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国内初 サキヨミAIラボ、AIモジュールを独自技術で組み合わせた持続可能な再学習を実現するAI研究開発プラットフォーム「UnimatrixZero」を発表

PR TIMES / 2020年10月12日 10時15分

同時に、製品の普及を加速するためBFビジネス・コンサルティングとの ジョイント・ベンチャーの設立に合意

株式会社サキヨミAIラボ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:伊鍋 貴宏/以下 Sakiyomi)は、広く社会課題を解決 するため、独自のAIモジュールを組み合わせ、エッジへの人工知能技術の高速導入を実現して効果の最大化を目指す AI研究開発プラットフォーム「UnimatrixZero」(ユニマトリックス・ゼロ)を発表します。UnimatrixZeroは、国内初となる人工知能モデル構築から現場導入までのフロー構築にフォーカスしたAIモジュール (パッケージ化した人工知能モデル)を、Kubernetes上で実行し、独自のアンサンブル学習技術で予測性能の向上と 維持を実現する技術基盤です。同時に、同製品の普及を 加速するため株式会社BFビジネス・コンサルティング(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:春日井 直樹/以下 BFBC) とのジョイント・ベンチャーの設立に合意しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-535542-4.jpg ]


COVID-19による影響が長期化する中、AIの研究開発分野では、これまで以上にプロジェクトが思うように進まない 状況が見受けられますが、UnimatrixZeroを活用することでリモートでのAI研究開発環境を構築することができるほか、 チームによる仕事への取り組みや実験結果の整備によるナレッジの共有なども実現できます。 両社は、こうした新たなAI研究開発環境の導入を推進することで、企業が将来に向けて取り組む「課題の解決」や「新たなサービス開発」に注力できる環境を整え、価値あるプロジェクトを継続的に送り出すための反復過程を確立 したチーム構築を後押しする狙いがあります。 既に大手自動車メーカーや機械メーカーの研究開発部門などから、試験導入の依頼が寄せられるなど大きな反響 を呼んでいます。

1.UnimatrixZeroのコンセプトと名前の由来

[画像2: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-277660-0.png ]



今日、生産年齢人口の減少スピードが加速しています。日本の総人口に占める生産年齢人口の割合は、1990年代半ば には70%近くありましたが、2018年には59.77%となり60%を下回りました。この大きな社会変化への対応が求められ ています。それは、少ない時間と労働力で高いアウトプットを出すための生産性向上、シェアリングエコノミービジネス をはじめとする新しい市場の開拓です。つまり、ビッグ・データを活用した生産性向上・新サービス創出は喫緊の問題 となりました。 我々はこの問題に対して、「価値あるAIプロジェクトを継続的に送り出すための反復過程を確立したチーム構築」が 鍵であると考えています。この様な体制が組織内に仕組み化することにより、継続的に人工知能技術を用いて生産性 向上を目指すカイゼン活動や、新サービス創出によるマーケット拡大が達成されます。これには、オールインワンの AIソリューションを単発プロジェクトで利用する形態は効果的ではありません。この度、人工知能技術を継続的に活用 するためのソリューションを構築しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-377103-1.png ]

これは、人工知能モジュールの集合から、お客様の課題解決に必要なものを選択して利用するものです。選択した 人工知能モジュールとお客様が所有するデータによる実験結果を記録し、チーム全体で共有することが容易になり ます。そして学習結果が実用レベルと判断されれば、手作業0にてAIエッジ端末へ配置する機能も有します。さらに、 配置された人工知能(学習済みパラメータ)の推論性能をモニタリングし、必要に応じて判断対象のデータをサンプ リング収集することで、再学習して精度の高くなった人工知能を再びAIエッジ端末へ送り出すことも可能です。 我々は、この人工知能モジュールの様子から、サイバネティクス(人工頭脳学)*1 に基づいて描かれたあるアメリカの SFテレビドラマシリーズに登場する「ユニマトリクス・ゼロ」を彷彿しました。この物語では、電脳空間にて集合体の 社会が形成され、再生と活動が繰り返されています。この世界観は、人工知能モジュールを Kubernetes 上で実行 して、独自のアンサンブル学習技術で予測性能の向上と維持を実現する我々のソリューションに近いと考え本ソリュ ーションに命名しました。

*1 サイバネティックス(英語: cybernetics)または人工頭脳学(じんこうずのうがく) 通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問。


2.人工知能プロジェクトの課題背景と人工知能活用のトレンド

[画像4: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-449657-5.png ]


近年、AIの実用化が本格化しており、導入を検討する企業が増えています。AIプロジェクトに関わる人は大量のデータ を取り扱い、かつそれらを高度なノウハウのもとでデータ分析を行い、実際に役立つモデルの構築、さらにはAIの ビジネスへの活用や展開に取り組む必要があります。その過程において、AI専門人材不足や属人化などの問題が 見られます。これらの問題を解決するために機械学習におけるモデル作成業務を自動化・高速化するツールなどが 登場しています。しかしながら、その多くが単にモデルの作成業務の開発期間を短縮するようなプラットフォームが 多く、一番重要な企業が取り組むべき課題の解決や新しいサービスの創出など、AIプロジェクトの本質的な取り組み を支援するツールではありません。「UnimatrixZero」は、企業内のAIプロジェクトチームがこの本質的な取り組みを 行える環境を提供し、価値あるAIプロジェクトを継続的に送り出せる組織作りに貢献できるサービスです。


3.「UnimatrixZero」サービスの全体像
UnimatrixZeroは、価値あるAIプロジェクトを継続的に送り出すための反復過程を確立する仕組みとして「、人工知能 モデル構築」と「学習済みモデル現場活用」という2つのフェーズから構成されます。そして、企業様が求める方向性に合わせ3つの出口戦略(高速導入型・内製化型・AI専門家活用型)を提供しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-154505-2.png ]


4.Unimatrix Zero を実現する独自技術


特徴1.人工知能モジュール技術 ... 最新論文の技術を取り入れ、オリジナルのニューラルネットワークを利用可能にします
特徴2.パラメータ・学習結果を自動的に記録する技術 ... ベクトルデータ、パラメータ、モデルとその学習結果が一元管理され、トレース可能な状態にします
特徴3.予測性能を向上させる複数モデル融合技術 ... 個々に別々の学習器として学習させたものを、融合させることによって、未学習のデータに対しての予測能力を 向上させるための学習を実現します
特徴4.ナレッジ共有を容易にするレポーティング技術 ... データセット、パラメータ、学習結果と共にレポートを記録して、プロジェクトメンバー間のナレッジ共有を実現 します
特徴5.AIエッジデバイスを制御するエージェント技術 ...現場にてデータ収集+即時推論を実現します


5.提供開始日
2020年10月12日

6.ジョイントベンチャーの概要(予定)

[画像6: https://prtimes.jp/i/67602/1/resize/d67602-1-717870-3.png ]

サキヨミAIラボ 代表取締役 兼 AI consultant & researcher 伊鍋 貴宏のコメント
「サキヨミAIラボは、AI技術が様々な社会問題を解決する希望の一つであると信じています。そのために私たちは、多彩なサービス や製品の創出に必要な技術を日々研究・開発しています。サキヨミAIラボの強みは、1.未来を予測する技術、2.オリジナル強化学習 モデルを構築する技術、3.幅広い最新技術の知識、以上に集約されます。これらの強みを生かして、スピード感を持って幅広く社会 課題解決の為に人工知能技術を適用し、貢献してゆきたいと考えています。今回リリースするUnimatrixZeroは、時代に即応し得る サービスであると確信しています。少しでも早く企業の皆様に知って頂き、ご利用頂きたいと考えています。そのための取り組みの 一つとして、今回の合弁会社に期待しています。」

BFビジネス・コンサルティング 代表取締役 兼 AI consultant & researcher 春日井 直樹のコメント
「BFビジネス・コンサルティングは、インダストリー分野に強みを持つIoT/AIコンサルティングを主力事業とする会社です。最近では、 コンサルティングにとどまらず、クライアントのニーズに合わせ、IoT/AI分野の研究開発などの取り組みを積み重ね、5G時代を見据 えた「製造業における無線LAN通信の異常予兆検知」ソリューションの自社開発などにつなげています。弊社が大切にしている 社会課題の解決につながる貢献という意味において、サキヨミAIラボとの出会いはまさに必然であり、両者の強みを最大限に活かし ていけるものと確信しております。UnimatrixZeroのリリースにあたっては、スピード感を持って展開していくという共通の理念のもと、 今日に至っております。この日を迎えられることを嬉しく思うとともに、今後の展開を加速する役割をしっかりと果たしていきたいと 考えております。」


このプレスリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、 URL等)は、発売日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もあります ので、あらかじめご了承ください。

【製品・サービスに関するお問合せ先】
株式会社サキヨミAIラボ
代表取締役, AI consultant & researcher, UnimatrixZero 担当 伊鍋
お問合せ及びサービス紹介 URL: https://unimatrixzero.ai

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