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「#高速ステップ」が話題のダンスアーティストMiyu出演、ジャズミュージシャン石若駿氏楽曲提供「自由視点ARコンテンツ」最新デモ映像初公開!

PR TIMES / 2021年11月15日 14時45分

SIW2021で、現代アーティスト宇川直宏氏やMiyuら出演の異業種トークセッション開催

11月13日(土)渋谷キャストにて、「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021」の一環として「多様化するメディア新時代~新たな視聴体験の創造へ」と題したトークセッションが開催され、NHK放送技術研究所(NHK技研)が開発した「自由視点ARコンテンツのリアルタイム伝送技術」の最新デモンストレーション映像が初公開された。



[画像1: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-89c57159d0f8a98eda70-9.jpg ]

近年、AR技術が注目され技術進歩が加速している中で、これまでのテレビの枠を超えた新しい視聴体験を実現するため、NHK技研がARコンテンツも放送と同じようにリアルタイムに伝送するストリーミング方式を開発した。
最新デモ映像には、ジャズミュージシャン「石若駿」氏が提供したオリジナル楽曲にのせて、ワールドチャンピオンの肩書を持つダンスアーティスト「Miyu」が出演。壮大な大自然から渋谷のスクランブル交差点まで、様々に移り変わるシチュエーションの中で、Miyuが六変化しながら世界一のステップを披露している。さらにテレビモニターに映るデモ映像にタブレットをかざすと、背景の映像とシンクロしながら踊るARのMiyuが目の前に飛び出してくる。テレビとリアルタイムに同期するだけでなく、タブレットを動かすと横や後ろに回り込むことができる自由視点のARによって、実際に新たな視聴体験をしたイベント参加者からは多くの驚きの声が上がった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-ff729366cb7fcf931fab-0.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-51a2aff1b70e4ee2a545-1.jpg ]

トークセッションには、この最新デモ映像の技術開発に関わったNHK技研のエンジニア河村侑輝氏、映像ディレクターを務めた東映ツークン研究所の美濃一彦氏、映像に出演したダンスアーティストMiyu、さらにネット配信初期の2010年から配信プラットフォームを開局したSUPER DOMMUNE代表の宇川直宏氏、ファシリテーターを務めた一般社団法人渋谷未来デザインの長田新子氏が出演した。


イベント冒頭には、最新デモ映像で披露したダンスをMiyuが生披露。しなやかで流れるような動きや細かいリズムを刻むステップまで、ARと同様に映像とシンクロしたダンスに大きな拍手が起こった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-6b7e5036320c223a192e-2.jpg ]

トークセッションでは、若者のテレビ離れが指摘される昨今において、テレビが果たすマスメディアの役割について多く言及された。
昨今のステイホーム期間によって、家族1人1台のタブレットやスマートフォンで観たい時に観たいものを観る習慣が加速した中で、「コロナ禍によって、AR/VRといった技術革新も一気に加速し、10年分の進化がこの1-2年に凝縮された実感がある」と宇川氏。

そしてMiyuが「自分も周りも、多くの情報はSNSから絶えず入手している」と話すと、「テレビのライバルはYouTubeではなく、時間消費の長さを考えると、本当のライバルはSNS」と宇川氏が指摘。その上で今回の取り組みは、SNSでバズる「ダンス」という要素を取り入れて、新たな技術を加えた「放送コンテンツ」としたことにより、テレビを超えて様々なメディアに波及していく可能性がある、とその意義を語った。

また、「クオリティの高いコンテンツを膨大に保有するNHKだからこそ、それらを新たな技術を使って、どう活用していくかということも重要なのでは」という長田氏の意見も。河村氏は、今回のプロジェクトの技術的な仕組みを解説した他、新しいNHKらしさの追求として「公共放送から公共メディアへ」の転換を示唆し、社会や教育にどう寄与していくかという「エディケーショナルな視点」を常に意識しながらコンテンツを届けていきたいと話した。今回のデモ映像の企画・演出を行った美濃氏は、今回の技術を活かして今後どのようなコンテンツを制作したいか問われると、「ドラマ」を挙げ、タブレットを使った自由視点のARだからこそできるギミックを演出に取り入れたい、と意欲を示していた。
長田氏が来場者に感想を求める中で、美濃氏が「テレビの強みは何か?」と質問を投げかけると、「信憑性」と答えるメディア関係者の意見も。SNSやYouTubeなどのプラットフォームによって誰もが発信者になれる現代において、放送局が長年培ってきた「信頼」によって生み出されるコンテンツであることが重要であると意見交換がなされた。

最後に、それぞれ今後やってみたいことやビジョンを短冊に書いて発表する場面では、Miyuが「ダンサーがもっと社会的に認められる世界にしていきたい」と話し、ダンスの振り付けも音楽の著作権と同様にマネタイズしていく仕組みができたら、と提案すると、「AIによってどこまでが誰の振り付けかを検知していくのはどうか」「NFTの仕組みを適用していけるのでは」と様々なアイデアが出されていた。
[画像5: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-5a1b96f0ac4bf5a3dc34-7.jpg ]

普段はなかなか一堂に会することが少ない「エンジニア」「コンテンツディレクター」「アーティスト」が異なる視点で語り合った今回のトークセッション。今後のテクノロジーとエンタテインメントの更なる連携に大いに期待を感じるネットワーキングとなった。
なおこの模様は、YouTubeで全編アーカイブ配信がスタート。期間限定なのでお見逃しなく。
「YOU MAKE SHIBUYA」YouTubeチャンネル:https://youtu.be/TMzcZHcsJrk
[画像6: https://prtimes.jp/i/84585/2/resize/d84585-2-5b009d046359dd06a3b9-8.jpg ]


<SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021について>
「アイデアと触れ合う、渋谷の10日間。」として、カンファレンスや体験プログラムが開催される都市型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021」が11月5日(金)~14日(日)に開催された。
※Official website: https://social-innovation-week-shibuya.jp/

「広告多様化するメディア新時代~新たな視聴体験の創造へ」
SPEAKER(敬称略):
宇川直宏(現”在”美術家 / DOMMUNE 代表)、 河村侑輝 (NHK放送技術研究所 伝送システム研究部 研究員)、美濃一彦( 東映ツークン研究所 主席ディレクター)、Miyu(ダンスアーティスト)、 長田新子(SIWエグゼクティブプロデューサー/一般社団法人渋谷未来デザイン 理事 兼 事務局次長)
https://social-innovation-week-shibuya.jp/timetable/event/nw12

<Miyuプロフィール>
ワールドチャンピオンの肩書を持つ、Z世代筆頭の実力派ダンサー
得意の「#高速ステップ」ダンス動画が、Instagramリールなどで100万回以上再生されるなど、SNS でも話題。ダンス映像は自ら企画し、映像の撮影・編集もこなす。
8歳から本格的にダンスを始め、キッズダンサー時代は“ONPARADE”として数々のコンテストで連続優勝し、テレビ番組や企業CM等でも活躍。2017年、パリで開催された世界最高峰のダンスバトル「JUSTE DEBOUT 2017 WORLD FINAL」HOUSE部門で師匠と共に優勝、19歳にして世界一の称号を手にするなど、国内外の数々のバトルで優勝多数。日本だけでなく海外からもワークショップやバトル審査員に招聘されるなど、ワールドワイドに活躍している。
Official Instagram : https://www.instagram.com/miyudance_/
Officialweb website:https://miyudance.tokyo

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