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アジアのナッツ・イノベーターが斬新で見事なコンセプトを披露

PR TIMES / 2018年3月7日 16時1分

世界初、オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジ開催



オーストラリア・マカダミア産業マーケティングプログラムを通じて、世界初の取り組み「オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジ」を開催しました。この取り組みは、マカダミア産業のイノベーション推進と新しい需要の促進を目指し、世界中のメーカーを触発し、意思決定者がマカダミアナッツをそのメーカーの製品のイ
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ノベーションに取り入れる機会が増加することを目的としています。長年の研究から、オーストラリア産のマカダミアナッツは消費者に高い興味を持たれているため、マカダミアナッツを製品に採用すると品質の向上につながり、より高級な製品になることが明らかになっています。


オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジは、食品製造技術や食品のイノベーションに携わる学生からプロフェッショナルまでのパイオニアたちを魅了しました。学生やプロフェッショナルなどの参加者は、「焼き菓子」「スナックもしくはスナックの混ぜ合わせ」「アイスクリーム」といった3つの主要な料理カテゴリと、「アジア風」、「西洋風」という2つの調理法の中で、マカダミアナッツを強調した新しい加工食品を考案し、応募しました。

主だった応募作品の傾向としてはっきり見られたのが、Macadamia and Miso Caramel Cookies(マカダミアとみそのキャラメルのクッキー)、Matcha-damia Cranberry Health Muffins(抹茶ダミア・クランベリーのヘルシーマフィン)、Matchadamia Berry Balls(抹茶ダミア・ベリーボール)などのように、マカダミアナッツを使用してアジア風と西洋風とを融合させた製品でした。特に抹茶を使用した製品が目立っていました。

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決勝戦出場者のHan Chungさん(台湾)とHung Hsin Keさん(韓国)の共同作品「Macadamia Infused Brioche Delight(マカダミア入り・喜びのブリオッシュ)」は、伝統的なドイツのジャーマンブレッドに革新性を加えました。台湾のパンメーカーのマネージャーを務めた経験があるHan Chungさんによると、オーストラリア人は多様な文化の食事を好む国民性のため、ドイツのケーキ「Beesting」とアジア風ドーナツの特徴を組み合わせようと考えたところから、その構想は生み出されたと言います。「オーストラリアの良いところは、新しいものを創造しようとする姿勢に対して大らかなところです。特にオーストラリアでは、アジア系の人口が今も増加しています。新製品を開発するため、私たちは韓国で見つけた数種類のドーナツからひらめきを得ようと決めました。オーストラリアのマカダミアナッツに似たクリーミーさとバターの風味を出すために、ドーナツの中にはマカダミアバターを加えました。オーストラリアの皆さんが、私たちが作ったMacadamia Infused Brioche Delight(マカダミア入り・喜びのブリオッシュ)を気に入ってくれると確信しています」。

オーストラリア産マカダミアの市場開発マネージャー、Lynne Ziehlkeはオーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジの役目は、マカダミアナッツの新しい需要を発掘することであると語ります。「私たちは、マカダミアナッツ製品が世界中で増加しており、消費者がより多くのマカダミアナッツ製品を求めていることを知っています。オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジの目的は、世界中の食品メーカーを触発してこの機会を生かしてもらうことです」「この分野において、私たちの業界は実に積極的で革新的であり、オーストラリアはこの役割を牽引しています。私たちは、オーストラリアと世界各国のマカダミア産業のいずれもが利益を得られるよう、需要とイノベーションを推進しているのです」「オーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジの決勝戦が、オーストラリア最大のマカダミア栽培地域で開催されたのは喜ばしいことです。また、収穫準備で多忙にもかかわらず、選りすぐりのマカダミア農家の皆さんが時間を見つけて出席してくださったのは光栄なことです」。

プロフェッショナル部門応募者で「Macadamia Mind Food Bars(マカダミア好きのフード・バー)」を作ったAdeline Wongさんと、学生部門応募者で「Macadamia and Miso Caramel Cookies(マカダミアとみそのキャラメルクッキー)」を作ったKinga Wojciechowskiさんには、それぞれ世界最大級の食品見本市「シアル・パリ2018」への旅が贈られました。チーム部門では「Macci Ice Cream(マッシ・アイスクリーム)」を作ったAshna GobinさんとLeonardo Bohorquezさんが優勝賞金5,000ドルを手にしました。この4人は味、製品のプレゼンテーション、イノベーションの背景にある洞察、市場での独自性などを含む重要な審査基準を満たし、特に優れた応募者として選出されました。

応募者は、業界をリードする4名の審査員によって製品の審査を受けました。審査員の4名は、オーストラリアでグルメ志向のマカダミアナッツのスナックとシリアルの製造を牽引する、ブルック・ファームの創業者の1人であるPam Brookさん、ジェラート・メッシーナの創業者で共同オーナーのNick Palumboさん、食品技術者でフード・イノベーション・オーストラリア・リミテッド(FIAL)のイノベーション・ゼネラルマネージャーである食品科学博士のBarry McGookinさん、そしてインフィニティ・ベーカリーのオーナーであるWilliam Petersonさんでした。

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審査員は、ファイナリストのレベルの高さを称賛し、ファイナリストがどこまでイノベーションを牽引してくれるのか、楽しみな様子でした。審査員のPam Brookさんは、次のように語っています。「審査員は全員、応募者のイノベーションに対する考えの深さに触れるたび、非常にエキサイティングであると感じました。私たちは応募者の製品を食べるとすぐにそれらを気に入りました。今回の受賞者は、販売されている既存の製品との差が強調され、国内および国外の市場で大きなチャンスをもたらすイノベーションであることを示しました」。

Lynne Ziehlkeは次のように語ります。「大学生から研究開発者までの応募者からは、オーストラリア産マカダミアナッツの新境地を切り開くような、非常に質が高い作品が寄せられました」「私たちは、マカダミアナッツが消費者のエンゲージメントを確立できていることを知っています。マカダミアナッツによって、特別なひと時がもたらされることは少なくないのです。それだけではなく、消費者はマカダミアナッツをスーパーフードとしての可能性を秘めた、健康や喜びや贅沢の源泉としてみなしています。今回の傑出した決勝戦出場者は、こうしたマカダミアナッツの特質を上手に活用して作品を生み出したのです」。

今日まで世界のマカダミアナッツの生産は比較的限定的で、世界全体のナッツ生産の約1パーセントを占めるのみでした。しかし近年、マカダミアの栽培に対して新しい投資の動きが活発で、今後は世界中でマカダミアナッツが入手できるようになると予測されています。これを受けてLynne Ziehlkeは「私たちは今後10年以内にマカダミアナッツが、ナッツ生産の5パーセント近くを占めると期待しています。オーストラリア産マカダミアナッツを使用した製品が、これまで以上に多く生産されるという私たちの見通しとオーストラリア・マカダミア・イノベーション・チャレンジは、この予測を念頭に置いたうえで誕生したのです」と語りました。

審査会と優勝者発表のセレモニーは、3月1日(木)、バイロン・ベイにあるレストラン「ハーベスト」で開催されました。


●決勝戦出場者と作品の全リスト
プロフェッショナル部門
 ・Macadamia Mind Food Bars(マカダミア好きのフード・バー) Adeline Wong作 ― 優勝
 ・Macadamia Yoghurt Tropo-pops(マカダミア・ヨーグルトの味変わりアイスキャンディー) Jade Gibbons作
・Twisted Macadamia Coconut Fro-Yo(マカダミア・ココナッツの変わり種フローズンヨーグルト) Cassandra Spies作

学生部門
 ・Macadamia and Miso Caramel Cookies(マカダミアとみそのキャラメルのクッキー) Kinga Wojciechowski作 ― 優勝
・Matcha-damia Cranberry Health Muffins(抹茶ダミア・クランベリーのヘルシーマフィン) Pridhuvi Thavaraj作
 ・Matchadamia Berry Balls(抹茶ダミア・ベリー・ボール) Evie Crowe作

チーム部門
 ・Macci Ice Cream(マッシ・アイスクリーム) Ashna Gobin、Leonardo Bohorquez共作 ― 優勝
 ・Golden Organic Macadamia Bagel(金色のオーガニック・マカダミアベーグル) Andrew Dong、Sarah Dawes共作
 ・ Macadamia Myrtle Balls(マカダミア・マートル・ボール) Sarah Boykett、Natasha Lane共作
 ・Macadamia Infused Brioche Delight(マカダミア入り・喜びのブリオッシュ) Han Chung、Hung Hzin Ke共作

●賞品全リスト
以下の3つの賞品を用意。また、決勝戦に勝ち残った10作品の応募者は全員オーストラリアのマカダミアナッツ主要産地であるバイロン・ベイで行われる決勝戦の審査会へ招待され、オーストラリア有数のフード・イノベーターに出会い、作品を紹介する機会が与えられた。

●賞品
プロフェッショナル部門 個人作品
 シアル・パリへの旅(2名): 2018年10月21日から25日

学生部門 個人作品
 シアル・パリへの旅(2名): 2018年10月21日から25日

学生部門 チーム作品
 学業もしくはビジネス活動への現金支援5,000ドル。参加者2名で均等に分配

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