個々の組合員の生活向上に止まらず、社会全体に貢献していく姿勢を意味します。また、共済というたすけあいの輪の広がりが運動となり、より良い社会の実現に向けて行動していくという、協同組合運動の趣旨も意味しています。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください