国内初技術!日本の森から生まれた培地で菜園づくり 「プチまち菜園」を展示会「賃貸住宅フェア2022」に初出展
PR TIMES / 2022年7月20日 17時45分
~屋上など都市部のオープンスペースで、手軽に野菜栽培~
大建工業株式会社(大阪市北区中之島、社長:億田正則)は、7月26日(火)、27日(水)の2日間、東京ビッグサイトで開催される「賃貸住宅フェア2022」にて、ビルの屋上などで手軽に野菜が栽培できる「プチまち菜園」を初出展します。
「プチまち菜園」とは、当社が2021年に開発した木質培地『グロウアース』を使用した菜園システムです。国産の木材に国内初の特殊処理を施すことで野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した『グロウアース』の新たな用途展開の一つとして、今回の展示会出展を皮切りに、事業化に向けた具体的な検討を進めます。
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近年、コロナ禍によるライフスタイルの変化に伴い、屋外で密を避けながら楽しめる家庭菜園が注目されています。併せて、貸し農園などの人気も高まっておりますが、都心部では農園自体の数が少なく、借り手需要の増加に対して、供給不足の状態が続いています。また、空きスペースを活用した屋上菜園なども、都市部を中心に広がりを見せておりますが、使用する土の重量が重く、耐荷重などの制限から、導入できる建物が限られる等の課題がありました。
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今回、初出展する「プチまち菜園」は、ビルの屋上やマンション・オフィス等の共用部といった、都市部の未活用なオープンスペースに、簡単に導入できる菜園システムのご提案です。「都心で手軽に植物を育てる」という“コト”提案を通して、人が集まり、緑あふれる開放的なコミュニケーションスペースの創出を目指します。
軽量で手が汚れないなどの特徴を備えた国産の木質培地『グロウアース』と、プランター、栽培道具、什器、苗等のセットがシステム化されており、設置場所に合わせた柔軟なプランニングも可能です。また、栽培アドバイスや保守管理付きのコースもご用意しており、専門知識がなくとも安心して導入いただけるほか、SDGsへの取り組みに寄与する施設としての話題性や、建物価値の向上も期待できます。当社は、これら社会課題の解決にも貢献する「プチまち菜園」の普及によって、リアルな体験を重視するZ世代の若者を含む幅広い世代に対し、スペースの限られた都心部でも、植物を育てる楽しさを提供できるものと考えています。
なお本事業は、2023年度の本格事業化を目指しており、事業化後の3 年間で10億円規模の売上を目標としています。
【背景】
木質資源を有効に活用する合板事業を祖業とする当社は、木材の良さを最大限に引き出す技術や、資源を無駄なく使用する技術を磨き、これまでに様々な環境に配慮した素材・建材を開発してきました。また、2025年のありたい姿を描いた「長期ビジョンGP25」では、新たな事業領域を含めた成長戦略の推進にも取り組んでいます。
これら環境発想のモノづくりを背景に、新規事業にも積極的に着手し、2017年にはこれまでにない木質の土壌改良材『DWファイバー』を開発。その後、2021年1月にはDWファイバーで培った木材加工技術を応用して、国産材を活用した木質培地『グロウアース』を発売するなど、新たな市場・分野への参入の足掛かりとなる製品開発を進めてきました。
そして、新事業の実現に向けたさらなる柔軟なアイデアを求めて、2021年4月より、社員から新規事業案を募る「個人提案型ベンチャー制度」を導入しました。この事業化検討テーマの第一弾として選出されたのが、グロウアースを活用した“コト”提案となる「プチまち菜園」に関連する事業です。
この度の「賃貸住宅フェア2022」への「プチまち菜園」出展により、本事業の市場評価を見定めるとともに、さらなる検討を重ね、国産材活用の推進や循環型社会の形成、地球温暖化防止をはじめとする社会課題解決にも貢献できる事業として、具体化に向けて取り組んでまいります。
【「プチまち菜園」の特長】
システム化されたユニットを設置場所に合わせてご提案
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プランターやベンチ、栽培道具、什器、苗などのセットがシステム化されており、設置場所に合わせたプランニングでご提案が可能です。また、栽培セットの設置だけでなく、栽培のアドバイスや管理も含めた保守付きのコースもご用意しており、専門知識がなくても安心してご利用いただけます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/104930/1/resize/d104930-1-c159dba38df4b04605b3-3.jpg ]
大規模工事が不要で既存の建物にも導入可能
一般的な緑化システムは、新築時の設置を前提とするものが大半ですが、「プチまち菜園」は、大掛かりな工事を必要としないため、既存の建物にもすぐに導入でき、今あるオープンスペースを有効に活用いただけます。
培地には「軽く・手が汚れにくく・燃えるゴミで出せる」扱いやすい『グロウアース』を採用
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「プチまち菜園」には、土壌と比べて軽量で、手が汚れにくく、燃えるゴミとして廃棄できる手軽さが魅力の国産木質培地『グロウアース』を使用しています。屋上緑化などを検討する場合にも、グロウアースならではの軽量さによって、建物の耐荷重内での設計がしやすくなっています。
サステイナブルな材料でSDGsへの取り組みに寄与
『グロウアース』の材料は国産木材や間伐材等を活用した木材チップ。環境配慮型の培地を使用している「プチまち菜園」を設置することで、脱炭素社会の実現をはじめとするSDGsへの取り組みに寄与する施設としての話題性や他の施設との差別化、建物価値の向上なども期待できます。
【「賃貸住宅フェア2022」開催概要】
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【「プチまち菜園」に関するお問い合わせ先】
大建工業 次世代事業開発部 菜園システム担当 info-saien@daiken.co.jp
<参考> 木質培地『グロウアース』について
[画像6: https://prtimes.jp/i/104930/1/resize/d104930-1-c7ad7e9b4087b0a0576a-6.jpg ]
間伐材などから作られた国産木材チップを粉砕処理し、これに国内初の特殊加工を施すことで、野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した木質培地です。親水性に優れ、培地全体に水を浸透させる効果を発揮します。また、国内で管理して製造しているため、植物栽培用培地として安定した品質でご提供可能です。
●扱いやすい
土壌と比べて軽量で、手が汚れにくいほか、不要時には燃えるゴミとして廃棄ができる、扱いやすい培地です。
[画像7: https://prtimes.jp/i/104930/1/resize/d104930-1-e4a20c2913f677773c29-7.jpg ]
●選べる形状
原料である木材チップの形状を変えることで、水はけ・水もちがコントロールできます。これにより、栽培する植物に最適な栽培環境を選択できます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/104930/1/resize/d104930-1-160b64e91deb8206a09b-8.jpg ]
●主な製品仕様
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/104930/table/1_2_6270bd459839685a72817354ffd44063.jpg ]
以上
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