リオ五輪金メダリスト登坂絵莉さん登場!小型家電から東京五輪のメダルを作る東京2020公認プログラム「コガタカデン リサイクル」PRイベント 「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を実施
PR TIMES / 2017年2月27日 19時14分
2017年2月25日(土)・26日(日)イトーヨーカドー葛西店
※本事業は環境省の委託の下、株式会社アサツー ディ・ケイが実施しています。
環境省は、2013年4月1日に施行した使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(以下、小型家電リサイクル法)を推進する活動の一環として、2017年2月25日(土)・2月26日(日)イトーヨーカドー葛西店にて、東京2020公認プログラム《コガタカデン リサイクル PRイベント「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」》を実施いたしました。
本イベントでは、東京2020大会において、入賞メダルの原材料となる金・銀・銅を、携帯電話をはじめとした使用済みの小型家電等から抽出されるリサイクル金属を活用することによって調達する、国民参画型の「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を2017年4月より開始することを受け、環境省が先行して回収を実施しました。25日には、伊藤忠彦環境副大臣が、キックオフメッセージとして、「もったいないという気持ちで、全国の皆様の力を頂いて、是非、小型家電で東京オリンピック・パラリンピックメダルキャンペーンを成功させたい。」と、プロジェクトへの熱い思いを述べられました。また26日には、リオデジャネイロオリンピックレスリング女子フリースタイル48kg級金メダリストの登坂絵莉(とうさかえり)さんをゲストにお迎えしステージショーを行いました。
MCの上田まりえさんにオリンピックについてのエピソードを聞かれると、登坂さんはリオデジャネイロオリンピックの金メダルを見せ、「初めてのオリンピックだったので、新鮮で楽しかったです。金メダルを取ることしか考えてなかったので、緊張もしませんでした。金メダルをとった時は、支えて下さった方の顔が思い浮かび、感謝の気持ちで溢れました。」と語り、「小型家電リサイクル」によって東京オリンピックのメダルが作られることに関しては「初めて聞いた時にすごい面白いなと思いました。オリンピックって遠い存在に感じる人も多いかと思いますが、皆さんがリサイクルしたものが、実際にメダルに使われるようになると、更にオリンピックを身近に感じてくれるのではないかと思います。」とコメントしました。
また、イベント終盤では、「小型家電リサイクル」について、楽しく学べるお話をクイズ形式で行い、会場全体が盛り上がり、登坂さんも「メダル作りのためにも小型家電リサイクルに参加したいと思います。東京オリンピックでは、私は選手としてメダルをとることはもちろんですし、たくさんの人に応援して頂けるように頑張ります。」と小型家電リサイクルへの前向きな意思と東京オリンピックに向けた意気込みを語っていました。
イベント終了後に登坂さんは、小型家電をお持ち頂いた一般の方が参加できる抽選会で、来場者と笑顔で会話をするなど、オリンピックに向けた「小型家電リサイクル」の必要性を積極的に発信していました。
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■ 小型家電リサイクル法について
これまで、デジタルカメラやゲーム機、携帯電話などの小型家電は、約半分がリサイクルされずに廃棄物として埋め立て処分されていました。そのなかには、約2割が違法な回収業者によって集められ、国内外で不適正処理されているものもありました。小型家電には有用な金属を多く含まれており(1年間で使用済みとなる小型家電には844億円分の貴重な金属が含まれている)、このような資源をリサイクルし、有効に活用するため、平成25年4月に「小型家電リサイクル法」が制定されました。
■ 正式名称 : 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律
■ 施行 : 平成25年度4月1日
■ 目的 : 使用済小型電子機器等に利用されている金属その他の有用なものの相当部分が回収されずに廃棄されている状況に鑑み、使用済小型電子機器等の再資源化を促進するための措置を講ずることにより、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与すること。
■ 「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会時の入賞メダル制作において、入賞メダルの原材料となる金・銀・銅を、携帯電話をはじめとした小型家電等から抽出されるリサイクル金属を活用することによって調達する、国民参画型のプロジェクト「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を2017年4月から開始いたします。
このプロジェクトは、東京2020大会時において、メダリストにお渡しするメダルを製造するだけでなく、大会後にも持続可能な社会を実現するというレガシーを残すことにもつながるプロジェクトです。また、日本全国で国民が参加してメダル製作を行うという「参画」の視点、回収された都市鉱山からメダル製造に必要な全ての金属量を賄うという「環境」の視点、“金”の調達においては、リサイクル率100%の実現を目指すという「テクノロジー」の視点で、オリンピック・パラリンピック史上初めての取り組みとなります。
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