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NEMが次世代エンタープライズブロックチェーン「Symbol」をローンチ

PR TIMES / 2021年3月17日 18時15分

ブロックチェーン間の相互運用を可能にするハイブリッドチェーンモデル



 NEM Group LTD. (以下、ネムグループ)は本日、NEMプロジェクト(以下、NEM)が次世代のPoS+(Proof–of-Stake+)パブリックブロックチェーンであるSymbolをローンチしたことを発表しました。
 エンタープライズグレードのプログラマビリティとセキュリティを誇るNEMのSymbolは、新しい経済の中心にあるフィンテック、ヘルスケア、サプライチェーン関連など、革新的なプロジェクトで活用できる、最先端の技術的機能を提供します。このローンチに際し、ネットワーク上での取引に使用されるネイティブ通貨であるXYM(ジム)が誕生します。

Symbolとは

[画像1: https://prtimes.jp/i/75712/2/resize/d75712-2-525662-1.png ]


 NEMのSymbolは相互運用可能なよう構築されており、パブリック/プライベートハイブリッドモデル、トラストレスなクロスチェーンスワップをサポートし、APIは既存のシステムやプロセスと容易に統合することができます。アトミック・クロスチェーン・スワップは、複数の異なるブロックチェーン間でのトラストレスなデータと価値の流れを可能にし、仲介者の必要性を排除します。また、トークンを超えて、株式、署名、投票、非代替性トークン(NFT)、その他の資産を表現する特殊なデジタルアセットを作成することが可能です。各アセットは設定可能なプロパティと識別子を持ち、プロトコルレベルでロジックベースのアカウントまたはアセットベースの制限を強制することができます。これらの機能は「新しい経済活動」、特に分散型金融(DeFi)、規制内の資産、セキュリティトークンオファリング(STO)といった分野で大きな可能性を秘めており、Symbolはすでにシンガポール金融管理局のレギュラトリーサンドボックス対象企業として資本市場業務を行うことのできる発行・保管プラットフォームであるPropineと提携しています。
 Symbolローンチにより、NEMプロジェクトは2つのブロックチェーンで構成されることになります。6年前に開発され、ダウンタイム、セキュリティ侵害、資産の損失が今まで一度もないNEM (NIS1 / ニスワン)と並行して運営されます。NEMのSymbolは、最初のPoI (Proof-of-Importance)ブロックチェーンの高度なセキュリティ機能の上に構築されており、オンチェーンのマルチシグアカウントを導入した最初のブロックチェーンです。この機能を拡張したSymbolは、オンチェーン、マルチレイヤー、マルチシグアカウントを導入した最初のパブリックブロックチェーンです。この機能により、独自の共同署名者セットを持つマルチシグアカウントがマルチシグアカウントの共同署名者になることが可能になります。これにより、ユーザーは複雑な署名要件の作成を簡素化することができ、給与計算などのビジネスプロセスを合理化することができます。最初からハードウェアウォレットとオフライン署名をサポートし、高度なオンチェーンマルチシグのサポートと相まって、他の追随を許さないオペレーショナルセキュリティ(OpSec)を提供します。

Symbolの利点
 Symbolの特徴は、ハイブリッドチェーン構造で、パブリックチェーンとプライベートチェーン両方の導入を可能にし、双方向にトラストレスなデータの流れをサポートしています。これにより、開発者は特定のニーズに合わせて理想的なセットアップを選択することができます。エンタープライズユーザーは、プライベートチェーン上に許可されたシステムを構築して機密情報を保存し、パブリックチェーンや他の許可されたチェーンとの通信を可能にすることができます。これにより、企業がデータを保存・共有する方法に柔軟性を持たせることができ、最適なソリューションを提供します。

ネムグループからのコメント

ネムグループ CEO デイビッド・ショー
 私たちは、より包括的でアクセスしやすい、全く新しい経済とデジタルシステムのスタート地点にいると信じています。Symbolは、分散化、デジタル化、トークン化に向けた動きの最前線にいます。機能豊富なプラットフォームはエンタープライズ、金融サービス、規制資産、そしてより広いブロックチェーンスペースにまたがる多くの業界に適しています。NEMは、この新しい価値のパラダイムを創造する上で、他のプラットフォームと一緒に動作しながら、果たすべき重要な役割を担っていきます。

ネムグループ CTO クリスティ・リー・ミネハン
 柔軟なプラットフォームとして、SymbolのAPIは、他のブロックチェーンと同様に、既存の企業システムやプロセスとスムーズに統合することができます。マルチレイヤー技術スタックは、トラストレス、ピアツーピア、マルチパーティの資産スワップ、エスクロー、または取引を可能にします。このプラットフォームはカスタマイズ性を重視して開発されており、120以上の異なる設定が可能で、パブリックネットワークとプライベートネットワークの両方をカスタマイズすることができます。機能セットは、安全なソリューションの迅速な開発と展開を可能にし、開発チームによる機能やサービスの拡張を可能にします。

 また、NEMのSymbolは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)領域でも機能するよう設定されており、世界で初めて中央銀行が発行したブロックチェーンベースのデジタルコレクターコインであるLBCOINは、NEMプラットフォーム上に構築されています。LBCOINは2020年7月にNEM NIS1パブリックチェーン上で発行され、リトアニア中央銀行は24,000のデジタルトークンと4,000の物理的なコレクターコインに相当する4,000のLBCOINを発行しました。ローンチに伴い、LBCOINはSymbolチェーン(プライベートチェーンおよびパブリックチェーン)に移行し、機能豊富なプラットフォームを活用できるようになります。


[ネムグループ企業概要]
名称 : ネムグループ(NEM Group LTD.)
代表者 : デイビッド・ショー(David Shaw)
住所 : Suite 7, Hadfield House, Library Street, Gibraltar
事業内容 : NEMエコシステムの促進および活性化支援(コミュニティ活性化、ベンチャー投資、財務・トレーディング、ソフトウェア開発)

お問い合わせ先
ネムグループ https://jp.symbolplatform.com/
広報:兼高悦子
[画像2: https://prtimes.jp/i/75712/2/resize/d75712-2-275105-0.png ]



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