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令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」について、研修会「博物館の会員制度等の意義と可能性」と実証事業説明会を開催します

PR TIMES / 2022年7月23日 21時40分

博物館の経営基盤強化策として注目されるファンドレイジング。特にメンバーシップ、ボランティア、スポンサードなど会員制度等の創設・強化に関する研修会を8月16日(火)に開催します。
研修会にあわせて、令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」の事業説明会を行います。
研修会と事業説明会をふまえ、本実証事業への参加協力館を募集します。受託事業者は実証事業の調査研究を行う中で、参加協力館における会員制度等の創設・強化に向けた課題や対応策を見出し、参加協力館は、それを受けた具体的なトライアルアクションを展開することで、実践的なスキルの獲得・強化が可能となります。



[画像: https://prtimes.jp/i/103777/2/resize/d103777-2-1b8e6531993514c8a379-1.jpg ]

文化芸術基本法などの成立や国際博物館会議(ICOM)京都大会における「文化をつなぐミュージアム」の理念にみられるように、近年、博物館に期待される役割は多様化、高度化しています。一方で、その経営基盤や人員体制については厳しい状況が指摘されています。
コロナ禍の影響もあり、近年では国内の博物館においてもメンバーシップやスポンサードなどの会員制度等によるファンドレイジング活動への関心は高まっていますが、実践にあたって課題を抱えている博物館は多いと思われます。
本プログラムは、文化庁からの委託を受け、博物館経営に資する資源の調達に係る実証事業等を調査研究することで、我が国の博物館における持続的な経営基盤強化を図るための事業モデルについて検討するとともに、会員制度等を広く展開し社会実装化を進めるための施策の提案を行う事業として実施します。会員制度等によるファンドレイジング活動の現状やそれらが果たす意義や可能性等に関する研修会とあわせて、今年度行う実証事業についての説明会を開催し、実証事業に協力してくださる博物館を募集いたします。


実証事業の内容
●受託事業者(株式会社丹青研究所)が推進する博物館の経営基盤の強化を目的とした会員制度等に関する調査研究に対して、現場に即した情報提供や改善策検討における意見、仮説に基づく実現可能性調査等にご協力をいただきます。
●参加協力館は、調査研究への協力を通じて、自館の取組を強化し、課題の解決を図ることができます。
●実証事業として想定する内容は下記の通りです。
 ・職員意向調査
 ・有識者を交えたワークショップ(4回程度)
 ・アクションプラン検討/実現可能性調査(協力館におけるトライアル)
 ・成果とりまとめ等
●実証事業の成果は令和5年3月の事業成果報告会(公開)において報告するとともに、報告書にとりまとめます。
●詳細は、事業説明会において説明いたします。
●実施期間:令和4年9月~令和5年3月


開催概要
令和4年度文化庁事業「博物館機能強化推進事業(経営基盤強化に向けた組織改革の促進に関する実証事業)」
研修会「博物館における会員制度等の意義と可能性」と実証事業説明会

開催日時: 2022年8月16日(火)18:00~19:30
参加方法: ZOOMウェビナー
言  語: 日本語
参 加 費 : 無料
申  込: 先着順(定員200名)
参加申込: https://forms.gle/DrNXWzDcN1bNjMXA6(申込期限:8月15日(月)18:00)
対  象: 学芸員など博物館職員の方々、博物館の設置主体・運営主体の職員の方々

・お申込いただいた方には、開催前日までに、参加申込の際にご入力いただいたメールアドレスに視聴URLをお送りします。開催当日、時間になりましたら視聴URLをクリックの上ご参加ください。自動的に視聴画面に繋がります。
・ライブ配信のため、通信状況により、映像や音声が乱れる場合がございますのでご了承ください。
・動画の録画、録音、キャプチャー等はご遠慮ください。
・プログラム終了後、簡単なアンケートを行いますので、ご協力をお願いいたします。後日、文化庁YouTubeチャンネル上で、アーカイブ動画をご視聴いただけます。


プログラム(敬称略)  ※講演のタイトルは予告なく変わることがあります。

18:00-18:05 ウェビナーに関する事前説明

●研修会
18:05-18:25 テーマ1「国内の博物館における会員制度等の現状」
石川貴敏(株式会社丹青研究所 上席研究員/文化空間情報部部長)
本事業のテーマである「個人・法人を対象とした会員制度等をベースとした博物館の経営に資する資源の調達(メンバーシップ、ボランティア、スポンサード等)」について、国内の博物館における現状についてお伝えいたします。
*本事業における[博物館の経営に資する資源]とは、寄付や賛助金等の金銭的資源のほか、友の会やメンバーシップを母体とするボランティアや運営支援・参画など、博物館を設置する者以外から提供される博物館の運営の一助となるリソースを意味します。

18:25-18:45 テーマ2「博物館における会員制度等の意義と可能性」
石川貴敏(株式会社丹青研究所 上席研究員/文化空間情報部部長)
現在の博物館に求められる機能や役割は多様化、高度化しています。また、人口減少社会やコロナ禍を経験したことによる意識の変化(ブロックバスター展等による大きな集客に頼らない運営策の検討等)など、これまでの博物館の経営基盤に関わる変化を前提に新たな取組が必要になっています。さまざまな人々とつながり、ともに博物館を支え、動かしていくあり方に向けて、会員制度等の取組の意義や可能性についてお伝えいたします。

●事業説明会
18:45-18:55 実証事業の主旨
上田和輝(文化庁 企画調整課) ※予定

18:55-19:05 実証事業の概要
崎山幸子(株式会社丹青研究所 文化財環境研究部部長/国際文化観光研究室室長)

●質疑応答
19:05-19:25 研修会及び事業説明会に関する質疑応答

●閉会
19:30 閉会


プログラム終了後にメールにてアンケートフォームをお送りいたします。
ご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。

お問い合わせ
事務局 株式会社丹青研究所 info.tanken@museum.or.jp

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