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東北・新潟のプロモーション連携拠点事業「芭蕉の辻プロジェクト」が始動

PR TIMES / 2021年5月18日 17時15分

新仙台ビルディング1階に複合施設「CROSS B PLUS」が5月26日(水)にオープン オープン前日25日(火)に宮城県知事・仙台市長らが出演する記念シンポジウムを開催

 株式会社仙台ビルディング、株式会社河北新報社、株式会社第一広告社の3社は、宮城県仙台市青葉区大町に立地する新仙台ビルディング1階を拠点に、東北・新潟のプロモーション連携拠点を目指す「芭蕉の辻(ばしょうのつじ)プロジェクト(以下、本プロジェクト)」を開始します。



本プロジェクトは、5月26日(水)に新仙台ビルディング1階にオープンする複合施設「CROSS B PLUS(クロス ビー プラス)」を中心に、「イベントスペース事業」「メディア・PR事業」「デジタル事業」「カフェダイニング・クラフト事業」「SDGs推進」の5つの事業を展開する予定です。東北・新潟の新聞社や自治体と連携し、記者会見やPRイベントの開催等を通じた情報発信拠点となることを目指しています。
また、本プロジェクトは、国内外で“まちづくり”事業を推進している三菱地所グループから交流・協業・地方創生といった様々な切り口での拠点づくりに関するノウハウの提供を受けるほか、相互の拠点を活用し、東北六県と新潟の持続可能な“まちづくり”を共に推進してまいります。

■プロジェクトの背景・コンセプト
本プロジェクトの拠点となる「CROSS B PLUS」は仙台市中心部の「芭蕉の辻」に位置しています。「芭蕉の辻」は、東北を縦断する奥州街道と仙台城の大手門から市中に入る大町通りが交差する地点にあり、現代に至るまで、商業・金融の中心として栄えてきました。
江戸時代には、幕府は町民に情報を伝える手段として高札が設置され「札の辻(ふだのつじ)」と呼ばれており、情報発信拠点としての役割も担っていたことが分かります。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行を経験し、域内の交流人口拡大を含めた地域経済発展・地方創生に向けた取組が急務となっています。「CROSS B PLUS」が入居する新仙台ビルディングのコンセプト「悠久の伝承」にも学びを得つつ、古くから商業や情報発信の拠点として栄えていた芭蕉の辻において、「東北・新潟のプロモーション連携拠点を目指す」ことをコンセプトにプロジェクトを開始することで、新たな価値を生み出してまいります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/79695/1/resize/d79695-1-283563-0.png ]



■複合施設「CROSS B PLUS」の概要
施設名称は、東北・新潟の人・モノ・情報が“CROSS”し、芭蕉の辻(“B”)で、新たな価値が生まれる(”PLUS”)施設となる、という意味をもちます。
本施設には、オール電化のキッチンスペース、イベントスペース、ビール醸造所、菓子製造所等、複数の機能を備えています。縦約3m×横10m・13m(合計23m)の屋内飲食提供施設としては国内最大級(LM TOKYO(株)調べ)の2面大型サイネージを壁面に設置し、迫力ある映像とともにイベントの開催やオンライン配信が可能です。また、施設外に向けた75インチモニターを4基、施設入口・キッチンスペースに43インチモニターを7基、新仙台ビルディングエントランス側に75インチモニターを3基設置するなど、施設全体にデジタルサイネージが配置されています。
通常営業時は、上質な空間で食事がお楽しみいただけるカフェダイニングを営業します。
施設内のテーブル・椅子等の調度品は株式会社KAIS(仙台市)が宮城県産木材を活用し製作、地産地消を通じて地域社会の持続的な開発に貢献します。

<施設イメージ>
[画像2: https://prtimes.jp/i/79695/1/resize/d79695-1-127895-1.png ]

<施設図面>

[画像3: https://prtimes.jp/i/79695/1/resize/d79695-1-416425-2.png ]

また、NIKE JAPAN本社の壁画を担当した最先端のジャパニーズ グラフィックアーティスト「YU SUDA(ユウ スダ)」が描いた、過去から現代まで様々な時代を織り交ぜて描いた「芭蕉の辻絵巻」を施設内のLEDビジョン等でご覧頂けます。

<芭蕉の辻絵巻(一部)>
[画像4: https://prtimes.jp/i/79695/1/resize/d79695-1-411895-3.jpg ]

<YU SUDA(ユウ スダ)略歴>
諧謔的フィルタを通じて、娯楽性の高い作品を中心に制作を行う。日本人としてのアイデンティティを探るべく、先人たちとの精神的な繋がりを求めながら、日々思いつく頭の中にある恒常性の欠落した世界観を表現している。 「ダイナマイトボートレース TV CM "Change your sel f - 己を変えろ”」の全編作画、2017年、NIKE JAPAN本社の壁画を担当。

■5つの事業展開
1.イベントスペース事業
仙台市中心部という好立地、巨大な2面サイネージ、キッチン機能などの特徴を活かし、自由な発想でご利用頂けるイベントスペースを展開します。
情報発信を望む様々な企業やブランドのプロモーションスペースとして、ポップアップイベント・ワークショップなどの体験型イベントをはじめ、レセプション・発表会等の展開や、オリジナルメニュー開発などのカフェタイアップが可能です。ライブキッチンや、新型コロナウイルス禍で普及したオンラインセミナーなどでも使用できるよう、撮影・配信設備も完備します。
舞台と椅子を並べるシアター方式での最大収容人数はおよそ200人。年間50~70日程度を目標にイベントスペースとして開放しつつ、メディア・PR、デジタル事業と連携し、単なるイベント開催に留まらない情報発信の場をご提供します。

2.メディア・PR事業
メディア招聘・メディア向け記者発表会の開催をはじめ、東北・新潟をはじめとした全国メディアへのリリース配信などを行ってまいります。また、国内最大規模の総合PR会社である共同ピーアール株式会社(東京都中央区)と連携するため、企業の総合的なPR支援が可能です。リリース作成・配信をはじめとしたPRコンサルティング、オンライン記者会見の開催など、多様なニーズにお応えします。
本プロジェクト公式サイト内には、国内初となるオンラインPRオフィス「共同ピーアール オンラインオフィス東北」を設置予定です。同サイト内には、東北・新潟の企業や団体のリリースをストック・共有するメディア向けのプラットフォームを構築します。企業・団体からの問い合わせや、メディアへの情報発信・取材受付機能も集約し、企業・メディア双方にメリットを提供します。

3.デジタル事業
本プロジェクト公式サイトにおいては、CROSS B PLUSの最新情報はもちろんのこと、河北新報社、山形新聞社、福島民報社、新潟日報社の新聞4社と連携を図ります。本連携事業を「7TIMES(セブンタイムズ)」と銘打ち、自動更新機能を用いた東北・新潟のニュースダイジェストの提供、各新聞社の主催イベント情報へのリンクなどの情報発信を行ってまいります。今後、オリジナルコンテンツ制作・イベント開催などを実施し、地方新聞社の連携による情報発信事業を加速させていきます。
また、「オンラインPRオフィス」の設置、オンラインイベントの積極的な開催を通して、消費者・企業・メディアが多様な情報と体験にアクセスできるデジタル・プラットフォームを構築します。

4.カフェダイニング・クラフト事業
開放的な店内にて、俵山シェフ・菅原シェフら宮城県ゆかりの有名シェフ監修のもと、東北や新潟の食材を積極的に活用した食事・ドリンクをお楽しみ頂けます。

コーヒーについては、Good Coffee に掲載されているショップの中から、ヘッドバリスタの大槻 佑二(おおつき ゆうじ)氏が毎月ロースターをセレクト。仙台にいながら国内外の人気ロースターが焙煎する高品質なコーヒーを楽しめます。

<GOOD COFFEE>
国内外のおいしいコーヒースタンドやコーヒーにまつわるニュース情報を紹介する専門サイト。共催・運営する「TOKYO COFFEE FESTIVAL」では、毎回全国の注目ロースターが集まり、コーヒーにまつわる提案やライブパフォーマンスなどが行われており、多くのコーヒーラバーたちを魅了している。

また、本プロジェクト自体が「つくり、発信する」コンテンツとして、クラフトビールおよびチョコレートの開発・製造・販売を行います。

クラフトビールは近年市場規模が拡大しており、各地でクラフトビールの醸造が活発になっています。一方で仙台市には、日本七大都市内で唯一、市中心部にビール醸造所がありませんでした。本プロジェクトでは、CROSS B PLUS内に本格的なビール醸造所を設置します。
ビール醸造所併設レストラン「REVOBREWING(レボ ブルーイング)【横浜・みなとみらい地区】」を運営する株式会社トリプルアールと連携し、HAZY IPA(黄色味がかった外観でホップを大量に使用しジューシーな味わいのビアスタイル)を主スタイルとしたオリジナルのクラフトビールを製造・販売します。※ビール醸造所の設置は6月中旬、施設内でのビール醸造は7月以降を予定しています。

また、オリジナルチョコレートの製造・販売も実施します。伊達政宗公の家臣である支倉常長(はせくら つねなが)は日本で初めてチョコレートを食した人物と言われています。第1弾として、UDS株式会社が手がけるチョコレート専門店「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(東京都 中央区)」の新進気鋭のシェフショコラティエ 村田 友希(むらた ゆうき)氏監修のもと、東北と新潟の地酒とコラボレーションした商品開発などを行う予定です。
原料にはフィリピン原産のカカオ豆を使用し、フェアトレードを実践している「AURO CHOCOLATE」を利用します。

<村田 友希(むらた ゆうき)略歴>
京都市内の洋菓子店にてパティシエとしてスタート。その後、京都 福知山市「洋菓子マウンテン」に勤務しワールドチョコレートマスターズ2007総合優勝の水野直己(みずの なおみ)氏に師事。2012年よりスーシェフを務める。2014年よりフランス、ルクセンブルグのパティスリーにて勤務し伝統菓子を学ぶ。帰国後、東京日本橋浜町のnel CRAFT CHOCOLATE TOKYO開業にあたりシェフショコラティエに就任。

<AURO CHOCOLATE 概要>
フィリピンダバオ地方のカカオ農園から良質な豆を直接買い付け、選別、ロースティング(焙煎)、テンパリング、成型、ラッピングまでの全工程を自分たちで行うBean to Barのチョコレートファクトリー。

食分野以外のクラフト事業として、東北・新潟の伝統工芸品の展示、販売、開発を行います。その先駆けとして、株式会社金入(青森県八戸市)が運営する東北スタンダードマーケット監修のもと、CROSS B PLUSの入口付近に東北・新潟の伝統的な郷土玩具や布製品を展示するスペースを設けました。

今後、国内外で活躍するシェフ・クリエイターと連携し、食・クラフトを通じた東北・新潟の連携を加速させていきます。

5.SDGs推進
本プロジェクトでは、「東北・新潟のプロモーション連携拠点を目指す」というコンセプトの達成にむけ、様々な企業・団体・個人との“パートナーシップ”を重要視し、全ての事業がSDGsに寄与できるよう取り組んでまいります。
例えば、チョコレートの原料に使用する「AURO CHOCOLATE」は、フィリピン原産のカカオ豆をフェアトレードで買い付けており、現地の就業支援・生活向上に寄与しています。
また、環境負荷低減の観点から、CROSS B PLUSで利用される紙・プラスチック製品の一部について、株式会社TBMが製造する複合材料「LIMEX(ライメックス)」を取り入れる予定です。LIMEXは、石灰石を主原料とし、循環・再利用し続けることで資源・環境問題に貢献できる日本発の新素材であり、株式会社TBMでは宮城県内(白石市・多賀城市)に2ヶ所の拠点を設け、また国内外での提携工場にて、LIMEXを生産しています。本プロジェクトではLIMEXの活用を通じて、宮城県から東北や新潟、全国や世界へと広がるSDGsに向けた取組を推進してまいります。

<CROSS B PLUS概要・アクセス>
●名称/CROSS B PLUS(クロスビープラス)
●所在地/宮城県仙台市青葉区大町1-1-30 新仙台ビルディング1F
●交通/仙台駅(JR)西口 徒歩14分
青葉通一番町駅(仙台市地下鉄東西線) 北1口 徒歩3分
広瀬通駅(仙台市地下鉄南北線) 西4口 徒歩7分
●営業開始日/2021年5月26日(水)
●営業時間/10:00~19:00(プレオープン期間中)
●TEL/022-399-7091(5月26日以降受付)
●URL/ https://cross-b-plus.com
●今後の予定
※変更の可能性があります。
5月25日(火)16時:オープニング記念シンポジウム
(こけら落としイベント)
5月26日(水)10時:カフェダイニングオープン
6月中旬以降:ビール醸造所設置完了
7月以降:施設内でのビール醸造開始
[画像5: https://prtimes.jp/i/79695/1/resize/d79695-1-449913-4.jpg ]



■各社概要
【株式会社仙台ビルディング(取締役社長:神部 光崇)】
昭和26年12月に設立。仙台市青葉区中心部に賃貸用オフィスビル5棟を所有し、不動産賃貸事業を営む。令和2年10月、新仙台ビルディングが建替竣工。令和3年12月に設立70周年を迎える。

【株式会社河北新報社(代表取締役社長:一力 雅彦)】
明治30年1月に創刊。宮城県を中心に東北6県で朝刊40万部を発行する地方新聞社。東北の発展と東日本大震災からの復興を目標に地域密着の報道を続け、東北の目線に立った地域密着の報道・広告ビジネスを展開。

【株式会社第一広告社(代表取締役:尾形 雄一郎)】
平成6年3月に設立。「クライアントと地域の未来に持続的な成長と感動を提供する」というビジョンのもと、ビジネスマッチングやコンサルティング、商品開発など、広告会社の枠を超えた様々な業務に取り組む。

※本リリース記載内容は、今後の検討・協議等により、変更となる場合があります。

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