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SABIC、日本の真岡事業所が設立50周年を迎える

PR TIMES / 2021年7月7日 12時45分

総合化学製品業界の世界的リーダーであるサウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下SABIC(サビック))は、日本最大級の製造工場である同社の真岡事業所が設立50周年を迎えたと発表しました。1971年から栃木県で操業を続けている真岡事業所は現在145名の従業員を擁し、製品性能の向上ならびに消費者の生活を豊かにする革新的なソリューション開発を続けています。



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同事業所ではエンジニアリングプラスチックや高機能プラスチックを製造するためのコンパウンド技術を有し、産業用ロボットや自動車、エレクトロニクス、食品包装、ヘルスケアまで幅広い分野わたる200社以上の顧客にソリューションを提供しています。

SABICノースアジア バイスプレジデント リー・レイ(Li Lei)は次のように述べています。
「日本におけるSABICの歴史の中で、このような重要な節目を迎えられたことを嬉しく思います。真岡事業所の設立以来、当社は50年にわたって日本ならびに世界のお客様と協働し、カスタマイズされた多様な革新的ソリューションを一貫して提供してきました。また、進化するお客様のニーズに対しても柔軟にサポートを続けてきました。これまでの成功の礎は、お客様に卓越した品質と信頼をお届けする当社のエキスパートの存在にあります。彼らの揺るぎないコミットメントおよび会社への貢献に感謝します。」


現場ニーズに応じたカスタイマイズ・イノベーション
SABICのビジネスの根幹は、お客様との連携力ならびに敏捷な対応力にあり、顧客企業の戦略的な成長およびサステナビリティの実現を支援しています。

例えば世界的に新型コロナウィルスの感染が拡大した際は、集中治療室(ICU)で使うモニターの需要が急増したことから、真岡事業所では、ICU向けのモニター生産に不可欠な難燃性樹脂の需要急拡大に迅速に生産を対応しました。お客様は日本政府の要請およびSABICのサポートを受けて、生産を5倍にまで拡大することができました。新型コロナウィルス感染者数が増加する中、顧客企業とのこうした緊密な連携が医療品の緊急提供の実現につながりました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/49179/2/resize/d49179-2-58b723d9770e7a0b24eb-3.jpg ]

そのほかにも真岡事業所で開発された材料ソリューションは、下記のような製品に使われています。
- 耐熱性および耐薬品性に優れた電子レンジ用食品トレイ
- 軽量かつ耐久性に優れた車載用バッテリー部品
- 重いガラス製ヘッドライトに代わる、高い耐衝撃性および透明性を実現した自動車用ヘッドライト

重い金属で作られることの多い自動車用フェンダーなどの部品に代わるものとして採用されるSABICの高機能な軽量樹脂は、特にケーシングなどのバッテリー部品において電力および燃料の両方のエネルギー削減に貢献します。


環境および地域社会への取り組み
SABICでは「2025年までにエネルギー消費量を2010年比で25%削減する」という2025年サステナビリティ目標(SABIC 2025)を掲げています。この目標に沿って真岡事業所では、エアコンプレッサーやポンプ、変圧器、モーターなどの高効率・省エネ生産設備や、作業エリアにおけるLED照明などの導入を行い、オペレーションを改善してきました。また、同事業所では2015年から「ごみゼロ」のアプローチを採用しています。廃棄物を共同回収エリアにて分類し、ほぼすべての廃棄物をリサイクルしています。また、2050年に向けた日本政府の目標であるカーボンニュートラルの実現に向けて太陽光パネルの設置も計画しており、二酸化炭素の排出量削減に大きく貢献する予定です。

SABICは、真岡事業所での長期にわたる顧客対応およびその積極的な省エネ活動が評価され、多くの表彰を受けています。今年2月には富士フィルムビジネスイノベーション株式会社より、技術ソリューション提供およびサステナビリティの取り組み強化への寄与が認められ、10年連続で「プレミアム・パートナー」として認定されました。また、SABICは栃木地区エネルギー管理連絡会の委員として、地域の各省エネキャンペーンに貢献しているほか、地域の持続可能な発展に向けた継続的な活動も評価され、日本政府からも表彰されました(別紙参照)。

さらに、事業を展開する地域社会および人々に価値を提供するというコミットメントを守り続けています。SABICは昨年、日本赤十字社栃木県支部と連携し、芳賀赤十字病院の第一線で働く700名以上の医療スタッフにサージカルマスクや防護具を提供するための寄付を実施しました。

高性能ポリマーのコンパウンド工場として「Chemistry That Matters™(その鍵は、ケミストリー)」の取り組みを続けていき、ポストコロナの経済の再建と回復に合わせて、より明るい明日を築いていきます。


【SABIC について】
SABIC はサウジアラビアのリヤドに本社を置く世界的な総合化学企業です。南北アメリカ大陸、欧州、中東およびアジア太平洋地区において化学品、汎用ならびに高性能プラスチック、農業用肥料、金属など、様々な製品を製造しています。

SABICは、建設、医療機器、包装資材、農業用肥料、電気・エレクトロニクス、輸送およびクリーンエネルギーなどの主要なエンドマーケットにおいて、事業機会を創出・拡大することで顧客のビジネスをサポートしています。2020年の総製造量は6,080万トンでした。

世界中に32,000人以上の従業員を擁し、世界50カ国で事業を展開し、イノベーションと創造の精神を社内で育んでおり、現在、全世界で9,946もの特許を出願しています。米国、欧州、中東、南アジア、北アジアの主要5地域にイノベーション・ハブを構え、多くの研究資源を保有しています。


【別紙ー参考資料ー】
稼働開始から30年間(1971年~2001年)、真岡事業所はアジアでも数少ない最初の製造工場として地域全体のエンジニアリングプラスチック市場の発展に貢献してきました。

同事業所の成長が地域の需要拡大を呼び込み、中国、韓国、シンガポール、タイへの新たな製造拠点拡大につながりました。
また過去20年に渡り、自動車の軽量化に有効な製品やコンシューマーリサイクル製品をはじめとした環境負荷低減に貢献する材料の開発・販売にも注力してきました。
これまでに、SABICでは日本において関東経済産業局長および関東地区電気使用合理化委員会から、以下のような表彰実績があります。

■経済産業省 関東経済産業局
- 令和元年度「エネルギー管理功績者」
- 平成30年度「エネルギー管理優良工場等」

■関東地区電気使用合理化委員会
- 平成30年度「エネルギー管理功績者」
- 平成29年度「エネルギー管理優良事業者等」


その他の地域活動

新型コロナウィルス感染拡大前の2019年には、SABIC真岡事業所の従業員およびその家族を含めた約62名が、茨城県玉田海岸で行われた清掃活動にボランティアとして参加しました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/49179/2/resize/d49179-2-6b8a1fd79bad972be413-4.jpg ]


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