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遮熱塗料の塗布工事を完了 JR平泉駅“エコステ化”をサポート

PR TIMES / 2012年7月10日 13時18分



デュポン株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:天羽 稔)高機能塗料事業部は、昨年10月から販売を開始した遮熱塗料“デュポンTMシールドテック(R) ”を用い、岩手県平泉町のJR東日本・平泉駅舎の屋根の塗布工事を完了しました。

空調施設のない平泉駅は夏季には屋根が直射日光に晒されることから、利用者により快適な空間を提供したいと考えるJR東日本盛岡支社が遮熱塗料の採用を検討してきたもの。折しも“節電”が叫ばれる環境対策の一環としてJR東日本が進める「エコステ*1」のモデル駅である今回の駅舎整備工事の案件で、デュポンもその一部を担うことになりました。

この工事に使用したデュポンTMシールドテック(R)は、高日射反射率塗料(通称:遮熱塗料)と呼ばれる塗料で、塗料中にばらつきのない真球のシリカビーズを含んでおり、これを緻密に配列させることで太陽光、特に赤外線を効果的に反射し、温度の上昇を抑えることができます。この真球シリカビーズは内部に中空部分ができないため、熱の蓄積が起こりにくく、蓄積した場合でも熱を排熱(熱分散)しやすいという性質を持っています。*2そのため建物の屋根や壁に塗布することで、屋内でのエネルギー消費量削減や夏の節電対策にも最適で、今回の案件にも合致した製品となっています。

今回デュポンは、780m2 の駅舎屋根の塗布工事を仙建工業株式会社を通じて受注、シールドテック(R)の総販売元である新日本塗料株式会社が施工を行いました。本工事は6月12日から15日の4日間で実施。遮熱性能を高めるために、洗浄・下塗り処理を行ってから本塗装をするなど施工内容に配慮しています。
今後デュポンは、今回のような節電対策案件を中心に、新日本塗料を通じて積極的な営業活動を行なっていく予定です。

JR平泉駅のエコステ・モデル駅の整備は、世界遺産に登録された“平泉”の玄関口として、豊かな自然に囲まれた環境であることから、駅で使用する電力を自然エネルギーで賄うことを目指したものです。具体的には太陽光発電と蓄電池を組み合わせた「ゼロエミッションステーション」を実現する予定。また、LED照明の導入と遮熱塗料の塗布による断熱性向上によって省エネを同時に進めます。(JR東日本「エコステ」モデル駅の工事着工についての資料から抜粋)


*1.エコステ・・・・・・営業管内の駅を、太陽光など自然エネルギーの発電システムや省エネ設備を導入した環境配慮型に改良する整備事業。この取り組みは、JR東日本の「グループ経営ビジョン2020-挑む-」に盛り込まれており、2011年度東京のJR四ツ谷駅を皮切りに、今後、全12支社がそれぞれの管内で最低1つエコステのモデル駅を構築し、全社で環境負荷低減を進めていく予定。平泉駅はこのモデル駅の第二弾に当たります。

*2.デュポンが実施した試験では、塗装前後で屋根裏面温度が約35℃、室内温度が約3℃低下しました。  ※この社内試験の結果は、平泉駅舎に塗布して得られた計測値ではありません。

以  上

【デュポンについて】
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp
(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。


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