エネルエックス・ジャパン株式会社 容量市場にて、1GW(ギガワット)超えの落札
PR TIMES / 2020年10月7日 12時45分
エネルエックス・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区 代表:奥山潮)は、今年度(2024年度向け)容量市場メインオークションへ入札を行い、1GW(ギガワット)を超える容量を落札しましたことをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/45886/3/resize/d45886-3-655388-0.png ]
今後急拡大が見込まれる電力の「ディマンドリスポンス、デマンドレスポンス(以下、DR)」「バーチャルパワープラント(以下、VPP)」事業の業界グローバルリーダーであるエネルエックス・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区 代表:奥山潮)は、日本国内におけるDR事業の拡大へ向けて、今年度(2024年度向け)容量市場メインオークションへ入札を行い、1GW(ギガワット)を超える容量を落札しましたことをお知らせいたします。これに伴い、発動指令電源の約25%にあたる容量のDRを当社にて運用することが期待されます。
エネルエックス・ジャパンは2024年度に向けて、市場の急拡大や需要家の皆様からのニーズの拡大を受け、1GWを超える規模での入札を行い、100%の容量を落札いたしました。当社はDRをリアルタイムかつ柔軟に最適化するプラットフォームを保持しており、現在は日本のDRにおける最大手独立系アグリゲーターとして電源I´(イチダッシュ) を運用しております。さらに当社は、日本卸電力取引所(以下、JEPX)の会員となりまして、前日スポット市場や時間前市場等における経済DRの運用に向けても準備しております。
当社では現在、電源I´ で200MW超える運用を行っておりますが、その市場をリードするプラットフォームを用いて、国内の需要家の皆様が、変化を迎えている電力市場へ積極的な参加をすることを支援し、その価値を最大限に高めるよう努めます。当社では需要家の皆様の収益性を高めながら、DR、VPP事業を通じて、再生可能エネルギーの拡大の一助を担っていきます。当社のDRプログラムは、地域・業種・対象事業所規模を問わず、鉄鋼、化学、非鉄金属、製紙・パルプ、産業ガス、データセンター、商業ビルなど様々な需要家の皆様に広くご参加いただいております。
当社では世界最大のDRアグリゲーターとして各国で培ったノウハウを活かし、今後も質の高いサービスを提供して参ります。そして容量市場だけではなく、2021年度電源I´、今後も取引量が増していくと考えられるJEPXに対しての経済DR、さらには2021年度から新設される需給調整市場でも事業を拡大していきます。社会貢献性の高いDRプログラムの普及に努め、企業としての社会的責任を果たして参ります。
当社は、循環型経済を考慮した製品・サービスにより、需要家様の循環型経済の取り組みを支援しております。DRは、この事業における主要なサービスです。需要家の皆様は、DRプログラムを用いることで電力市場に参加し、電力需給のピークに対応するために一時的な需要抑制を行う協力することで、報酬を受けとることができ、さらに世界的な脱炭素化に貢献することができます。
【代表取締役社長 奥山 コメント】
私たちは、日本の電力市場にDRサービスを提供してきたと自負しています。当社は、DRサービスの国内リーダーとして、日本の電力自由化・電力システム改革の過程で、従来の電源に代わる費用対効果の高いDRが導入され、DR事業が広く普及拡大していくことを引き続き支援していきます。また、再生可能エネルギーの導入を加速するためにも、DRサービスは重要です。新設される容量市場により、DRは容量市場、需給調整市場、JEPXでの経済DR等複数のサービスを提供することが可能となります。今後、日本の電力市場においてDRが果たす役割はますます大きくなると期待しています。
【エネルエックス・ジャパン株式会社について】
会社名: エネルエックス・ジャパン株式会社
所在地: 東京都中央区日本橋室町4-4-3 喜助日本橋室町ビル6階
代表取締役社長: 奥山 潮(おくやま うしお)
事業内容: 電力需給調整事業、ディマンドリスポンス(DR)やバーチャルパワープラント(VPP)ビジネス
URL: https://www.enelx.com/jp/ja
【エネルエックスについて】
エネルエックスはエネルグループの先進的なエネルギーサービスをグローバルに提供する、DRのリーディングカンパニーです。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア地域で、6GWを超えるDR運用、110MWの蓄電池運用、また約130,000のEVチャージングポイントの運用をしております。
【エネルグループについて】
エネルグループ ( Enel S.p.A. ) は本社をイタリア ローマに置く多国籍エネルギー企業で、世界5大陸、35カ国で事業活動を展開する、世界最大100社のうちの1社です。
【ディマンドリスポンス、デマンドレスポンス(DR)とは】
猛暑日や極寒日に電力需給がピークになった時、停電リスクなどの非常事態に対して、需要側から系統安定化を図るプログラムです。電力需要家は、DRの依頼に対して一時的な需要抑制を行う協力を約束することで、報酬を受け取ることができます。
【バーチャルパワープラント(VPP)とは】
分散している創エネ・蓄エネ・省エネリソース(太陽光、蓄電池、ディマンドリスポンス等)を、IoTを活用して統合制御し、一つの発電所のように機能させる仕組みです。
【容量市場とは】
米国PJMや英国のCapacity Marketを参考に2024年度から創設される、「将来の供給力(kW)」を取引する市場です。メインオークションは4年前に行われ、2024年度向けのメインオークションは2020年度に行われました。弊社が落札しました発動指令電源では、需要家の需要抑制や発電機等の余力を活用したDRを主に用いており、落札された報酬は需要家の皆様へ還元されます。
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