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PHR導入による健診の医療DX推進で経営改善に貢献

PR TIMES / 2021年2月16日 9時15分

~ 井上病院附属診療所がからだポータルの健診結果WEB配信導入でスマホでの健康管理を実現~

 井上附属診療所健診センターは2020年1月、医療DX推進による経営改善を目的にからだポータル株式会社の健診結果WEB配信を導入しました。厳しい医療経営環境の中、継続的に行ってきた効率化を更に加速させるべく、健診結果報告のIT化に踏み切ります。今回導入するのは、健診結果をスマートフォンやタブレットなどの受診者が利用されている機器に配信するというものです。健診受診者にとって安心して便利にご利用いただける環境を整備するとともに、健診センターでは作業効率化による経費削減等の経営効果や職員の負荷軽減も期待しています。今後は医療システムとの連携も視野に入れながら、ITを活用した新たなサービスを検討していく予定です。



 井上病院附属診療所健診センター(大阪府吹田市)は2021年1月、オンラインヘルスケアで医療DXを推進するからだポータル株式会社(大阪府高槻市)の健診結果WEB配信サービスを導入しました。井上病院附属診療所健診センターでは、困難な経営環境を乗り切るべく、従来は多くの資源を投入していた作業にITを活用することで効率化と安全性向上の両立を図ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73842/1/resize/d73842-1-335459-0.png ]



健康診断DX推進の背景
 医療経営を取り巻く環境はここ数年で激変しています。増え続ける医療費、高齢化社会の到来、病院の機能分化や専門性の特化など、その要因は枚挙に暇がありません。予防医療を担う健診施設も例外ではなく、その経営は困難を極めているのが現実です。
 健康診断と一口に言っても様々な種類がありますが、やるべき検査や測定、オプションで出来る検査など、それぞれの健診施設で出来ることは決まっています。経営改善のために、各施設では収益を増やすだけでなくそれらを効率よく行うことで経費削減の努力をしています。しかし、厳しい経営環境の中でさらなる経営効率を追求するには、従来の運用では困難な規模での郵送代や印刷代の削減、業務負荷低減による残業代の削減なども視野に入れる必要があります。
 からだポータル健診結果WEB配信は、このような厳しい状況下でも成果を出すために、紙媒体での結果報告ではなく、広く普及しているパソコンやスマートフォンへの結果報告をすることで、さらなる経費削減とサービス向上の両立を実現したいとの要望をうけて誕生しました。
 パソコンやスマートフォンを健康管理に活用すれば、従来とは比べ物にならないほどサービスが多岐にわたるようになります。まずは経営改善と既存サービスの質向上を目指しますが、新たなデバイスを活用することでオンラインを使った新規サービスへと展開して、新たな顧客の獲得を目指すことも健診センターにとっては重要なことです。
 また、コロナ禍で感染対策の重要性を意識付けられた中で、健康診断のために医療機関を直接訪問することに不安を感じる方も多くなっているのではないでしょうか。企業経営者の方々も、健康管理のために医療機関を訪問する行動に感染リスクがあることで、従業員の健康を守るための積極的な対策が難しくなっているかもしれません。スマートフォンの機能を活用したオンラインサービスを展開することで、これらの不安を和らげることができるのではないでしょうか。

健診センターにおける3つの狙い
 今回活用する健診結果WEB配信の導入には安心、安価、効率化の3つの狙いがあります。

安心:利用開始時にSMSによる本人認証を行うことで健診結果の封入作業や郵送の際に起こりうる健診受診者の取り違えが発生しないため、安全に結果を報告することができます。
安価:受診者がご自身でお持ちのパソコン、スマートフォン、タブレット等で結果を閲覧するため、従来は必要であった郵送代や印刷代を削減します。また、健診システムを改修せずに導入することも可能です。
効率化: 印刷、分別、封入、郵送などの作業にかけていた業務負荷を低減します。また、報告書は自動的に安全にWEBで返却されるため、受診者取り違えが発生しないように気を使う必要もありません。Preview Image


[画像2: https://prtimes.jp/i/73842/1/resize/d73842-1-960827-1.png ]



今後の健康診断におけるDX
 病院における医療ITは、その範囲を飛躍的に拡大させています。古くはレセコンなど専門分野におけるIT化から始まり、それらを繋ぐオーダリングシステム、更には記録まで全てIT化した電子カルテシステムへと進化してきました。今では、一般病院の約46%が電子カルテを、約55%がオーダリングシステムを導入しています。400床以上の病院では約85%が電子カルテを、約90%がオーダリングシステムを導入しており、病院におけるIT活用は確実に進んでいます(出典:平成29年医療施設調査、厚生労働省)。さらには、患者個人にデータを還元するPHR(パーソナルヘルスレコード)についても、「国民の健康づくりに向けたPHRの推進に関する検討会」等において国でも活発に議論されています。
 健康診断についても、医療と同様にITの活用が進んでいくと考えられます。医療とは違い、オプションはあるものの、やるべき流れがある程度決まっている健康診断はITと非常に親和性が高い領域です。これまで行ってきた効率化について、ITを活用することで更に加速させることができます。その第一歩として、今回は結果報告のIT化を実現しましたが、今後は健診センターの顧客となる企業、個人の皆様のご理解、ご協力をいただくことで、予約、問診、医療との連携などをIT化させて更に利便性が高く安全な健康診断を安心してご利用いただけるでしょう。また、コロナ禍で一気に普及したオンラインサービスを活用した健康相談、特定保健指導、産業医面談など、場所を問わずに健康管理できるきめ細かいサービスを展開することも可能です。

からだポータル株式会社について
 からだポータル株式会社は、社会医療法人出身である代表取締役の井内伸一と取締役の高橋克昌、松本力が健康増進や予防医療事業の推進を目的に2019年に設立した会社です。日常の生活動線で無理なく頑張らずに健康管理できることが健康寿命の延伸にとって重要であると考え、ショッピングセンターでの定期的な健康相談サービスや電子カルテシステムと接続できるPHR(パーソナルヘルスレコード)サービスを展開しています。健康増進事業については第5回大阪府健康づくりアワードで地域部門最優秀賞に選ばれるなど高く評価されています。今後も健診施設との連携を続けるとともに、流通大手との連携を拡大し、オンラインサービスと融合した新たな健康サービスの展開を目指しています。
【URL】https://karada-portal.com/

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