1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

評論家・宇野常寛が責任編集をつとめるあたらしい「紙の」雑誌『モノノメ』が2021年9月、創刊します【2021年8月20日(金)までクラウドファンディング実施中】

PR TIMES / 2021年7月15日 14時45分

「紙の」雑誌をあたらしくつくり、ゆっくり考える場を取り戻したい。

株式会社PLANETS(編集長:宇野常寛、東京都新宿区)より、紙の雑誌『モノノメ』の創刊が決定しました。「検索では届かない」をコンセプトにタイムラインの潮目を一切無視した、ほんとうの意味でのインディペンデント・マガジンを目指します。刊行に先駆けて、2021年7月12日(月)より8月20日(金)までクラウドファンディングを実施中です。
https://camp-fire.jp/projects/view/456365/



[画像1: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-385e19b6a19e2d43350e-0.jpg ]



いまあえて「紙の」雑誌を新創刊します

評論家・宇野常寛が責任編集をつとめる紙の雑誌『モノノメ』の創刊が決定しました。

いまのインターネットは「速すぎる」。速すぎる情報の消費速度に抗って、少し立ち止まって、ゆっくりと情報を咀嚼して消化できるインターネットの使い方を考えてみたい。いま必要なのは、もっと「遅い」インターネットだ──。
こうしてはじまった「遅いインターネット」計画。この1年、私たちはあたらしいウェブマガジンの運営と、タイムラインの潮目に流されない豊かな「発信」のちからを養うワークショップを継続してきました。
そして、2021年。この運動の次のステップとしてあたらしい「紙の」雑誌を創刊します。うまくいけば、定期刊行にしたいと考えています。(4ヶ月~半年に1回の頻度を考えています。)
タイトルは「モノノメ」にしました。
由来は春の季語の「物の芽」で、いろいろな植物の芽の総称です。そしてそこに「ものの目」という意味も込めました。僕たちはいま、人の目のネットワークの中に閉じ込められているところがあるので、別の目で世界を観てみたい。そんな思いを込めています。
コンセプトは「検索では届かない」。タイムラインの潮目を一切無視した、ほんとうの意味でのインディペンデント・マガジンを目指します。SNSで既にシェアされている話題にどう反応するとたくさん座布団がもらえるかばかり考えている人は呼ばない。
誰かが設定した問いに大喜利的に応える今日の言論状況とは真逆に、自分たちが問いを立てること、そして「……ではない」ではなく「……である」という言葉で語ることをルールに紙の雑誌を再起動します。

本誌の刊行に先駆けて、7月12日(月)より8月20日(金)まで、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中です。ぜひ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

クラファンURL:https://camp-fire.jp/projects/view/456365/


『モノノメ vol.1』はこんな雑誌になります

[巻頭ルポ]2021年の東北道

[画像2: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-57af0a8b41fd150909f4-1.jpg ]

あの震災から10年、そろそろもう次のステージへと考えたくなるタイミングだからこそ、もう一度しっかりとあの土地たちを歩いてみたい。そう考えた僕(宇野)は、復興にかかわる二人の知人を訪ねて仙台へ、石巻へ、そして気仙沼へと足を伸ばしました。そこで出会ったうつくしい風景と、グロテスクなものたちについて、文章にまとめました。

【特集】「都市」を再設定する(仮)

[画像3: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-9c7e7135c254195c0082-2.jpg ]

創刊号の特集は「都市」を選びました。僕たちが生きている間に都市について起こるたくさんの変化ーーメガシティへの人口集中化、気候変動により高まる災害リスク、そしてコロナ禍が後押しするデジタルトランスフォーメーションーーなど、人類がずっと使い続けてきた「都市」という環境が、いま大きな転換を迎えつつあります。国内外で進行しているその不可避的な変化の中で、僕たちはどんなふうに空間の豊かさや多様性を活かした暮らし方を取り戻していけるのかを考えていきます。

[座談会]「都市」を再設定する──復興、五輪、地方創生|饗庭伸×安宅和人×菊池昌枝×渡邉康太郎
[論考]松田法子 湧出東京──生きのびる土地
[論考]柳瀬博一 タイトル未定
[エッセイ]推しが山いっぱいに増えてくれたら死ぬ──生き物たちと共に里山を作る|東千茅
[特別企画]虫の眼、鳥の眼、猫の眼──人間外から都市を読む
[対談]〈もの〉がうごめく都市をめぐって(仮)|酒井康史×田中浩也
[妄想企画]「飲まない東京」プロジェクト2021
鼎談:大人のあそびは「飲まない」ほうが楽しい(仮)|磯辺陽介×田中元子×藤井明香
飲まない東京カフェ計画(仮)


[特別座談会]オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト再考──TOKYO2021はどうあるべきだったか|門脇耕三×宇野常寛×乙武洋匡×岡島礼奈

[画像4: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-d93c52e6426a371d8a97-3.jpg ]

コロナ禍がなければ、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピック。
PLANETSでは、2015年に、進行する東京大会の「対案」を「オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト」として発表しました。
開会式や競技中継の方法、パラリンピックとの融合の可能性、都市開発、文化施策など、今回の東京オリパラについて、「こんな企画ができたら面白いのでは?」というさまざまな提案を行ってきました。
当時、一緒に提案を考えてくれたチームメンバーの乙武洋匡さんと門脇耕三さん、そして宇宙を舞台としたエンターテインメントの可能性を追求する岡島礼奈さんを迎えて、当時の提案を再検討しながら、改めて今回の五輪で本当は何をなすべきだったのかを再考します。


【寄稿】
[論考]福嶋亮大 世界文学の制作 序:小説における並行処理
文芸評論家の福嶋亮大さんによる、小説と文学の現代的な可能性を改めて考え直していく本格評論。その序論として「心」と「言葉」が交錯する場としての小説の表現特性を原理的に検討します。

[論考]鞍田崇 「ムジナの庭」をめぐって──ケアと民藝の間で(仮)
生活や就労に障害のある人々が心身のバランスを取り戻していく過程を支援するケア施設「ムジナの庭」。その取り組みへのコミットから得られた身体と環境をめぐる洞察と、近年注目される「民藝」に通底する点について、哲学者・鞍田崇さんが綴ります。

[論考]井庭崇 創造社会における創造の美:クリストファー・アレグザンダーと柳宗悦を手がかりとして(仮)
建築や芸術作品の制作から日常生活まで、さまざまな創造や行為に通底する普遍的な規則を抽出するパターン・ランゲージ研究の第一人者・井庭崇さんが、日本独自の生活工芸運動「民藝」の思想との関係性に迫ります。

[エッセイ]最上和子 「踊り」の言語性について(仮)
舞踏家の最上和子さんが、自らの身体との対話から得た発見をあえて言語に置き換えていく身体論エッセイ。外側への表現ではなく、内側に潜るスリリングな「読む舞踏」です。

[小説]浅生鴨 (タイトル未定)
作家・浅生鴨さんによる書き下ろし小説を掲載します。

[寄稿]猪子寿之「『祈り』展のこと」(仮)
チームラボ代表・猪子寿之さんによる寄稿。世界がコロナ禍で閉ざされる中、チームラボは、高野山三宝院で収録した「祈り」の声を「書」にしたアート作品を創りました。その創作に込めた思いを猪子さんが語ります。

[フォトエッセイ]高山都 (タイトル未定)
誰かと競うためでも、記録や健康のためでもなく、ただ純粋に生きることとして「走る」。モデル・タレントの高山都さんが、ランニング体験から見える風景を語ります。

【連載】
丸若裕俊×沖本ゆか もののものがたり
骨董の域に到達しそうな工芸品からジャンクな日用品まで、丸若裕俊さん(EN TEA代表)と沖本ゆかさんのコンビで、古今東西の「もの」の魅力を語り尽くす対談連載です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-93372c70956027aa6045-6.jpg ]


おいしいものにはわけがある(仮) #1 「たかまつ」の弁当
古今東西、「おいしいもの」にはさまざまなエピソードが絶えません。この連載では、PLANETS編集部が「おいしいもの」の裏側をこっそりご紹介します。
[画像6: https://prtimes.jp/i/52388/3/resize/d52388-3-42fe5f8a5a5a11e9b244-7.jpg ]

ひとりあそびの(おとなの)教科書 「ウニモグ」のラジコン
宇野常寛と編集部がハマった、とっておきの「あそび」を紹介するフォトエッセイ。初回はドイツの多目的作業用車両「ウニモグ」のラジコンを走らせてみました。

■このほかにも記事を企画中です。随時追加していきます!


書誌情報

判型 B5変型版(予定)
頁数 256頁(予定)
発行 PLANETS/第二次惑星開発委員会
※一般発売は2021年9月を予定しています


クラウドファンディングについて

7月12日(月)から8月20日(金)まで、本誌創刊に向けたクラウドファンディングをCAMPFIREにて実施しています。本誌を一般発売よりも早くお手元にお届けするほか、支援金額に応じたさまざまなリターン品をご用意しました。


【主なリターン内容】
・本誌『モノノメ vol.1』をどこよりも早くお届けします
・「遅いインターネット&モノノメ」ステッカー
・編集長 宇野常寛による書き下ろし「『モノノメ vol.1』が100倍おもしろくなる全ページ解説集」
・冊子「宇野常寛対談集」(ここだけでしか手に入らない坂口恭平さん・古川健介さん・松本紹圭さんとの対談+宇野による前号を素材にした編集ノウハウ解説テキスト『PLANETS vol.10が100倍おもしくなる全ページ解説集』を収録した新書一冊分の冊子を限定制作します。)
・本誌を題材とした特別講義「雑誌の学校(仮)」への参加(「企画編集編」「デザイン・造本編」「コミュニティと持続化編」の全3回・オンライン配信のみ)
・お好きなPLANETS刊行書籍をもう一冊お届けします
・本誌へのお名前掲載
・読者コミュニティ「PLANETS CLUB」への4ヶ月参加チケット
・PLANETS主催のイベントの年間パスポート
・宇野常寛へオンラインで質問・相談できる権利
・宇野常寛による講演会開催権
※各リターンの詳細については支援ページをご覧ください。


PLANETSについて

評論家・宇野常寛が主宰する企画ユニットです。雑誌、書籍の出版を中心に、メールマガジン、インターネット生放送、トークイベントの開催など様々な活動を行っています。

■宇野常寛プロフィール
評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『遅いインターネット』(幻冬舎)、『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『母性のディストピア』(集英社)。共著に石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話』(河出書房新社)など。立教大学兼任講師。


本件に関するお問い合わせ先

クラウドファンディングおよび、本誌への広告出稿に関するお問い合わせは以下のフォームもしくは、メールにてご連絡ください。
https://slowinternet.jp/contact/
Email:wakusei2ndshop@gmail.com

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください