100年前の着物を織りなおす。絹織物「伊勢崎銘仙」を使用したシルクパンツがアパレルブランドAy(アイ)から誕生!
PR TIMES / 2020年9月12日 10時45分
"文化を織りなおす"をコンセプトに、鮮やかなテキスタイルを取り入れたアパレルブランドAy。日本の地域文化に焦点を当て、養蚕が盛んな群馬県の絹織物を贅沢に使ったパンツが発売開始。
株式会社Ay(読み:アイ 代表取締役:村上采)はビンテージ着物や伝統工芸品などのテキスタイルを使用したパンツを主に展開するアパレルブランドAyを運営しています。
2019年のブランド設立以来、鮮やかなテキスタイルがAyのアイデンティティとなりました。100年前に生産され現在は高齢化により衰退している絹織物「銘仙」を取り入れたパンツを2020年9月12日(土)より、公式オンラインショップ(ay.style)にて販売を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/65361/1/resize/d65361-1-426108-0.png ]
■ブランドコンセプト
Ay(アイ)は、「文化を織りなおす」をコンセプトに、今ある文化を解し、向き合い、再び織りなします。文化の精神性や要素を捉えなおし紡いでいくことができる。うつりゆく時代とともに今あるものをより愛される服へ。
■Japanese Silk Pants
ゴムウエストのイージーパンツにピンタックを入れることで、履きやすさときちんと感の両方を兼ね揃えました。裾に向けて軽くテーパードしたシルエットは合わせるシューズを選ばずに着用いただけ、立体感のある着物生地の風合いを最大限に活かした着こなしができます。
表には絹100%の着物生地、その着物生地に最も合うシワになりにくい裏地、そして絹の縫い糸を使用しているのでをシームレスな肌触りが体験できます。
■パンツ誕生秘話
群馬県伊勢崎市の絹織物である「銘仙」は、大正から昭和初期にかけて普段着として一般庶民に愛された着物です。銘仙を生産した産地は他にも秩父、足利、桐生、秩父、八王子などがあります。その中でも「伊勢崎銘仙」の特徴は
原材料が、正絹100%であること(生糸だけではなくていわゆる屑繭から作った絹糸紡績、絹紡糸といいます)
単純な平織りであること
織る前に糸に柄を付けてしまう先染めであること
が特徴です。生産は分業制だったので仕上がるまでに十数人、伊勢崎銘仙の独自技法の併用絣でいえば、14工程あり、職人が一人でもいい加減な仕事をした場合、柄があわず商品にならなくひとりひとりの職人の熟練した手仕事で成り立っていました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/65361/1/resize/d65361-1-985189-6.jpg ]
しかし、現在、銘仙は高齢化や技術の衰退が原因により生産がとまっています。次世代に地域文化を「知ってもらいたい」「紡いでいきたい」という地域の方々の想いから、Ayは銘仙を起用しました。
代表が自ら仕入れたビンテージ着物を解き、向き合い、再び織りなします。銘仙は絹でできているので衣服にする際に扱いが難しく多くの苦戦がありましたが開発を重ね、このパンツができました。
■ピックアップアイテム
[画像3: https://prtimes.jp/i/65361/1/resize/d65361-1-209445-5.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/65361/1/resize/d65361-1-659319-4.jpg ]
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■Ay概要
会社名:株式会社Ay
本社:群馬県前橋市
お問い合わせ:info@ay.style
ブランドサイト: ay.style
オフィシャルインスタグラム: https://www.instagram.com/with__ay/
■代表プロフィール
村上采/Aya Murakami
株式会社Ay CEO 慶應義塾大学総合政策学部4年
1998年群馬県伊勢崎市に生まれ、幼い頃から文化に触れて育ち、15歳で米国に単身留学中に世界の文化に出会う。慶應義塾大学へ進学し、世界各地へと旅をする中でアフリカとアジアの魅力を感じる。2019年、アフリカのコンゴ民主共和国へ二度渡航し現地とともに服づくりを始め、同年5月現地と協働するアパレルブランドとしてAyを立ち上げる。2020年6月、法人化とともに郷里である群馬県の文化に立ち返り、地域のおばあちゃん方と連携し、伊勢崎銘仙を取り入れた服を開発。
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