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北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021 」詳細情報が公開

PR TIMES / 2021年7月28日 18時15分

「工芸の時代、新しい日常」をテーマに2つの大型特別展を、5会場で45日間同時開催。46組の作家・ディレクター・職人による“現代アート化する工芸”と“デザイン化する工芸”を紹介。



[画像1: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-c7b25190c20e6586d0b5-0.jpg ]

タイトル:北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」
テーマ:工芸の時代、新しい日常
展覧会名:
【特別展I】工芸的な美しさの行方 工芸、現代アート、アール・ブリュット
【特別展II】 工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿
コア会期:2021年9月10日(金)~10月24日(日)
休場日:
【特別展I】なし
【特別展II】火曜(9月14日,21日,28日,10月5日,12日,19日)
開場時間:
【特別展I】9:00-16:00 (那谷寺のみ9:15~)
【特別展II】11:00-19:00
会場:
【特別展I】
勝興寺(富山県高岡市伏木古国府17番1号)
那谷寺(石川県小松市那谷町ユ122)
大瀧神社・岡太神社(福井県越前市大滝町13-1)
【特別展II】
sklo(石川県金沢市香林坊2丁目12-38)
Noetica(石川県金沢市下本多町6番丁40-1 2階)
料金:
共通パスポート/当日3,000円、前売り 2,500円*5会場入場可 *スタンプラリー参加特典 他
【特別展I】勝興寺 1,200円、那谷寺800円、大瀧神社・岡太神社 500円
【特別展II】sklo + Noetica 1000円 *2会場入場可
チケット購入:
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02x9wkepers11.html 
からご購入いただけます。
主催:北陸工芸プラットフォーム実行委員会、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
主管:認定NPO法人趣都金澤
共催:金沢21世紀工芸祭実行委員会、クタニズム実行委員会、ガラスフェスタ(富山ガラス工房)、
高岡クラフト市場街実行委員会、RENEW実行委員会、クラフトフェス実行委員会

特別展I 工芸的な美しさの行方 工芸、現代アート、アール・ブリュット

2012年に金沢21世紀美術館において本展キュレーターである秋元雄史がキュレーションした「工芸未来派」で見せた現代アート化する工芸を深化、発展させ、さらに現代アートとアールブリュットを加え、より広域化し、多様化した今日のアートとして紹介すると同時に、その三者が織りなす創造的な時間と空間を、富山、石川、福井の重要文化財指定の歴史的建造物において45日間同時に展開する、初めての試みとなります。
キュレーター:秋元雄史(東京藝術大学名誉教授、練馬区立美術館館長)
会場設計:周防貴之(建築家)


展覧会の特徴

工芸、現代アート、アールブリュットの世界で活躍する若手から実力派までの多様な20名のアーティストが参加
本展覧会では、工芸を中心に現代アート、アール・ブリュットの領域で活躍する若手から実力派までの総勢20名の作品を展示します。3つのカテゴリーを素材とその関わり(技法、反技法、非技法を含む)を通して捉え直し、かつ作家を幅広いキャリアと年齢層で構成して、新しい価値や方法から成る創造的な表現活動として本展で紹介します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-46df20a6b84565a3e32e-1.jpg ]

文化財空間に呼応した工芸の概念を超えるスケールの大きな展示
今回の会場となる勝興寺、那谷寺、大瀧神社・岡太神社は、地域の歴史や風土をあらわす場所で、いずれも文化財指定を受けた歴史的建造物です。建築空間に対応した新作を含む総勢20名のアート作品が大きなスケールで設置されて、場所と作品との間でいきいきとした関係を構築していきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-0e1da829610683edcb1f-2.jpg ]

技術力から解き放たれた工芸の新たな価値評価を提示
本展覧会では、「素材と関わり」という視点から技術を見直し、工芸において価値が高いと考えられる高度な職人技術と、反技術や⾮技術といった対照的な視点を併置し、それらが織り成す手法の多様な広がりを、それぞれ固有の表現として捉え直していきます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-c7b25190c20e6586d0b5-0.jpg ]



特別展I 出品作家

青木千絵、伊藤慶二、九代岩野市兵衛、沖潤子、金重有邦、桑田卓郎、神代良明、佐々木類、澤田真一、
nui project(しょうぶ学園)、須藤玲子、田中信行、田中乃理子、四代田辺竹雲斎、中田真裕、中村卓夫、
八田豊、牟田陽日、山際正己、横山翔平(五十音順)

勝興寺(富山県高岡市)での出品作家


[画像5: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-1699a5a6b69c522c47c7-24.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-559a61f55c9ec1340b36-25.png ]

<勝興寺について>
[画像7: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-bcc52615449ab122a0a9-4.jpg ]

日本海の沿岸部、富山県高岡市伏木古国府に位置する浄土真宗本願寺派の寺院。約30,000平方メートル の広大な境内には、本堂をはじめとする、12棟の建造物が重要文化財に指定されています。「平成の大修理」として23年をかけて行われた保存修理事業が2021年に完了し、本展は大修理後初の大規模な展覧会として、大広間、式台、台所などの重要文化財の内部や、本堂をつなぐ渡り廊下及び境内の広大なエリアで展開されます。


那谷寺(石川県小松市)での出品作家


[画像8: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-1ea3271fe6a2b0dc5afd-5.png ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-670813e501189c07a7e3-27.png ]

<那谷寺について>
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九谷焼の陶石が採れる白山の麓に位置する石川県小松市の仏教寺院。広い境内は奇岩遊仙境と称され、紅葉狩りの名所でもあります。岩窟内に造られた本殿など7つの重要文化財と2箇所の名勝があり、本展は特別拝観エリアに位置する『書院』と言われる江戸時代初期の書院建築の姿を現在に伝える貴重な建造物の中と、庭園に位置する茶室『了了庵』の中において行われます。


大瀧神社・岡太神社(福井県越前市)での出品作家


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[画像12: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-c7b25190c20e6586d0b5-0.jpg ]

<大瀧神社・岡太神社について>

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深い山に囲まれた越前和紙の工房が軒を連ねる福井県越前市に位置し、全国で唯一“紙の神様”を祀る神社です。山の頂にある上宮(奥の院)とそのふもとに建つ下宮からなっており、下宮は唐破風と千鳥破風のそれぞれの屋根が連続する神社本殿としては最も複雑な屋根形態を持つ建物であるとされています。本展は、下宮の境内及び上宮に続くエリアで展開されます。



特別展II 工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿


13名のディレクターと13組の工芸作家や職人、生産者がチームを組んで、新たなプロダクトや活用例を生み出していくプロジェクト型の展覧会です。現在、名作と言われている優れた工芸品やデザイン・プロダクトの数々が誕生した日本の戦後の復興、経済成長期には、社会の発展と需要に応じて工芸とデザインが創造的に関係しながら豊かなものづくりを行っていました。本展はこの時代のものづくりに倣い、カテゴリーを越えた豊かな交流から工芸とデザインの可能性を追求していきます。展示では完成したプロトタイプのほか、アイデア・ノートやスケッチなど制作プロセスを辿れるドキュメントも公開します。
キュレーター:秋元雄史(東京藝術大学名誉教授、練馬区立美術館館長)
会場設計:周防貴之(建築家)


展覧会の特徴


マーケティングに依らない、暮らしにこだわる個人の視点から
「こんなものがあったらいいな」と思う生活道具を提案。
今回ディレクターを担当するのは、デザインやファッション、広告、映像のプロフェッショナル、医療や書店運営を軸足にしながら独自の文化活動をされている方々、あるいは同じ工芸の世界でまさに活躍中といった多彩な面々です。クリエイティブな視点を持った彼らが北陸の工芸や人から着想を得て、暮らしの中で必要とされ愛着が持てるものをデザインし、純粋に「こんなものがあったらいいな」「このように使いたいな」と感じたものをプロダクト化していきます。
[画像14: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-a4f47459cac4767633a8-10.jpg ]

各界で活躍する13名のディレクターと、
地域の伝統工芸を担う職人や個性的な工芸作家、生産者がチームを結成。
ディレクターと協働するつくり手は、石川県の九谷焼、福井の越前和紙、富山の金工やガラスなど土地の特色ともいえる産業を担う職人たちや、個人で技術研鑽や造形表現を続けてきた作家たちです。一言で工芸といっても多様な在り方がありますが、需要の変化やテクノロジーの進歩にあわせて工芸の世界でもさまざまな技術革新が行われています。一方で古来の技法や様式を継承していくことを重要な使命とする考えもあります。このように、様々な背景を持つ現代のつくり手ならではの高度な技術と蓄積された知恵や経験で、手に取りたくなるプロダクトを生み出してくれることでしょう。
[画像15: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-63abff6d8c4b8c420b70-11.jpg ]

デザインを担うディレクターと、ものづくりを担うつくり手の交流のプロセスも紹介。
デザイン的思考と工芸素材・技術、美意識が交わる先に見えるもの。
環境や社会の持続可能性への理解が深まる現代において、製品の開発プロセスやその使い道についても見直されています。本展で発表されるプロトタイプは商品化して販売していく計画です。ここで目指すのは、最小単位から立ち上がるものづくりのあり方であり、大多数をターゲットにした製品とは一線を画すものです。工芸の生産力は大量生産には向いていませんが、適切な量を高い品質で届ける手工業のよさを、暮らしにこだわりを求める人々にぜひ手に取って実感してもらいたいと考えています。工芸が持続可能な産業として発展していけるよう、時代にあったニーズを喚起する機会にしたいと考えています。


特別展II  参加チームについて


稲葉俊郎×シマタニ昇龍工房、鬼木孝一郎×竹俣勇壱、シトウレイ×高橋悠眞、secca×山近スクリーン、
中田英寿×坂井直樹、中村弘峰×木田製陶、原研哉×谷口製土所、ブライアン・ケネディ×中田雅巳、
細尾真孝×滝製紙所、皆川明×ピーター・アイビー、森岡督行×長田製紙所、森義隆×富山ガラス工房、
箭内道彦×東節子(五十音順)


参加チームのプロジェクトについて


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[画像17: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-34ede2e96563d9802740-21.png ]

[画像18: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-30be79a7e50bd49755f1-14.png ]

<特別展II 会場について>

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トヤ・エチ・ラリー  産地でみつける、ホンモノの工芸


近年北陸では、地場の工芸をアートからデザインの領域に拡げる、地域発の”工芸祭”が展開されてきています。今回、これらエリア最東の富山市(トヤ)と最西の越前市(エチ)の7つの“工芸祭”をつなぐスタンプラリーを、はじめて開催します。8月28日から11月28日までの間、7つの”工芸祭”でブースを設置します(設置期間、場所は下記のとおり)。共通パスポートを購入するとついているスタンプラリー台紙に、3つのスタンプを集めると、人気工芸作家の生地を用いたGO FOR KOGEI 特製サコッシュを抽選で100名様にプレゼントします。
[画像20: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-ecd0f5dfa0727feea89c-16.png ]



ホクリク・スタジオ 自宅ではじめる、工芸のあそび <オンライン開催>


北陸には23品目の国指定の伝統的工芸品が存在し、アートからデザインまで、その枠組みを拡げ続ける多くの工房が集積しています。ホクリクで暮らすナビゲーターとともに工房をオンラインで訪問し、自宅で過ごす時間を豊かにするヒントを探ります。配信はGO FOR KOGEIのINSTAGRAM等で行います。
(無料、訪問先工房は後日発表)


ナビゲーターについて


[画像21: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-69e1418245128ab00d58-26.png ]

深尾双葉
大学卒業後、器を取り扱う雑貨店にて勤務。高校時代を過ごした金沢市にて、器と古道具の店ENIGMEを開店。
閉店後はYouTubeにて暮らしの動画を発信中。
asako
デザイナー。夫と白猫2匹と2LDKのマンション暮らし。デザイン業のかたわら「hibi hibi」の名前でなにげない日常を切りとった暮らしの動画をYouTubeで発信している。

リニューアルした公式WEBサイトについて(https://goforkogei.com


【公式WEBサイトの見どころ】
1.特別展キュレーターの秋元雄史による、特別展の見どころ、作家紹介、
ディレクターや作家職人で構成されるチームのマッチング趣旨を掲載。
写真とともに、出展作家や展示予定の作品等について詳しくご紹介。
2.特別展に出展予定の作家へのインタビューや対談記事等を掲載。
3.北陸を旅しながら、特別なアート体験を楽しむための
おすすめの「モデルコース」を掲載。今後随時追加予定です。


共通パスポートに関して


[画像22: https://prtimes.jp/i/80771/2/resize/d80771-2-622506e5e4827e2f0088-23.jpg ]

【共通パスポート】
特別展の各会場の入場券がセットになったお得な共通パスポートです。
特典1:9月9日(木)オープニングイベント配信視聴特典
特典2:トヤ・エチ・ラリー参加特典、抽選で特製サコッシュをプレゼント
当日:3,000円/2021年9月10日から
前売:2,500円/2021年9月9日まで
【チケット購入】7月28日から前売り券発売開始
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02x9wkepers11.html


開催概要


タイトル:北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」
テーマ:工芸の時代、新しい日常
コア会期:2021年9月10日(金)~10月24日(日)
※「トヤ・エチ・ラリー」「ホクリク・スタジオ」は8月28日-11月28日に開催
主催:北陸工芸プラットフォーム実行委員会、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
主管:認定NPO法人趣都金澤
共催:金沢21世紀工芸祭実行委員会、クタニズム実行委員会、ガラスフェスタ(富山ガラス工房)、
高岡クラフト市場街実行委員会、RENEW実行委員会、クラフトフェス実行委員会
後援:富山県、石川県、福井県、富山経済同友会、金沢経済同友会、福井経済同友会、金沢市、金沢青年会議所、JR西日本、北日本新聞社、福井新聞社
特別協賛:ビーインググループ、マツモトインベストメント株式会社、三谷産業株式会社、樂翠亭美術館、
リバーリトリート雅樂倶
特別協力:富山市、高岡市、能美市、小松市、越前市、北國新聞社
協力:勝興寺、那谷寺、大瀧神社・岡太神社
※1.北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」は、令和3年度日本博主催型・共催型プロジェクトです。
※2.プレスリリース内の価格は、全て税込価格です。

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