1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

マッチングサービスで介護人材不足を解消、スキマ時間で高齢者サポートを仕事に

PR TIMES / 2020年2月5日 16時55分

~第18回ベンチャーカップCHIBAで優秀賞受賞、千葉市内でサービス提供開始~

株式会社ヘルパーリンク(千葉市花見川区)は、日常生活に支援を必要とする高齢者と資格不要かつ個々のスキル内で生活支援を業務として担うサポーターをマッチングするスキルシェアサービス「ヘルパーリンク」を、2019年7月から千葉市内にて開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-566974-0.png ]

▲高齢者の生活サポートを行うスキルシェアサービス「ヘルパーリンク」
https://www.helper-link.com/

【「ヘルパーリンク」とは?】
高齢者の日常には、介護の専門的スキル(身体介助など)を必要としない比較的軽度のサポートを必要とする場面が数多くあります。それらのサポートを、スキマ時間に「自分のスキルの中で」実施する働き手(サポーター)とサポートを依頼する利用者をマッチングする千葉市発のサービスです。特別なスキルを必要としないサポートをスキマ時間でサポーターが対応してくれることで利用者は、1.介護の自費サービスの半額以下で生活サポートを受けられる2.幅広い日常生活サポートによって、在宅での生活や自立した生活を継続できる(QOLの向上)、3.最短即日でお困りごとを解決できる、などのメリットがあります。

【サービス開始の背景】
ヘルパーリンクは、これから日本に訪れる介護人材不足を解決することを目的としたサービスです。2025年には約800万人いる団塊世代のすべてが後期高齢者となるため、介護職員が約55万人不足すると推計されています。介護施設における外国人労働者の期待も高まっていますが、法制度や受入れ体制なども面からも困難が予想されるのが介護業界です。正社員やパート・アルバイトという従来型の人材確保では、この問題を解決することはできません。本サービスでは、雇用形態や時間、仕事内容に縛られない形で、スポット業務を担ってくれるサポーターを活用することによって、介護業界の関係人口を増やし、社会問題の解決に取り組みます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-400791-1.png ]


【サービスの特徴】
(現在は、α版でのサービス展開になります。)利用者側は、サイトから必要事項を入力するだけで、すぐにサポーターを探すことができます。利用者がネットの利用が難しい場合は、家族やケアマネジャー、介護施設担当者が代行して予約を行なったり、電話での問い合わせも受け付けています。サポーターに頼みたい仕事内容と日時、希望単価を設定。あとは、希望条件に対応可能なサポーターが受け入れるという流れになっています。
また、初回の利用に関してはヘルパーリンクコーディネーターがアドバイスや調整を行うため、新しいサービスの利用に抵抗を感じやすい高齢者層も安心して利用することができます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-889958-2.png ]

【マッチングの仕事内容】
2019年7月よりスタートした試用版サービスでは、認知度が上がるにつれ利用件数も順調に伸び、2019年12月には月間利用件数は100件を超え、見守り、外出同行、買い物サポート、通院同行、掃除、調理などを中心に様々な仕事をマッチングしています。

高齢者の日常生活に関する問い合わせが多く集まる地域包括支援センターや介護保険利用をプランニングするケアマネジャーからは、「今までニーズはあったものの介護保険の自費利用だと割高で、また、仕事の担い手不足により、利用者の希望に対応できなかった。しかしヘルパーリンクのサービスはそれらの課題を解決してくれ、とても助かっている」という評価をいただきました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-277576-3.png ]

▲サポート対象の一例

【サポーター登録200人。介護職経験者も豊富に在籍。】
試用版では、口コミでサポーターが約200人登録。学生、主婦、フリーランス、現役を引退したシニアなど様々な層のサポーターが在籍しており、異業種の登録は7割程度である。また、介護業界経験者も数多く登録しており、介護度の高い利用者へも対応が可能となっている。登録サポーターの8割以上が、副業やスキマ時間でサポーター業務を行なっており、それぞれのスキルを活かすことで今まで取り込めなかった他業種から介護の業界へ人材の呼び込みが実現できているのも特徴である。

【高齢者の自立した生活の実現と介護給付費用の削減】
今まで介護の自費サービスは、相場が1時間あたり3~4,000円と高額であったため気軽に身の回りのサポートをお願いしにくい状態であった。しかし、1時間1,000円程度から利用できるヘルパーリンクのサービスは、手頃な費用面と介護保険にとらわれない充実したサポート内容による使いやすさから、高齢になっても在宅での生活や自立した生活を継続することが可能となる。また、比較的介護度の低い内容をヘルパーリンクのサポーターが対応することで、介護事業所は介護度の高い利用者に集中でき、介護関連施設での人材不足解消の一助となる。

千葉県だけでなく全国で当社のサービスを展開し、高齢者の自立した生活を支援することでQOLの向上につなげ、さらには国全体で約11兆円規模になっている介護費予算を半減させることを目指す。
[画像5: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-545641-4.png ]


【利用者、またはその家族からの声】
美浜区・H様
▼利用内容
高齢の一人暮らしの父のところへ毎日1時間様子を見に行っていただいた。その時に話し相手になっていただいたり、洗濯掃除をしていただいたり、夏の暑い時期に食事がほぼ取れなくなっていたので、水やコーヒー牛乳を飲ませていた開いたり、冷房が切れていればつけていただいたりと細々したことをその都度家族のようにやっていただきました。

▼利用にあたり心配な点など
地域包括支援センター(千葉市あんしんケアセンター)担当者さんのご紹介でしたので、全く心配や不安はありませんでした。むしろ介護サービスでは融通のきかない隙間のニーズを満たしてくださるとのいうことでしたので、心配より期待大で実際は期待以上で感激しました。

▼利用後の感想
父のところにはコーディネーターさん自身が献身的に対応してくださったので、まず家の中に入っていただいての仕事には全く不満はありませんでした。お年寄り相手の気働きや機転は仕事を超えた人としての質の問われるものだと思います。対応してくださったサポーターさんも、その心ある対応には大変質の高さを感じました。何かお願いしても早い対応で、最後のご請求額の安さも大変な魅力です。

▼要望
今後サポーターの方が増え、地域に拡大して行った場合、サポーターの方によってサービスの質も変わり、感想も変わってくるだろうなと感じました。サポーターの登録数を増やすと共にその方達の教育、体制に力を入れていかれるとこの素晴らしい質を維持したまま大きくなれるのではないかと感じました。

【当社について】
株式会社ヘルパーリンクは「テクノロジーと人間のコラボレーションで介護業界の課題を解決する」を理念に2019年に設立。同年11月「第18回ベンチャーカップCHIBA」(千葉市産業振興財団主催)で優秀賞を受賞。2019年7月にヘルパーリンク試作版を公開した。
[画像6: https://prtimes.jp/i/53680/2/resize/d53680-2-112423-5.png ]

▲授賞式の様子と最終プレゼンテーション

【問い合わせ先】
詳しくは下記まで問い合わせください。
株式会社ヘルパーリンク(千葉県千葉市花見川区幕張本郷2-3-15-302)
050-5359-7358
担当:樋谷(ひだに)
info@helper-link.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください