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【映像演劇】「建物×演劇」プロジェクト!歴史的建造物で上演された舞台『騒がしい二階』がついに配信!

PR TIMES / 2023年9月25日 17時45分

秋葉原・海老原商店(千代田区指定・重要景観建造物)で上演された舞台「騒がしい二階」が、大胆な編集とともに生まれ変わり”映像作品”として配信されることになりました(2023年10月末まで)。

歴史的な建造物から発想して創作する「建物×演劇」プロジェクト。
時代の化石となりつつあるものたちに、表現の力で新たな命を吹き込み、その場の認知拡大と、芸術文化を発信することを狙いに、建築事務所であるオフィス遊民が立ち上げました。
2023年5月に上演された「騒がしい二階」は、プロジェクト第1作目となる長編演劇であり、歴史的建造物「海老原商店」とのコラボレーションです。
おかげさまで、連日大入りとなり、嬉しい声が多数届きましたが、見られない方も多くおられました。
この度、そんな「騒しい二階」を映像配信することにしました。
ただの記録映像ではなく、多数のカメラを入れ、大胆に編集を加えながら”映画”として捉え直した作品です。
秋葉原から青森へ続くロードムービー。
是非ご覧いただければと思います。きっと、観にきて下さった方もまた楽しめる内容です。



視聴チケット販売中(10/30まで見放題)
https://sawagashii2kai.stores.jp/items/64e7242ef0358e0032677f0f
公式Twitter
https://twitter.com/sawagasii2kai
[画像1: https://prtimes.jp/i/120857/2/resize/d120857-2-654844602a57a316b002-0.jpg ]

母を亡くし悲しみに暮れるエルゼ。ある日、二階から聞こえるラップ音に母の気配を感じ、家族とともに青森のイタコの元を訪ねることにした。それはずっと母に聞けずにいた答えを探す、彼女の心の旅でもあった。
しかし、イタコが口寄せで語ったのは、思いもよらない母からのメッセージだった。


<海老原商店を劇場に>
[画像2: https://prtimes.jp/i/120857/2/resize/d120857-2-d3b07e5c581e351a71e8-3.jpg ]

劇場となった海老原商店は、千代田区の景観重要建造物にも指定されている看板建築です。看板建築とは、 その多くは関東大震災後の復興期に乱立し、中小規模の資金力のない商店が鉄筋コンクリートのビルに見せかけるために、 その正面だけを銅板やモルタル、タイル、スレートなどの耐火素材で覆い、装飾した建造物のことです。そのため、海老原商店は、一見洋風レトロで趣のある歴史的建造物ではありますが、和洋折衷な出鱈目さもまた同時に感じる不思議な建物です。本物と偽物。和風と洋風、現代に残る大正時代の趣き・・・そのような、さまざまな二項対立が相即不離なものとして混在している海老原商店を劇場にすることで、より際立った現代表現の可能性を模索することができるのではないかと、この度の創作が始まりました。演劇もまた、偽物たちが本物と称して演じる出鱈目な表現なのです。さらに、神田という「古書」と「電気」が併存する特殊な文化的歴史のあるこの地は、歴史と現代を軽やかに往来する芸術表現の漂流地としてその存在を輝かせており、私たちが目指す表現の舞台として最適な場だと考えております。
https://www.ebiharashoten.com/

<伝統芸能(能と落語)×ゴシックホラー>
本作の特色である、日本の伝統芸能と西洋のゴシックホラーの掛け合わせは、看板建築に見られる「和洋折衷」な佇まいをヒントにしています。 物語の大筋になっているのは、古典落語『二階騒き』です。一人複数役をやることを前提とした落語という形式の中、登場人物が噺の中で1人複数役をこなすという入れ子構造の演目です。筋もまた「店の二階を吉原そっくりに作り替える」という出鱈目さですが、看板建築もその多くが二階建てであり、本作の物語を構造的に印象付けます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/120857/2/resize/d120857-2-cfb1f4a88ec8dd802007-9.png ]

人っこ1人いない二階の吉原はまるであの世。そう捉えるならば一階はこの世。二階から聞こえるあの世の物音が、一階の観客に轟くような、建物を生かした演出により、より立体的に物語の中に没入できる仕掛けです。 そんな「死」の気配に呼応するように、西洋文化であるゴッシクホラーを掛け合わせる。 ディズニーランドでもお馴染みのホーンテッドマンションやアダムスファミリーのような、霊的な気配と神秘性。ゴシックホラーもまた、あの世とこの世が混在した絶妙なバランスに支えられており、より直接的に本作に死の香りを漂わせます。 そんな一見相反する両者を海老原商店の神秘性と、看板建築の出鱈目さがつなぎながら、妙な手触りの演劇を目指しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/120857/2/resize/d120857-2-82eb1a257e56b33238d5-12.jpg ]

<映像作品としての演劇>
映像配信をするにあたり、海老原商店という建物の構造を生かすよう多数のカメラを入れ撮影に臨みました。一階と二階に渡る演出やギミックを映像からでも感じられるような工夫をしています。
ただの記録映像になりがちな映像演劇を、映画として捉え直し、大胆な編集を加え、生の舞台とはまた違った映画やドラマのような味わいと解釈を持たせて完成させました。実際に舞台をご覧になった方も驚くような内容になっています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/120857/2/resize/d120857-2-eb5628100d5c15857ecb-11.jpg ]


配信概要


『映像版・騒がしい二階』
公演期間:2023年9月8日 ~2023年10月30日23時59分(期間中見放題)
https://sawagashii2kai.stores.jp/items/64e7242ef0358e0032677f0f

■出演者
渡部瑞貴
濱野ゆき子
笑福亭べ瓶
小出水賢一郎
及川紗都
染野清美(コントラバス演奏)

■スタッフ
作・演出・編集:シーズン野田
企画・プロデュース:渡部瑞貴
音響:戸田昌征
照明:平井ひろ人
ビジュアル撮影ヘアメイク:原早織(Kleuren)、井藤まりな(Kleuren)
宣伝美術:さてとサラダ
撮影:矢川健吾、坂口天志、渡辺健太
スチール:小島一晃
制作:及川紗都
制作助手:ヒグチリオ、下田真由
広報・PR:登坂麻美
製作:表現集団 HIKE
後援:株式会社オフィス遊民
協力:世田谷限界クリエイターズ、株式会社flat、海老原義也(海老原商店)、青木尚哉(zer◯)

■視聴チケット料金
2,000円 (税込)
https://sawagashii2kai.stores.jp/items/64e7242ef0358e0032677f0f
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ZmYSj8eKtW8 ]


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