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1月23日(金)京都精華大学にて緊急シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考える ―表現の自由とテロリズム」を開催

PR TIMES / 2015年1月22日 16時13分

京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮惠子)は、2015年1月7日にフランスの週刊誌「シャルリーエブド」本社が襲撃された事件やその後に起こったさまざまな反応について、多角的に検証するためのシンポジウムを緊急開催します。

いま、「シャルリーエブド襲撃事件」を発端にさまざまな出来事が起こり、世界では反応がうずまいています。本学は日本で唯一のマンガ学部を擁し、その中のカートゥーンコースでは実際に諷刺画を学ぶ学生も多数在籍しています。また、芸術学部や人文学部といったそのほかの学部に在籍する学生たちにとっても、この事件は大きな意味を持っています。このため、本学では今回の出来事の背景とその後の世界の反応について多角的に検証する必要があると考え、シンポジウムを開催いたします。学生たちとともにこの出来事についていまいちど多面的にみつめなおし、考察を進める機会としたいと考えています。
今回のシンポジウムでは、本学教員が各々の専門性と経験にもとづき、事件についての見解を示した後、出演者によるディスカッションを行います。



[画像: http://prtimes.jphttps://prtimes.jp/api/file.php?t=origin&f=d11014-3-533955-0.jpg&time=0.8816226856123226 ]

【開催概要】
2014年度 京都精華大学 岡本清一記念講座
シンポジウム「シャルリーエブド襲撃事件を考える ―表現の自由とテロリズム」

■開催日時:2015年1月23日(金)19:00~21:00
■会  場:京都精華大学 本館4階 H-417
      ※駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

■講  師:ウスビ・サコ(人文学部 教員、人文学部長)
      安田 昌弘(ポピュラーカルチャー学部音楽コース 教員)
      篠原ユキオ(マンガ学部カートゥーンコース 教員)
■司会・コーディネーター:山田 創平(人文学部 教員)

■参加方法:申込不要、無料、先着順 ※一般の方もご参加いただけます
■講演会についてのお問い合わせ先:京都精華大学 企画課 TEL 075-702-5201

【プログラム】
19:00~19:05 学長 竹宮惠子による挨拶
19:05~19:15 事件の概要について
19:15~19:40 「風刺マンガとは何か」篠原ユキオ
19:40~20:05 「共和主義の不協和 ~ポピュラー音楽研究から」安田 昌弘
20:05~20:30 「イスラム教の精神と現代社会の矛盾」ウスビ・サコ
20:30~21:00 出演者によるディスカッション

【講演内容と出演者プロフィール】
<出演>
「風刺マンガとは何か」
篠原ユキオ (マンガ学部 教員 専門:カートゥーン / ユーモアイラストレーション)
京都教育大学美術科在学中に、産経新聞にて1コママンガ家としてデビュー。以後、読売新聞をはじめ大手新聞各紙や週刊誌などを中心に作品を連載。日本の風刺漫画家の立場から、マンガ表現における問題や、描き手の意識について語る。

「共和主義の不協和 ~ポピュラー音楽研究から」
安田昌弘 (ポピュラーカルチャー学部 教員 専門:文化社会学 / ポピュラー音楽)
東京都立大学人文学部卒業後、渡英。2008年までフランスに在住していた。パリ郊外の若者文化・移民文化を研究し、現在も1年のうち数か月をフランスで過ごす。今回の事件の背景となったフランスの文化や状況について語る。

「イスラム教の精神と現代社会の矛盾」
ウスビ・サコ (人文学部 教員 専門:建築計画 / 建築文化 / 空間人類学 / コミュニティ)
アフリカ・マリ出身。北京語言大学、南京東南大学を経て、京都大学大学院を修了。本学の海外フィールドプログラムではフランスを担当。イスラム教徒であり、研究で様々な国を回った経験から、「イスラム教」をとりまく状況について語る。

<司会・コーディネーター>
山田 創平  (人文学部 教員 専門:社会学)
厚生労働省所管の研究機関や民間のシンクタンク勤務を経て現職。都市におけるマイノリティ研究、地域社会と芸術に関する研究で知られる。近年は国内外のさまざまなアートプロジェクトでリサーチやコンセプトデザインに関わり、自らもインスタレーションやパフォーマンス、舞台作品の制作を行っている。

●「岡本清一記念講座 ―日本と世界を考える―」について
初代学長 岡本清一が提示した建学の理念「自由自治」を継承していくために、現代世界の諸問題を通して、日本と世界について考えるための講座。岡本学長の生誕100年にあたる2005年より開催、今回で第7回目を迎える。過去には書家・文字文明研究者の石川九楊氏(本学デザイン学部教員)、小説家の高橋源一郎氏と社会学者の古市憲寿氏、作家の佐藤優氏、政治学者の藤原帰一氏などが講師を歴任した。

●京都精華大学について
1968年、学生と教職員が平等な立場で創造する、新しい大学を目指して開学。文化と芸術の教育を行い、日本と世界に尽くそうとする人間の形成を教育の基本方針として、人文学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部、ポピュラーカルチャー学部の5学部と人文学研究科、芸術研究科、デザイン研究科、マンガ研究科の4研究科を設置。京都市と共同で、京都国際マンガミュ-ジアムも運営する。

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