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京都の山を舞台にした「歴史上初の木製サーフボード作り」がドキュメンタリー映画化 決定!OCEANTREEプロジェクトの期待の新作

PR TIMES / 2021年6月22日 18時45分

日本の海岸環境の保護を目的とした、国際環境NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(神奈川県藤沢市辻堂、以下SFJ)で事務局長を務める石川拳大 (27) がこの度、サーフィンの原点である「アライア(木製サーフボード)」を題材にサステナブルな暮らしを発信すべく、ドキュメンタリー映画『OCEANTREE ~ The Jorney of Essence ~』第二弾を制作することを発表した。




プロジェクト概要


第一弾を発表した2017年から4年ぶりとなる本作では、今から1200年以上も前の平安京を築くために繁栄した京都市京北地域の山で採れた杉の木で、堤淺吉漆店4代目となる堤 卓也氏と共に「漆アライア(木製サーフボード)」を制作する。平安時代から日本の文化を支えてきたこの山で、サーフボードが制作されるのは歴史上初の事。そして、最後には京都の北部に位置する日本海の波を滑りおりる。たった1本の遊び道具は「山・里・川・海」の大きな循環と繋がりを表す。私たち日本人が大切にしてきた『地産地消の文化とサステナブルな暮らし』を、サーフィンを通じて国内はもちろん世界に向けて発信をする。本作は2022年春に一般公開を予定している。映画公開までの情報はOCEANTREEプロジェクト公式サイトやSNSで配信を開始。公開までの時間をOCEANTREEが切り取る美しい景色と共に過ごすのはいかがだろうか。
[画像1: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-145684-9.jpg ]




OCEANTREEとは


2017年に当時大学4年生の石川とカメラマンの八神鷹也が卒業制作として、「自然と共に生きること」をテーマに掲げたプロジェクト。サーフィンをもっと深く理解したい想いからその原点に立ち返り、サーフボードの原点である「アライア」と共に学生2人が旅に出た。サーフィン原点回帰の旅は、いつしか若者2人がこれからの人生を本気で考えるための「本質探しの旅」へとなった。自ら作り出したアライアで波に乗り、目の前にあるモノ・人・自然など全てが『当たり前』の存在ではないと感じた。新しいモノがすぐに手に入るこの時代に、全ての人が全ての存在に改めて感謝の気持ちを持てたら、そこにはきっと『皆が幸せ』と感じる世界があるのではないか。こんな大きな想いをサーフィンを通じて、映画として共有する。
[公式サイト] https://oceantree.thedayswater.com/
[instagram] https://www.instagram.com/oceantree.project/



アライアとは


古代ハワイではアライアといった一枚板の木製サーフボードでサーフィンが楽しまれていた。サーフィンの歴史には様々な説があるが、「波に乗る」原点としては漁業を終えた漁師が帰りに丸木舟(カヌー)で波に乗ったことが、「遊び」としてアライアに発展したのではないかと考える。現在でもハワイを中心にアウトリガーカヌーサーフィンが文化として根付いている。OCEANTREEがアライアを題材にする意味としては、一枚板の木製サーフボードがとてもシンプルだからだ。新しいモノがすぐに手に入るこの時代に、「シンプルな物にある奥深さと喜び」を表現したいという想いがOCEANTREEの作品には込められている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-224308-1.jpg ]




日本伝統文化と、サステナブルな暮らし

漆は「伝統工芸」と位置づけられ貴重な存在だが、今も続くその長い歴史から、現代に生きる私たちが課題とする「持続可能=サステイナブル」な暮らし方へのヒントがあるのではないかと考える。本作で共演する堤淺吉漆店4代目の堤 卓也氏は「若い子にも漆を身近に感じて欲しい」という想いから、サーフィンやスケボーやスノボーなどの遊び道具に漆を塗ってプロダクトとして発信していたり、15年後に大きくなる漆の木を子供たちと苗から植えて森を作る「一般社団法人パースペクティブ」を設立するなど、「過去・現在・未来」のために活動している。工芸を想い、地域を想い、子供たちの未来を想い、楽しく変換する堤氏やその友人たちも共演する。

[画像3: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-941110-10.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-270782-11.jpg ]




京都市京北の歴史について

京北は京都市の北部にある地域。杉の良材の産地として知られ、古代より水運を利用した京都の重要な木材供給地であった。平安建都以来の木材供給地として古くから都の生活を支え、「御料地」として皇室とのつながりが深く、日本の歴史・文化を支えてきた重要な地域だ。京北の山奥には日本屈指の巨大杉の森があり、中には樹齢1000年といわれている巨木がある。京北の木こり達は古くから山の資源を大切に受け継ぎ、未来へと引き継ぐために山を育ててきた。自然と調和し、日本の原風景である里山文化を今なお引き継ぐ地域だ。

[画像5: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-678745-2.jpg ]




山と海の繋がり

海にあるゴミの約70%は街から来ているのはご存知だろうか。山と海は遠い存在のように思えるが、地球は「水」として自然のサイクルが全て循環している。水は山から川を辿り海まで栄養など様々な物を運ぶが、その中には人々が消費したゴミも含まれている。そして、水はまた山へと戻るがゴミは海に残り続ける。まるで海が地球のゴミ箱のように。自然のサイクルに反して、ゴミは循環しないのだ。海だけ見ていても、海の問題は解決されない。そんな地球規模の循環をアライアと共に映像として可視化しながら、OCEANTREEプロジェクトとして表現する。

[画像6: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-552880-3.jpg ]




OCEANTREE Episode.2 メンバー


【石川拳大 / Kenta Ishikawa】
[画像7: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-856901-5.jpg ]


1994年生まれ湘南出身、SFJ事務局長。家族の影響で4歳からサーフィンを始める。高校時代はオーストラリアのゴールドコーストに4年間留学。大学では卒業制作に映画『OCEANTREE ~ The Journey of Essense ~』を発表。現在は日本情報通信株式会社 (NI+C) のアスリート社員として、国内外の大会に参戦。また、SFJの事務局長として海の保全活動も活発に行う。<主な実績> 2014年・2015年 全日本学生サーフィン選手権大会 優勝 / 2015年・2018年 全日本サーフィン選手権大会 優勝 / 2016年 ISA世界大会 日本代表 / 2018年WSL湘南オープン4位 / 2016年・2017年・2018年・2019年 日本代表 強化指定選手
[公式サイト] https://kentaishikawa.com/

【八神鷹也 / Yagami Takaya】

[画像8: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-373480-6.jpg ]

1994年生まれ湘南出身、SFJクリエイティブディレクター。アーティストだった祖父の影響で小学生の頃は絵や写真が好きだった。テレビに映った綺麗な海と波に乗る俳優の姿を見て13歳でサーフィンを始める。友人とスケボーやサーフィンを撮るのが趣味になり、16歳から映像業界に本格的に飛び込みアシスタントで番組・CM・PV・PRやリオオリンピックのCMに携わる等様々な現場を経験。20歳を機に活動の場を海外に広げ、航空会社のPRや絵描きxダンサーを追ってドキュメンタリーで世界一周する等、表現の幅は多岐に渡る。
[instagram] https://www.instagram.com/takaya_yagami/

【堤 卓也 / Takuya Tsutsumi】

[画像9: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-450352-8.jpg ]

1978年生まれ京都出身、SFJアンバサダー。明治42年創業の漆を扱う数少ない原材料店の『堤淺吉漆店』4代目。国宝・重要文化財建造物の修復に採用されるなど、日本を代表する漆メーカーとして、新しい表現への挑戦を続けている。新たな活動「工藝の森」では子供達と0から森を作るプロジェクトを発足し15年後の未来を創っている。<主な実績> 京都市「これからの1000年を紡ぐ企業」認定 / 第3回三井ゴールデン匠賞 受賞
[公式サイト] https://www.kourin-urushi.com/

【ロドリゴ・マツダ / Rodrigo Matsuda】
[画像10: https://prtimes.jp/i/80820/2/resize/d80820-2-847765-7.jpg ]

1981年生まれブラジル出身、SFJアンバサダー。また、シェイパー、デザイナー、木工職人、ラスカウッドワークスの創設者。2006年以来、ペルー、オーストラリア、日本、ブラジルで学んだ技術で、すべて手作りの木製サーフボードを制作。優れた性能耐久性と環境への影響が少ない木製のサーフボードを作る。日本をルーツに持つ彼は2019年に日本へと移住し、現在は国内を中心に活動をしている。<主な実績> アライア制作500本以上
[instagram] https://www.instagram.com/lascawoodworks/



協賛 / 協力


国際環境NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパン ( https://surfrider.jp/ )
アピオ株式会社 ( https://www.apio.jp/ )
UNBY GENERAL GOODS STORE ( https://www.unby.jp/ )
THE OCEAN GARDEN ( https://theoceangarden.com/ )
DOVE Surfing Wetsuits ( https://dovewet.com/ )
GOHEMP ( https://www.gohemp.jp/ )
熊澤酒造株式会社 ( https://www.kumazawa.jp/ )
SANU ( https://sa-nu.com/ )
堤淺吉漆店 ( https://www.kourin-urushi.com/ )
一般社団法人パースペクティブ ( https://www.forest-of-craft.jp/ )
Lasca Woodworks ( https://www.instagram.com/lascawoodworks/ )


国際環境NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパンとは


カリフォルニアのサーファー達が、自主的に始めたサーフポイントの水質調査活動。それがサーフライダーファウンデーションのルーツだ。サーフライダーファウンデーションは、1984年にカリフォルニアで発足。日本では1993年から活動を開始し、2011年に一般社団法人となった。現在世界23ヶ国で活動し、約25万人のメンバーがいる国際環境NGOである。
[公式サイト] https://www.surfrider.jp/

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