“寒冷地型データセンター×国内最大規模アクアポニックス農法”による世界初の『サステナブルデータセンターモデル』完成
PR TIMES / 2019年8月29日 4時40分
~アクアポニックス農法で育ったレタスやバジル等は長岡市内のお店へ順次出荷開始~
株式会社データドック(東京都千代田区、代表取締役会長:水野昌広、代表取締役社長:宇佐美浩一、https://www.datadock.co.jp/、以下データドック)と株式会社プラントフォーム(東京都千代田区、代表取締役CEO:山本祐二、https://www.plantform.co.jp/、以下プラントフォーム)は、データドックの運営する寒冷地型グリーンエナジーデータセンター“新潟・長岡データセンター”敷地内に、国内最大規模の “アクアポニックス農法”を実践する植物工場“アクアポニックス長岡プラント”を建設し、8月28日(水)に完工しました。生産物は、長岡市のレストランなどへ今秋より順次出荷・販売を開始します。
また同時に、寒冷地型データセンターとアクアポニックス農法を掛け合わせた、世界初の『サステナブルデータセンターモデル』が完成したことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-505156-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-575045-1.png ]
データドックとプラントフォームが提唱する世界初の『サステナブルデータセンターモデル』とは、寒冷地型データセンターの運営によって創出される余剰エネルギー(雪冷熱・地下水・IT機器の廃熱)を、水耕栽培と水産養殖を同時に行うアクアポニックス農法で使用するという「環境・社会・経済」の3つの軸を満たす持続可能な新しいビジネスモデルです。
今後は、“新潟・長岡データセンター”と“アクアポニックス長岡プラント“の運用によって、世界初の『サステナブルデータセンターモデル』のモデルケースとして検証・研究を重ね、ノウハウを蓄積することで、日本中の寒冷地で適応可能なビジネスモデルの確立を目指します。
■”アクアポニックス長岡プラント”とは
2019年8月28日に完成した国内最大規模の“アクアポニックス農法”を実践する植物工場です。水耕栽培だけでなく、水産養殖を同時に行うことで、魚の排泄物を養分として有機野菜を育てる循環型農法で、持続可能な農業を実現する世界で注目されている農法です。
一般的な土壌栽培に比べて栽培期間が1/2、液肥栽培の植物工場に比べて2.6倍の生産性、LED型の植物工場と比べて初期コストが1/4、ランニングコストが1/10※といった高い収益性を得ることができる特徴があります。9月より施設の見学も開始し、システムの外販を行うことでアクアポニックス農法の拡大を目指します。
※1000平方メートル あたりのプラントフォーム社調査によるコスト比較による数字です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-161649-6.png ]
○“アクアポニックス長岡プラント”にて生産予定の農産物と水産物
水耕栽培:レタス、バジル、いちご、わさび、生姜、ビーツ、スイスチャード、ルッコラ、スナップエンドウ、ミント 等
水産養殖:チョウザメ(キャビア)
[画像4: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-941747-7.png ]
■データドックとは
[画像5: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-778322-8.jpg ]
昨今、ビッグデータという言葉に代表されるように国内で流通するデータ量の飛躍的な増大に伴い、データサイエンスや人工知能(AI)が注目されています。大規模なデータ処理を必要とするプラットフォームは、高速な演算処理が可能なGPUコンピューティングへと移りつつあり、ディープラーニング分野、仮想通貨分野、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野にまで広がっています。それに伴い、電力供給量など高スペックのデータセンターニーズが高まるとデータドックは考え、2018年1月より新潟県・長岡市に業界最高水準のファシリティ性能と電力効率を備えた寒冷地型データセンターを開所しました。“新潟・長岡データセンター”は、首都直下地震や南海トラフ巨大地震を考慮したDRサイトとしての活用はもちろん、GPUサーバー等で構成されるHPC/AIインフラを設置するメインサイトとしても活用も可能です。
■会社概要
社名 :株式会社データドック
所在地 :本社 新潟県長岡市上前島1-1860
東京支社 東京都千代田区神田司町2-10-8 秀永神田ビル2F
代表者 :代表取締役会長 水野昌広
代表取締役社長 宇佐美浩一
設立 :2016年4月
サービス開始:2018年1月2日
資本金等の額:12億9,000万円(2019年3月現在)
事業概要 :寒冷地型データセンターサービスの提供
URL :https://www.datadock.co.jp/
[画像6: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-885958-5.jpg ]
社名 :株式会社プラントフォーム
所在地 :本社 新潟県長岡市上前島1-1863
東京支社 東京都千代田区神田司町2-10-8秀永神田ビル2F
株式会社データドック内
代表者 :代表取締役 CEO 山本祐二
会社設立 :2018年7月24日
資本金 :9,250万円(資本準備金含)
事業概要 :アクアポニックスシステムの設計、開発、設置、施工業務
アクアポニックス制御システムの企画、設計、開発、販売
教育研修、技術指導、運営代行業務
関連資材の輸出入業務とそれらの卸業と販売
URL :https://www.plantform.co.jp/
[画像7: https://prtimes.jp/i/46711/3/resize/d46711-3-868142-4.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
循環型農業「アクアポニックス」、廃棄される窒素を99%再利用し、気流制御でエアコンの電力使用量を76%削減できることが判明【神奈川県ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)実証結果】
PR TIMES / 2024年4月16日 16時45分
-
ベンチャーと大企業の連携プロジェクトが事業化に取り組みます!
PR TIMES / 2024年4月16日 16時45分
-
【神奈川県 BAK 共創事例】アクポニ×富士工業、循環型栽培システム×気流制御技術で生産性向上と脱炭素推進。事業化へ。
PR TIMES / 2024年4月16日 16時45分
-
アクアポニックスとしては日本初(※1)となる栄養機能食品の販売を開始
PR TIMES / 2024年4月9日 10時15分
-
ホテル三日月、「サステナブルリゾート化計画」第一弾事業として国内リゾートホテル初「海老の陸上養殖」を4月18日より本格運用開始“資源循環型ホテル”のロールモデルへ
PR TIMES / 2024年4月6日 11時45分
ランキング
-
1グリコ「チルド食品」出荷再開→再停止…システム障害で 乳製品・洋生菓子など、5月中旬の再開目指す【全文】
ORICON NEWS / 2024年4月19日 18時57分
-
2日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
3東証、一時1300円安 大幅反落、2カ月ぶり安値水準
共同通信 / 2024年4月19日 12時5分
-
4東証大幅反落、終値1011円安 中東緊迫、3年2カ月ぶり下げ幅
共同通信 / 2024年4月19日 17時36分
-
5格安スマホの利用者は約4割 実際に支払っている月額利用料金の2位は「2000円台」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください