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精神疾患・神経変性疾患・発達障害に注力したMedical Sleep Techスタートアップの「株式会社ACCELStars」が約3.3億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2021年7月14日 11時45分

世界最高レベル[1]の睡眠測定技術を有し、睡眠障害が併発されると知られている精神疾患・神経変性疾患・発達障害の治療支援サービスを開発する東京大学医学部発のMedical Sleep Techスタートアップである株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長:宮原禎、「以下、ACCELStars」 )は、上場企業創業者や経営者を含む個人投資家等を引受先とする約3.3億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。

ACCELStarsは、「睡眠を解明し、新たな治療を創造する」というビジョンのもと、2020年8月に東京大学医学部教授の上田泰己が会社設立いたしました。統合失調症、うつ病、双極性障害、パーキンソン病、認知症、ADHDなど精神疾患・神経変性疾患・発達障害は、睡眠障害を併発する疾患であり、これらの疾患の治療サポートサービスの提供をいたします。日本国内のみならず世界的に睡眠への関心が高いにもかかわらず、現在提供されている睡眠測定サービスは、医療へ活用するには睡眠と覚醒の検知精度が低いという課題があります。そこで、弊社創業者兼取締役CTOの上田を中心に開発した世界最高精度(別紙)の睡眠測定技術を活用したウェアラブルデバイスを医療業界を中心に提供していきます。具体的な事業としては、健康診断への睡眠測定の導入や、製薬企業と協業した新たな治療の開発を行ってまいります。

■今回の増資に参加した投資家の方々
・木村 真也 氏 (株式会社JMDC創業者)
・鍵本 忠尚 氏 (株式会社ヘリオス代表取締役社長)
・梅田 裕真 氏 (株式会社メディカルノート代表取締役CEO)
・鈴木 達哉 氏 (株式会社ギフティ代表取締役)
・見満 周宜 氏 (Yosemite合同会社代表社員)
その他個人投資家等

■今回の増資に参加した投資家からのコメント
・株式会社JMDC創業者 木村真也氏
ヒトが活きるために睡眠は基本である。これが科学に基づいて可視化できれば想像以上の成果につながる革新が期待される。働き方や生き方が激しく変化しているこの時代だからこそ「睡眠」に焦点をあてた事業に大いに期待したい。

・株式会社ヘリオス代表取締役社長 鍵本忠尚氏
事業として自らは再生医療の医薬品を開発しておりますが、一番良い治療法は、外から細胞などを使わずに、自らの細胞を回復させる事です。その為に最も重要な睡眠の仕組みの理解や、その上手な誘導ですが、まだまだ未開拓の領域です。今回、母校である久留米附設高校の一級上の先輩であり、私の一社目であるアキュメン社もヘリオス社も応援頂いて来ました上田先生の起業にあたり、是非物心両面から応援出来ればと思います。

・Yosemite合同会社代表社員 見満周宜氏
上田くんと高校のサッカー部で一緒に過ごした後、いろんな起業家を間近に見て、時に一緒に仕事をしてきました。その中で、出光佐三さんや稲森さんの起業家の伝記を読むと必ず家財を傾けて応援している人がでてきます。「人に賭ける」ということが最高のベンチャー投資だと思います。今回は彼に賭けるなら一銭も惜しくないと思ったので出資に至りました。

■事業概要
・睡眠測定医療機器ウェアラブルデバイス開発事業
・睡眠データの臨床試験や治験への活用事業
・睡眠測定の健康診断事業

■会社概要
会社名 株式会社ACCELStars
代表者 宮原 禎
本社 福岡県久留米市百年公園1番1号
東京オフィス 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟 アントレプレナーラボ
URL https://www.accelstars.com/

■経営陣略歴
代表取締役CEO 宮原 禎
新卒でリクルート(現リクルートホールディングス)入社。複数社の経験を経てヘルスデータプラットフォーム社社長に就任。ヘルスデータプラットフォームであるPep Upを立ち上げ、国内最大級のPHRサービスへ成長させる。JMDC統合後はFitbit社との日本独占提携などを指揮し、全社新規事業開発、提携、マーケティング戦略責任者を経験し2021年5月より現職。

取締役CTO 上田 泰己
2000年東京大学医学部卒。2004年に同大学院 医学系研究科修了。2003年から理化学研究所チームリーダー等を経て2013年より東京大学大学院医学系研究科教授。現在、理化学研究所チームリーダー、東京大学 大学院情報理工学研究科教授などを兼務。専門はシステムズ薬理学・睡眠。受賞多数。

取締役 見満 周宜
東京大学経済学部経営学科卒。1999年アンダーセンコンサルティング、2000年 株式会社ICP、2002年インスパイア入社、2006年インスパイア取締役、2008年インスパイア取締役副社長、その他インスパイア投資先であるユーグレナ、ギフティなどの社外取締役等を歴任。

社外取締役 岩佐 琢磨
「ネット×家電」の商品開発を志し、2003年、松下電器産業(現パナソニック)に入社。eネット事業本部に配属され、デジタルカメラ「LUMIX」やレコーダー「DIGA」などのネット対応家電の商品開発に携わり、2007年にパナソニックを退職。翌年、ハードウエアベンチャー・株式会社Cerevoを設立し、代表取締役に就任。2018年4月にパナソニック完全子会社となるShiftallを設立。

執行役員 緒方 貴紀
2012年9月に株式会社ABEJAを共同創業。コンピュータービジョン・機械学習の応用研究・プロダクト開発や組織マネジメント、技術戦略や技術ブランディング等を行う。2020年9月より様々な会社の技術開発・組織開発支援を行いつつ、学術機関にて人と機械学習の共創に関する研究を進めている。

■補足説明
1. 睡眠・覚醒判定を行う際にこれまでのウェアラブルデバイスや解析手法を用いると、真の睡眠を間違わずに「睡眠」と判定する「感度」は高いものの、真の覚醒を間違わずに「覚醒」と判定する「特異度」が約20%~約50%と低くなるため、これまでのデバイスや手法の医学応用には問題があった。新しく開発された方法を用いることで、高い「感度」と「特異度」の両方を実現することが可能となり、医学応用で重要な「中途覚醒」を正確に見分けられるようになった。この簡便な睡眠・覚醒判定法によって、精神疾患・神経変性疾患・発達障害をはじめとする脳と心の疾患の診断・治療・予防分野への医学応用が大きく拓かれると期待される。図1を参照。


【図1】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/82124/table/1_1.jpg ]


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