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トラ、ゾウ、サイ、3大哺乳類が息づく秘境「ブータン」での野生動物保護プロジェクト応援キャンペーンスタート!

PR TIMES / 2021年6月29日 15時2分

「森の国 ブータン「奇跡の谷」 ~トラ、ゾウ、サイ、サイチョウが息づくシャングリラ~」 ご支援のお願い

1.UAPACAA国際保全パートナーズが2018年から取り組むブータンでの野生動物保護プロジェクトの応援キャンペーンを6月28日~9月末まで実施。
2.ブータンの南部からインドにまたがる保護区には、ベンガルトラ、アジアゾウ、インドサイの大型哺乳類が生息する、生き物にとってもシャングリラのような場所。
3.ブータンゆかりのグッズが当たるフォロー&リツイートキャンペーンもUAPACAA国際保全パートナーズの公式Twitterアカウントで実施中。



認定NPO法人UAPACAA国際保全パートナーズ(神奈川県葉山町、代表理事 岡安直比)は、6月の環境月間に合わせ、ブータンの野生動物保護プロジェクト「森の国 ブータン「奇跡の谷」 ~トラ、ゾウ、サイ、サイチョウが息づくシャングリラ~」の応援キャンペーンを開始しました。


[画像1: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-693038-2.jpg ]

「森の国 ブータン「奇跡の谷」~トラ、ゾウ、サイ、サイチョウが息づくシャングリラ~」
キャンペーン特設ページ
https://www.uapacaa.org/bhutandonation2021.html


[画像2: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-925052-0.png ]

ブータンは、北は中国、南はインドと国境を接し、人口は約77万人、国土はほぼ九州と同じくらいの面積の南アジアの国の1つです。経済成長に偏らない独自の国民生活の豊かさを示すGNH(国民総幸福)という指標を持ち、「幸せの国」とも呼ばれ、ユニークな文化を持つ国としても知られています。

また、ブータンは、北部のヒマラヤ山脈の高山帯は海抜7,000m以上、南部は海抜150mの亜熱帯と、標高差の激しい地理的特徴を持ち、多種多様な生物が生息する生物多様性のホットスポットとして注目されています。

今回のプロジェクトの舞台となるのは、ブータンの南部からインドに広がるTraMCA(Transboundary Manas Conservation Area 国境を越えたマナス保全地域)というランドスケープです。TraMCAには、ロイヤル・マナス国立公園、フィブソ野生動物保護区、ジョモツァンカ野生動物保護区の3つの保護区が点在し、保護区の間を繋ぐように緑の回廊(コリドー)が設定されてます。

南北に流れるマナス川に沿い、ベンガルトラ、アジアゾウ、インドサイの大型哺乳類をはじめ、サイチョウなどの希少な鳥や固有の蝶も多いTraMCAの「奇跡の谷」は、生き物にとってのシャングリラのような場所です。

自然環境保全を国是とするブータンにおける野生動物保護は、これまでの活動によって着実に成果につながってきているものの、密猟や野生動物と人との軋轢など地域に暮らす人々と野生動物の間で起こる問題や、インド・アッサム地方での治安の悪化など、国境にまたがる保護区だからこその課題も多くあります。

こうした課題を解決し、たぐい稀なる多様な生き物が息づく「奇跡の谷」を守るために、UAPACAAパートナーズは、ブータン政府とWWFブータンが取り組む「大型哺乳類の保護」および「淡水系保全」の活動を日本から支援してゆきます。

大型哺乳類の保護
ブータン政府は、WWFブータンの支援のもと、生態学的に希少な野生動物が、生命をつなげるための十分な個体数を維持できるように適切に保護され、生息地が管理されることを目指しています。


生息地(個体分布と主要利用地域、など)のアセスメント
森林、草原、水飲み場、塩舐め場の管理
人とアジアゾウの共存に向けたアセスメント
人とアジアゾウの軋轢に対応するための人材育成
違法野生動物 取引監視(ゾウ)のためのSMARTパトロール導入とレンジャーの訓練

淡水生態系保全
ブータン政府は、WWFブータンの支援のもと、危機的状況にある淡水生態系の保全と、流域に暮らす人々にとっても有益な淡水系サービスの確立を目指しています。


水源域保全のためのコミュニティによるマネジメント、在来種保護のための植林、家畜の放牧と森林火災の抑制
1パイロットエリアにて雨水利用の設備の設置と訓練
水源域保全の政策提言および廃棄物管理における人材育成及び研修の実施


京都大学霊長類研究所所長(教授)、UAPACAAパートナーズ理事 湯本貴和様からのメッセージ
このインドと中国に挟まれた美しい国は、かつてのヒマラヤ三王国のひとつです。1958年に中尾佐助氏が日本人として初めてブータンを訪れて以来、日本に繋がる「照葉樹林文化」の源流として注目されてきました。長い鎖国政策もあり、豊かな自然の実態はほとんど知られておらず、世界中の森林を研究してきたわたしにとっても、ぜひ調査をしてみたい国です。ブータンでは珍しい亜熱帯生態系のTraMCAの保全活動は、大型野生動物のみならず、マナスからブラマプトラ河の流域に暮らす多くの人々の将来を握る鍵となります。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-643492-1.jpg ]

UAPACAAパートナーズ代表理事の岡安直比は、「新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、これまでの活動の制限や自粛により今後フィールドでの活動にどのような影響をもたらすかが懸念されています。ぜひ日本からご支援という形で、ブータンの野生動物保護活動を応援いただけると嬉しいです。」とコメントをしています。

キャンペーン期間中は、UAPACAAパートナーズのTwitterで、ブータンゆかりのグッズが当たるフォロー&リツイートキャンペーンの実施や、ブータンの貴重なフィールドや動物の姿をSNSで発信したり、活動の様子をのぞけるオンラインイベントなどの企画を予定しています。ぜひご注目ください。
Twitter https://twitter.com/uapacaa

■日本からサポートできることは?現場で必要とされているご支援例
ご支援例1. 森でのパトロールの為のギア

[画像4: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-390298-3.jpg ]

10,000円~のご支援でできること
森の中のパトロールは、インドとの長い国境を見回るために、1回につき最低2週間と長期のスケジュールになります。安全に快適に森の中でパトロールし、滞在するためのギアは必需品です。
・テント
・バックパック
・ヘッドライト 購入など

ご支援例2. 自然保護官の人材育成

[画像5: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-950548-4.jpg ]

150,000円~のご支援でできること
野生動物保護のためには現地の人材育成も非常に大切です。野生動物と人との軋轢に対応するための人材選抜と定期的なスキルアップのための研修実施を行う必要があります。
・人材の選抜と結成式
・人材育成のための研修 の実施など


ご支援例3. 密猟や野生動物犯罪抑止の為の管理・監視システムの整備と研修

[画像6: https://prtimes.jp/i/81535/1/resize/d81535-1-633087-5.jpg ]

1,000,000円~のご支援でできること
密猟や野生動物犯罪の管理・監視システム「SMART」の運用・維持や、システムを使用し、成果を最大化させるためにレンジャーや国の機関のスタッフへトレーニングの実施が継続的に必要です。
・システム運用管理維持費
・使用者への継続的な研修の実施
・デバイスの購入 など


「UAPACAA国際保全パートナーズ」について
UAPACAAは、長年における野生動物保護のフィールドの経験と知見から、アフリカやアジアの生物多様性保全における重要地域で、野生動物の保護を推進するための技術的・資金的な支援を行い、自然と共存できる社会づくりを目指しています。https://www.uapacaa.org/

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