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センスタイムジャパン、“にっぽん丸”でAI技術を活用した船舶画像認識システムの実証実験を商船三井と共同で開始

PR TIMES / 2019年9月13日 19時40分

株式会社センスタイムジャパン(本社:京都府中京区、代表取締役社長:勞 世竑、以下「センスタイム」)は、株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田潤一郎、「以下「商船三井」)と共同で、新たな船舶画像認識・記録システムを開発し、商船三井のグループ会社である商船三井客船株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口直彦、以下「商船三井客船」)の“にっぽん丸”に搭載、実証実験を開始しました。



本実証実験は、センスタイムのAIプラットフォームを用いた認識技術に商船三井の持つ知見を盛り込んで開発した、他の船舶などを認識する画像認識エンジンと、商船三井の持つGPU(画像処理ユニット)を搭載した端末と超高感度・超高精度カメラを接続することで、高精度に船舶を認識し、また、それらを自動記録するというものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/40746/2/resize/d40746-2-961317-0.png ]

本取り組みは、当社の持つ、陸上における自動車の自動運転に必要な周辺車両や障害物の検知で培った技術を、海上において応用展開できないかとお声がけいただき実現いたしました。

当社技術を活かして開発される画像認識システムは、夜間など視界不良時にも対応できるので、従来船舶自動識別装置(AIS)で捉えることが出来なかった小型の船舶(*)等の認知を可能とします。本技術は商船三井の目指す「自律航行船」の実現に向けて必要な要素技術のひとつとなる、「見張りの自動化」のための画像認識として重要であると評価いただきました。
*船舶自動識別装置(Automatic Identification System)は国際条約および国内法で船舶への搭載が取り決められていますが、300総トン数未満の外航船、500総トン数未満の内航船は搭載義務がありません。

センスタイムは今後も、自社の持つテクノロジーの強みを生かし、広く日本の産業の発展に貢献する技術提供に邁進いたします。


■株式会社商船三井について https://www.mol.co.jp/
商船三井は世界有数の規模を持つ船隊と、徹底した安全運航で、多彩な輸送ニーズに応える総合輸送グループです。1884年創業の大阪商船と1942年設立の三井船舶を前身に、1999年に大阪商船三井船舶とナビックスラインが合併したことで現社名となりました。鉄鉱石船やタンカー、LNG(天然ガス)船など資源・エネルギー輸送に強みを持っており、近年は海洋事業にも注力しています。

■センスタイムジャパンについて https://www.sensetime.jp/
SenseTime Groupはディープラーニングとコンピュータビジョンの世界的なリーディングカンパニーです。香港中文大学のマルチメディアラボを母体として2014年に設立いたしました。センスタイムジャパンは同社の日本法人として2016年に設立。自動車・製造業・インフラ等、日本が強みを持つ分野に向け、自動運転、人行動理解、顔認識、車両識別の技術を提供すると同時に、環境や状況の変化に柔軟に適応できるロボットに関する研究開発などを行っています。

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