エイビット、ローカル5G検証機「AU-500シリーズ」を5月から提供開始″日本初″サブ6帯とスタンドアローン方式をサポートしローカル5Gの実証実験を支援
PR TIMES / 2020年5月20日 13時35分
日本で初めてサブ6帯とスタンドアローン方式を同時サポートし、端末と基地局をセットで提供することで、ネットワーク構築時間を削減。企業での導入とローカル5Gを利用したソリューションの開発を支援。
株式会社エイビットは、2020年5月20日より、日本で初めて(※)4.6GHz帯とスタンドアローン方式をサポートしているローカル5G検証機「AU-500シリーズ」を販売いたします。エイビットは、多くの企業からローカル5Gの実証実験を行いたいというニーズを受け、端末と基地局をセットで提供することで、ネットワーク構築時間を削減。企業は「AU-500シリーズ」ご購入後、すぐにローカル5Gの実証実験(※)を実施することができます。
※自社調べ(2020年4月時点)
※実験試験局免許が必要となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56233/1/resize/d56233-1-317471-12.jpg ]
ローカル5Gは、「大容量・超低遅延・多数同時接続」といった第5世代通信システム(5G)の特徴を活かし、スマートファクトリーや鉄道、港湾などの重要インフラのデジタル化など、さまざまな分野で期待されています。ローカル5Gは、一般企業や自治体のローカルニーズに応じてローカル5G無線局の免許が交付され、スポット的に5Gの通信環境が構築されます。特にカバーエリアが広いサブ6帯の周波数は今年度制度化に向けて準備が進められております。
エイビットはこれまで公的研究機関が実施する5G実証実験に参加し、5G開発の経験を積んできました。この経験を活かして2018年度に4.6GHz帯で動作する5G評価システムを開発し、2019年度に大規模マシンタイプ(mMTC)のローカル5G検証機セットAU-100シリーズを開発しました。このAU-100 では多数のセンサーを接続することができ、5G のIoTシステムを構築してきました。
現在、カバーエリアの広いサブ6の電波で高速大容量のローカル5Gを実現したいという強いニーズがあります。エイビットはこのニーズに対応するため、高速大容量タイプ(eMBB)のローカル5G検証機AU-500シリーズを開発しました。AU-500は、無線環境を簡単に評価できるように端末と基地局のセットになっており、周波数は4.6GHz帯をサポート、スタンドアローン(SA:Stand Alone)として簡単に動作します。今後、ミリ波対応や高性能アンテナを2020年度2Qに追加リリースし、ローカル5Gの実証実験を支援していきます。
AU-500ではお客様のローカル5Gのビジネスプランに沿った検証やサービス開発が可能となっております。例えば、自動運転やスマートファクトリー向けに無線伝搬や伝搬遅延の試験をすることができます。また、監視サービス向けなどに4k映像の伝送実験も実施できます。
エイビットでは、これら5G技術の知見やノウハウを活用して、ローカル5Gのコンサルティング、実証実験サポート、試験局免許申請のサポートも提供いたします。また、ローカル5Gのビジネスを共同で推進していく戦略パートナー制度も設け、さまざまな分野の会社と連携することで、ローカル5Gを加速していきます。商用機は来年春に発売を予定しております。
《特徴》
AU-500はスタンドアローンモードを採用し、LTEやWiFi環境に影響受けずに、4.6GHz帯の無線環境の試験を実施することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/56233/1/resize/d56233-1-587859-14.png ]
《AU-500仕様》
■構成
検証機セットは端末となるAU-500UEと基地局となるAU-500gNBから構成されています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/56233/1/resize/d56233-1-131757-13.png ]
■標準化
3GPP Release-15準拠
■無線
5GNR(4.6GHz帯、100MHz)を採用
■機能
ユーザ認証(専用SIM)、外部5GC接続インタフェース
■特設サイト:
https://www.abit.co.jp/local5g/
【株式会社エイビットについて】
株式会社エイビットは、5G 、 LTE、LPWA 、 PHSなど無線通信方式を利用した通信端末の開発メーカーであり、遠隔検針、セキュリティー、防災ソリューションで大規模IoT需要分野に精通している。特に都市ガス、LPガス用遠隔検針ユニットでは日本トップシェアを有している。また、5Gの測定器メーカーでもあり、通信キャリアに多く採用されている。
代表者: 代表取締役社長 檜山 竹生
所在地:〒192-0072 東京都八王子市南町3-10
設立: 1986年7月12日
URL: https://www.abit.co.jp/
・本件に関する問い合わせ
株式会社エイビット 営業部 5Gビジネスユニット
E-Mail:sales-5g@abit.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
設計情報から建物の高精度無線環境予測に成功
PR TIMES / 2024年4月24日 14時10分
-
6G移動通信に向け世界最高クラスのサブテラヘルツ帯無線デバイスを開発し、100Gbpsの超高速伝送を実現
Digital PR Platform / 2024年4月11日 15時7分
-
「高専が地域を変える!」全国の高等専門学校の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「高専ワイヤレステックコンテスト2024」応募開始!
PR TIMES / 2024年4月3日 19時45分
-
MIMO接続をシミュレートできるモジュールの製品ラインナップを拡充
PR TIMES / 2024年3月29日 11時15分
-
5G通信を利用した遠隔嚥下内視鏡検査の実証実験を実施
PR TIMES / 2024年3月26日 10時45分
ランキング
-
1【速報】1ドル=155円を突破 円安止まらず 日米金利差「縮まらない」見方から円売り・ドル買い強まる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 21時19分
-
2目印は「エコだ値」シール、セブン-イレブン“見切り品”値引き拡大へ 食品ロス削減へ…客「貢献できて嬉しい」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月23日 20時0分
-
3IHI、エンジン燃費改ざん 4千台超、80年代からか
共同通信 / 2024年4月24日 23時26分
-
4サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
5「東大理3受かった子」に共通する"意外な性格" 日本イチ頭いい子供たちはどう勉強している?
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 5時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください