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VRリハビリテーション機器を提供するmediVR、シリーズBで5億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2021年7月8日 19時15分

世界初の「成果報酬型自費リハ施設」開設を計画

VRを活用したリハビリテーション用医療機器を販売する株式会社mediVR(メディブイアール/本社:大阪府豊中市、代表取締役:原 正彦)は、以下の投資家を引受先として、シリーズBにおいて5億円の資金調達を実施しました。今回の調達を含めた累計調達額は約8.9億円となります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/51411/2/resize/d51411-2-54247de4da936c320eea-5.jpg ]

■シリーズBにおける資金調達の引受先(順不同)
・ MedVenture Partners株式会社(リード投資家)  
・ 日本政策投資銀行グループ DBJキャピタル株式会社
・ 積水化学工業株式会社
・ TARO Ventures

■資金調達の背景
mediVRは2016年に大阪大学発ベンチャーとして創業、2019年3月よりリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ」の販売を行ってきました。エビデンスが弱いとされてきたVRリハですが、mediVRでは医師が神経科学・行動科学の知見に基づいて機器を開発。大学との共同研究を行うなど、さまざまな方向からエビデンスを確かめています。

医師や理学療法士からの信頼を得て、2021年7月現在、大学やリハビリテーション病院、介護付き有料老人ホーム、デイケアなど全国25の施設に導入されています。コロナ下においては、「患者との接触時間の軽減につながる」という点からも大きな期待を寄せていただいております。

今回の資金調達を活用し、mediVRは営業部門を強化するとともに、世界初の「成果報酬型自費リハ施設」を2021年中に開設します。これは、慢性期で改善が困難と医師から匙を投げられてしまった患者様に対し、「あらかじめ設定した目標の達成に応じた分だけ費用をいただく」という方式の施設です。「自分らしいからだと暮らしを取り戻したい」と願う患者様に、VRを活用した質の高いリハビリをご提供できるよう、事業を拡大していきます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/51411/2/resize/d51411-2-e35ab3ba088ff4c64633-2.jpg ]


■リード投資家 MedVenture Partners株式会社 大下創氏 コメント

————医療機器の開発において重要なのは、「患者のニーズから始めること」です。医療やリハビリにVRを活用する試みは珍しくありませんが、その多くが「VRという技術をいかに活用するか」という発想からスタートしているため、患者を治すような成果は出ていません。mediVRカグラがほかの機器と一線を画するのは、原先生が臨床現場での知見をもとに開発し、医療に貢献している点にあります。原先生が新しい挑戦をするならぜひ一緒に取り組みたいと思い、今回の追加投資を行いました。

日本は医療機器の開発において世界的に大きな遅れを取っています。mediVRカグラの普及により多くの患者が救われること、mediVRの成功により優秀な医師が医療機器の開発に関心を持ち、市場が活性化することを期待しています。

■株式会社mediVR 代表取締役 原正彦 コメント

————医療やリハビリの分野で、「治った分だけお金をいただく」というシステムを取るというのは常識外の発想だと思います。成果報酬型の自費リハ施設を開設するのは、「カグラなら治せる」という自信があるから。そして、誰もができないと思っていたことを実現することが、カグラの価値を知っていただくための近道だと考えているからです。今回の資金調達を通じて、まずは国内での販路拡大を進め、海外展開に備えたいと思います。

[画像3: https://prtimes.jp/i/51411/2/resize/d51411-2-822983d4baae3b663ee7-4.jpg ]



■mediVRカグラについて
仮想現実空間上に表示される対象に向かって手を伸ばす動作(リーチング動作)を繰り返すことで、姿勢バランスや重心移動のコツを掴んでいただくリハビリテーション用医療機器です。

製品の特徴は以下の通りです。
1.立位姿勢の保持や歩行が困難な方でも安全に取り組むことのできる座位トレーニングであること 2.認知課題と運動課題に同時に応えることを必要とする二重課題トレーニングであること 3.これまで曖昧になりがちだったリハビリの指示・評価が的確に行えること 4.認知機能が落ちた患者さまの自発性を引き出せる設計になっていること 5.視覚・聴覚・触覚と多方面からのフィードバックにより脳の報酬系を刺激しリハビリへのモチベーションを高められること

背景がシンプルで認知負荷が低い「水平ゲーム」「落下ゲーム」、注意障害を惹起するよう認知負荷を高めた「水戸黄門ゲーム」「野菜ゲーム」「果物ゲーム」があり、失調、歩行、上肢機能、認知機能、疼痛などに課題を持つ患者さまでも楽しくリハビリを行っていただいています。2018年に経済産業省が主催するジャパンヘルスケアビジネスコンテストで最優秀賞を受賞。J-Startupに選出されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/51411/2/resize/d51411-2-aad8f11107c11f52ed51-6.png ]


<株式会社mediVR概要>
設立:2016年6月
URL:https://www.medivr.jp/
所在地:
○大阪オフィス
大阪府豊中市寺内2丁目3番8号
ロイヤルクイーンズパーク緑地公園401号室
○東京オフィス
東京都千代田区神田練塀町3
富士ソフト秋葉原ビル 12F
DMM.make AKIBA Base 1209
事業内容:リハビリテーション用医療機器の販売

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社mediVR
Mail:info@medivr.jp
(※お電話での問い合わせ対応は行っておりません)

■使用機器に関する情報
販売名:mediVR カグラ
規制区分:クラスI
一般的名称:測定機能付自力運動訓練装置
医療保険償還上の取扱い:該当しない

■講演動画リンク
https://youtu.be/ha-A04bfla4

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