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挑戦の島・海士町が「海士町未来投資基金」を設置

PR TIMES / 2020年12月1日 14時15分

島の未来のために、ふるさと納税を活用し、人づくりと仕事づくりの好循環をつくる

海士町ならびにAMAホールディングス株式会社(島根県隠岐郡海士町)は、「海士町未来投資基金」の運営を行うことを目的に、2020年12月に一般社団法人海士町未来投資委員会を設立します。同基金事業は海士町ふるさとづくり寄付条例に基づき設置され、海士町に納付されたふるさと納税の一部(年間全納付額の25~30%程度を予定)を原資とします。魅力的で持続可能な島の未来のために不可欠な事業を投資先とし、2021年度より本格始動を予定しています。



[画像1: https://prtimes.jp/i/69754/2/resize/d69754-2-534959-4.jpg ]

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◆次の時代を切り拓く、課題先進地の新たな挑戦

島根県沖の隠岐諸島の一つ海士町(島前・中ノ島)は、「ないものはない(=大事なものはすべてこの島にある/ないものは自分たちでつくる)」精神で、地域の資源を活かしたものづくり(産業)、人づくり(教育)、仕事づくり(雇用創出)に挑戦し続けてきました。その結果、Uターン者やIターン者が増加して人口減少が下げ止まり(※1)、子どもの数が増加(※2)するなど、目に見える成果を挙げてきました。

※1:2,374人(2010年国勢調査)から21人減の2,353人(2015年同調査)に留まっている
※2:0~19歳人口を見ると、340人(2010年国勢調査)から389人(2015年同調査)と増加している

[画像2: https://prtimes.jp/i/69754/2/resize/d69754-2-830915-3.png ]


一方、高齢化や後継者不足による事業所の廃業は後を絶ちません。結果として、島の産業は崩壊の危機にあり、このままでは島の持続可能性が失われかねません。そして、その原因は、次の世代に事業継承ができていないこと、時代の変化にあわせた新しい事業を生み出せていないことにあります。島の未来のために、産業を活性化し、「人づくり」と「仕事づくり」の相乗効果を高め、好循環をつくることが、今後5年間の島の大きな課題であり好機でもあります。島の未来をつくる熱量に投資し新たな挑戦を支援することで、魅力・活力ある仕事や役割が創出され、人材が島に還流し続ける。このビジョンの実現に、島民や海士町を応援してくださる方々と共に挑むため、これを資金・経営面から支えるために「海士町未来投資基金」を設置することとしました。

<創生総合戦略にある住民・行政の共創によってつくられた「ループ図」>
[画像3: https://prtimes.jp/i/69754/2/resize/d69754-2-780993-0.png ]

同基金は、海士町に納めていただいたふるさと納税の年間全納付額の約25~30%を原資として運用されます。これにともない、今年度、海士町ではふるさと納税の返礼品を倍増(現在、約200アイテム)、一人でも多くの意志ある皆さまに賛同いただき、島の未来への応援団となっていただくことで、年間全納付額1億円(昨年度実績4,900万円)の達成を目指しています。

また、同基金の運用を行う一般社団法人海士町未来投資委員会には、海士町民だけでなく、海士町と縁が深いさまざまな分野の経営者を理事に迎え、投資決定等の重要な意志決定をいただく他、海士町の未来づくりの「伴走者」として多角的な視点でアドバイスをいただく予定です。

人口減少・少子高齢化など日本の課題先進地である海士町で、私たちが新たな挑戦に踏み出すことは、島の未来をつくることであると同時に日本の次の時代を切り拓くことにもつながる。私たちはそう信じています。

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◆一般社団法人 海士町未来投資委員会

<理事長>
竹本吉輝 氏(株式会社トビムシ 代表取締役)
<理事>
枝廣淳子 氏(有限会社イーズ 代表取締役・海士町魅力化ファシリテーター)
白井智子 氏(特定非営利活動法人 新公益連盟 代表理事)
枩山聡一郎 氏(株式会社eumo 取締役)
藤田諭 氏(海士町役場財政課長)
<設立時社員>
海士町、AMAホールディングス株式会社
<設立>
2020年12月予定

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◆持続可能な島づくりを目指して

海士町は、「自立・挑戦・交流」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる島づくりを目指していきます。

<町政指針>
自立・挑戦・交流×継承・団結 ~心ひとつに!みんなでしゃばる(引っ張る)島作り~
<海士町らしい価値観>
「ないものはない」(なくてもよい、大事なことはすべてここにある)

[画像4: https://prtimes.jp/i/69754/2/resize/d69754-2-731779-2.jpg ]


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◆AMAホールディングス株式会社

観光、教育、産業、行政間の、より早い意志決定、より強い連携を行うため、海士町長を代表取締役として設立された。海士町の「攻め」の政策を担う組織として、外貨獲得および町内還元のため、現在はふるさと納税事業と未来投資事業を主な事業としている。

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◆海士町へのふるさと納税について

海士町へのふるさと納税は下記の各種ウェブサイトからご利用いただけます。お申し込みいただく際に、「海士町未来投資基金に関する事業」をお選びいただくと「未来投資基金」として活用されます。一人でも多くの皆さまにご賛同いただき、島の未来への応援団になっていただければ幸いです。


・ふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/city/product/32525
・楽天ふるさと納税(https://www.rakuten.co.jp/f325252-ama/
・さとふる(https://www.satofull.jp/town-ama-shimane/
・ふるなび(https://furunavi.jp/municipal_single.aspx?municipalid=1301

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