病院外で心停止への対応は『医師も』簡単ではない 心停止を迅速に判断できる自信がない:約4割 AEDの使用について、自信がない:約3割

PR TIMES / 2014年6月13日 9時26分

医師対象:AEDに関する意識調査(医師2,000人以上が回答)

減らせ突然死プロジェクト(http://aed-project.jp/)実行委員会<委員長 三田村秀雄(国家公務員共済組合連合会 立川病院 院長)>は、医師約66,000人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer」(メドピア、 https://medpeer.jp/)を運営するメドピア株式会社<東京都渋谷区、代表 石見陽(医師)>と共同で、『医師対象AED意識調査』を実施しました。
結果を下記の通り取り纏めましたので、お知らせいたします。





<主な調査結果>
【1】病院外で、心停止を10秒以内に判断「できる」と回答した医師は、全体の約6割(61.3%)。「自信がない」とする医師が36.1%に及んだ。

【2】9割以上の医師が、AEDに電気ショックの必要な状態かを診断する機能があることを認知。また、何らかの形で、AEDを利用・見聞きした医師も9割を大きく超える結果となった。

【3】一方で、実際のAEDの利用について、約2割の医師が、「自信がない」「できない」と回答。日常的に蘇生にかかわる勤務医を除いた回答では、約3割に及んだ。

<調査概要>


< 調査結果 【1】~【3】>
【1】9割以上の医師が、AEDに電気ショックの必要な状態かを診断する機能があることを認知。また、何らかの形で、AEDを利用・見聞きした医師も9割を大きく超える結果となった。

図1 AEDには電気ショックの必要な状態か否かを診断する機能があります。あなたは、このことを知っていますか


図2 あなたは、AEDについて実際に手に取ったり、使ったりしたことがありますか

【2】病院外で、心停止を10秒以内に判断「できる」と回答した医師は、全体の約6割(61.3%)。「自信がない」とする医師が36.1%に及んだ。

図3 もし、病院外で(業務外に予期せぬ場面で)見知らぬ人が目の前で突然倒れた場合、あなたはその人の心臓が止まっているかどうかを(10秒以内で)判断できると思いますか

【3】一方で、実際のAEDの利用について、約2割の医師が、「自信がない」「できない」と回答。日常的に蘇生にかかわる勤務医を除いた回答では、約3割に及んだ。

図4,図5 もし、見知らぬ人が目の前で突然倒れた場合、その場にAEDがあれば、あなたはその人にAEDを使うことができると思いますか


<減らせ突然死プロジェクトからのコメント>
石見 拓(減らせ突然死プロジェクト実行委員会事務局長、京都大学健康科学センター准教授)
「減らせ突然死プロジェクトがNHKと共同でおこなった一般の方を対象とした調査(4月11~13日、回答数 1780人、URL:http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/pdf/140422.pdf )では、心停止の判断に自信のない人の割合が56.7%、AEDの使い方に自信のない人の割合が74.6%でした。
一方、今回の『医師対象』の調査では、心停止の判断に自信のない人の割合が36.1%、AEDの使い方に自信のない人の割合が19.5%でした。日常的に蘇生に関わらない医師では25.5%がAEDの使い方に自信がないと答えました。
医療のプロフェッショナルである医師であっても、病院外での突然の心停止への対応に不安を抱えていることを明らかにした今回の調査は、心肺蘇生・AEDの普及啓発の重要性を再認識させると共に、不安を抱え、判断に迷って当然ともいえる、突然の心停止という状況での行動を如何に促していくか、今後の心肺蘇生・AEDの普及啓発活動の課題を示唆していると思います」

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