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ケリングは、KYOTOGRAPHIE 2021にて開催される「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展」を支援

PR TIMES / 2021年9月3日 16時45分

ケリングは、ウーマン・イン・モーションの活動の一環として、KYOTOGRAPHIE 2021にて開催される「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展 ─ フランスにおける写真と映像の新たな見地」を支援します



[画像: https://prtimes.jp/i/55433/3/resize/d55433-3-e477b683c2b00577f674-4.png ]

左上より時計回りに Marguerite Bornhauser, Sans titre, from the series “Moisson Rouge” (C) Marguerite Bornhauser, Manon Lanjouère, Éclipse, Demande à la poussière, 2017 (C) Manon Lanjouère, Nina Cholet & Clothilde Matta, ELLES, Tanger, 2019 (C) Nina Cholet & Clothilde Matta, Adèle Gratacos de Volder, Still from Jamais indemne,2019 (C) Adèle Gratacos de Volder

ケリングは、芸術や文化の分野で活躍する女性の才能に光を当てることを目的とする「ウーマン・イン・モーション」の活動の一環として、2021年9月18日から10月17日まで京都で開催される「KYOTOGRAPHIE 2021」で行われる「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展 ─ フランスにおける写真と映像の新たな見地」を支援します。

MEP(ヨーロッパ写真美術館)のディレクターであるサイモン・ベーカー氏のキュレーションによる本展では、日本では初公開となるフランスの若手女性アーティスト5名を紹介します。マルグリット・ボーンハウザー、マノン・ロンジュエール、アデル・グラタコス・ド・ヴォルデール、そしてニナ・ショレ&クロチルド・マッタの作品は、ジャンルや分野の垣根を越えて、現在のフランスにおけるコンテンポラリー写真や映像作品の豊かさ、多様性、独自性を明らかにします。作品のハイブリッド性(交雑性)と、写真や映像という表現手法に対する先鋭的なアプローチが特徴的で、フランスの活発なアートシーンを体現しています。多方面で活躍する彼らに共通しているのは、物語に対する鋭敏な感覚と、虚構とそこから引き出される現実との境界線を曖昧にするセンスです。

パリの歴史的中心部に位置するMEPは、1996年2月にオープンした現代写真の一大拠点です。新進の才能を支援することは、MEPの重要なミッションのひとつであり、2018年には若手アーティストの初個展を開催することと若手女性アーティストの支援を目的としたスペース「Studio」を新たに設立しました。

映画界の女性に光を当てることを目的に、2015年にカンヌ国際映画祭にて開始した「ウーマン・イン・モーション」は、芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。2016年からこのプログラムは、写真、アート、音楽、文学の分野にも活動を拡げています。特に写真に関しては、2019年にアルル国際写真フェスティバルと提携し、傑出した女性フォトグラファーのキャリアを称える「ウーマン・イン・モーション」フォトグラフィー・アワードを毎年開催し、2019年にはスーザン・マイゼラス、2020年にはサビーヌ・ヴァイス、2021年にはリズ・ジョンソン・アルトゥールが受賞しています。

KYOTOGRAPHIE 2021
「MEP Studio(ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティスト展 ─ フランスにおける写真と映像の新たな見地」
supported by Kering’s Women In Motion
会期:2021年9月18日(土)~10月17日(日)
会場:HOSOO GALLERY https://www.hosoogallery.jp/
展覧会についての詳細はこちら: https://www.kyotographie.jp/

【サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館館長)と、MEP Studio (ヨーロッパ写真美術館)による5人の女性アーティストとの対談】
キュレーターであるサイモン・ベーカー氏と、アーティストのマルグリット・ボーンハウザー氏、マノン・ロンジュエール氏、アデル・グラタコス・ド・ヴォルデール氏、そしてニナ・ショレ&クロチルド・マッタ氏が、フランスで生まれた映像や写真の新しい視点について語ります。
日時:9月18日(土) 16:00-17:30
料金:無料 ※要申し込み
会場:QUESTION  https://question.kyoto-shinkin.co.jp/
※ライブ配信 あり(日本語同時通訳)
トークイベントの詳細・申し込み方法についてはKYOTOGRAPHIEのウェブサイトをご覧ください https://www.kyotographie.jp/public_events/ (近日公開予定)

アーティストについて
マルグリット・ボーンハウザー (Marguerite Bornhauser)
1989年生まれ、現在パリ在住。文学とジャーナリズムを学んだ後、アルル国立写真高等学院(フランス)で学び、2015年に同校を卒業。これまで世界各国の美術館、ギャラリー、芸術祭などで作品を発表している。写真をベースとしたリサーチに書籍出版を組み合わせた活動を特徴とし、2017年に『Plastic Colors』(Editions du Lic刊)、また2018年に『8』、2019年に『Red Harvest(赤い収穫)』(ともにEditions Poursuite刊)を出版。2021年には4冊目の著作がラ・マルティーニエール社から刊行される。フォトジャーナリスト、ポートレートフォトグラファー、ファッションフォトグラファーとしても活動し、フランス国内外の雑誌や新聞にて作品を発表している。

マノン・ロンジュエール(Manon Lanjouère)
1993年生まれ、現在パリ在住。パリのソルボンヌ大学で美術史の学位を取得した後、アニメーションの専門学校ゴブランで学び、2017年に同校を卒業。ロンジュエールの作品は、フランス国内はもとよりヨーロッパ各国の映像祭で上映され、エリゼ写真美術館(スイス、ローザンヌ)をはじめとするヨーロッパの重要な美術館に収蔵されている。ロンジュエールは現在、「Mémoire d’un future(未来の記憶)」という新たなプロジェクトに取り組んでいる。本プロジェクトは、CNAP(フランス国立造形芸術センター)とパリのジュ・ド・ポーム国立美術館が共同で行う「Image 3.0」の委託制作作品として進められている。

アデル・グラタコス・ド・ヴォルデール (Adèle Gratacos de Volder)
1993年生まれ、現在ブリュッセル(ベルギー)在住。ベルギーのラ・カンブル国立美術学校で彫刻、映像、インスタレーションを学んだグラタコス・ド・ヴォルデールは、写真や映像によるリサーチにエディトリアル(出版編集)を融合させた制作を特徴とする。2018年には『Tous ces tremblements qui nous exposent (Too close is not enough) [私たちをさらけ出す、あらゆる揺らぎ(近すぎても駄目)]』を、また2019年には『Est-ce si épuisant de scruter l’invisible ? (Cartographie plurielle d’un visage) [見えないものを詳しく知ろうとするのはそんなに大変なことなのだろうか?(いくつもの顔のマッピング)]』を、いずれもSilence Edition社から出版。また進行中のプロジェクト「Hôtel Minotaure(オテル・ミノトール)」は2021年に「Vocation Prize for Visual Art」を受賞した。グラタコス・ド・ヴォルデールのリサーチに基づく活動は近年さらに拡張し、レクチャーや建築などの領域にも派生している。

ニナ・ショレ&クロチルド・マッタ(Nina Cholet & Clothilde Matta)
映像作家/ダンサーのニナ・ショレ(1991年レ・リラ生まれ)と、美術作家/女優のクロチルド・マッタ(1991年パリ生まれ)は、2018年からユニットとしてコラボレーションを行っている。ショレとマッタの作品は、写真や映像、パフォーマンス、インスタレーションを組み合わせながら、虚構と現実の境界線を曖昧にしていく。「身体的な親密さ」を視覚的に表現するための感覚的・直観的なアプローチが、彼女らの芸術活動の中心をなしている。官能的で詩的なイメージを用いて女性の身体の表現を探究する2人は、ユニットでの共同制作と並行して、それぞれ独立したアーティストとしての活動も継続している。

ウーマン・イン・モーションについて
ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心に据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著である芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭において、映画界の表舞台そしてその裏側で活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を発足しました。以来、このプログラムは写真、アート、音楽、文学の分野にも活動を拡げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは賞を通じて、インスピレーションを与えた人物と才能ある若手の女性たちを表彰しています。また、トークイベントでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。過去7年間、「ウーマン・イン・モーション」は芸術分野における女性の地位と評価について、考え方を変え、考察するためのプラットフォームとして選ばれてきました。

ケリングについて
ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱うメゾン、およびケリング アイウエアを擁するグローバル・ラグジュアリー・グループです。傘下のブランドは、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ユリス・ナルダン、ジラール・ぺルゴ。戦略の中心にクリエイティビティ(創造性)を掲げるケリングは、サステナブルで責任のある方法により未来のラグジュアリーを築きながら、各ブランドがそれぞれの創造性を自由に表現することを可能にしています。このような信念が「イマジネーションをその先へ」( “Empowering Imagination”)というケリングのシグネチャーに込められています。

KYOTOGRAPHIE について
世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」。国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションを、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示する本写真祭も、回を重ねるごとに好評を博し第8回までに約100万人の来場者を記録しました。第9回目となる本年は、9月18日(土)~10月17日(日)に開催予定で、「ECHO」をテーマに14の展覧会が開催されます。

MEP(ヨーロッパ写真美術館)について
パリで初めての写真専門の施設であるMEP(ヨーロッパ写真美術館)は、マレ地区の中心に位置しています。MEPでは、国際的な著名アーティストから新進気鋭のアーティストまで、幅広い年齢層の観客を対象に、現代の手法や新しい美学に開かれた、刺激的で魅力的な展覧会を開催しています。また、MEPはフランスで最大級の戦後の写真コレクションを所蔵しています。MEPは設立以来、写真の認知度を高めるために重要な役割を果たしており、写真というメディアに対する理解を広め、日常生活の中で様々なイメージに囲まれている世界において、新しい用途や他の分野との関係を問いかけています。MEPは、3階建ての展示スペースに加えて、3万冊以上の写真集を所蔵するリサーチ・ライブラリー、シネマ/オーディトリアム、専用の教育スペース、写真集専門店など、さまざまな活動や施設を提供しています。

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