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ケーシーアイ株式会社、日本初となる洗浄液の周期的自動注入機能付き陰圧創傷治療システム『V.A.C.Ulta治療システム』の製造販売承認を取得

PR TIMES / 2017年6月30日 18時10分

ケーシーアイ株式会社、日本初となる洗浄液の周期的自動注入機能付き陰圧創傷治療システム『V.A.C.Ulta治療システム』の製造販売承認を取得

2017年6月30日

従来の局所陰圧閉鎖療法 (Negative Pressure Wound Therapy、以下NPWTという。創傷部に対して局所的に管理された陰圧をかけることで、創の保護、肉芽形成の促進、滲出液と感染性老廃物の除去を図り、創傷治癒を促進させる。)では奏効しない、或いは局所感染及び汚染の疑いのある、難治性創傷を患う患者様の治療方法として、日本で初めてとなる洗浄液周期的自動注入機能が付いた『V.A.C.Ulta治療システム』が2017年6月27日(火)に厚生労働省より製造販売承認されました。


洗浄液の周期的自動注入により創面の環境調整、創の清浄化を行い、管理された陰圧を付加し、創の保護、肉芽形成の促進、滲出液と感染性老廃物の除去を図り(Negative Pressure Wound Therapy with Instillation and Dwelling、以下NPWTi-dという。)、創傷治癒を促進することを目的とする治療機器です。


ケーシーアイ株式会社は、『V.A.C.Ulta(R)治療システム』、洗浄液周期的自動注入機能付き陰圧創傷治療システム(販売名:V.A.C.Ulta(R)型 〔陰圧創傷治療システム〕 医療機器承認番号:22900BZX00204000)が、従来治療では奏功しない、或いは局所感染及び汚染の疑いのある難治性創傷の治療を適応とした、国内初の周期的自動注入機能を用いたNPWT治療機器として厚生労働省より製造販売承認されたことを発表しました。

NPWTに使用される従来の陰圧創傷治療システムに、周期的自動注入機能(創傷部に洗浄液を注入して一定時間フォーム(発泡ポリウレタン)を浸漬させた後、局所的に管理された陰圧をかけることにより、溶解もしくは分離した異物を除去する。)を付加することにより、NPWTを行いながら洗浄液注入によるNPWTi-dを可能としたシステムです。また、周期的自動注入機能を使用せずに、従来通りの治療であるNPWT用のシステムとして使用することも可能です。

本品は、ソフトウェアの制御により、洗浄液の注入量、注入時間を自動管理することが可能で、同時に創傷に局所陰圧を維持管理するシステムです。創傷部に配置したフォーム(発泡ポリウレタン)をドレープ(フィルム材)で覆い、チューブを介して洗浄液の注入及び陰圧の伝達を行います。


ケーシーアイ株式会社について

ケーシーアイ株式会社は2009年11月、日本で初めて局所陰圧創傷治療システムの厚生労働省製造販売承認を取得しました。すでに20ヵ国以上で使用されている局所陰圧閉鎖療法は、創傷部に陰圧を作用させて治癒を促進するという、創傷治療法で創傷に対する新たな選択肢の1つとなっています。

ケーシーアイ株式会社は、積極的に創傷治癒を促進する陰圧創傷治療システムが患者様のQOLの向上に広く貢献できるよう取り組んでまいります。


問い合わせ先

ケーシーアイ株式会社マーケティング部 03-3230-3857
jp_marketing@kcij.com

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