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PRISM BioLab、米国のAI創薬ベンチャーInveniAIと業務提携

PR TIMES / 2020年9月10日 10時45分

株式会社PRISM BioLab(代表取締役 竹原 大 本社:神奈川県、以下「PRISM」)は、2020年9月6日付で、InveniAI(R) LLC社(以下「InveniAI」)との間で創薬に関する業務提携契約を締結しました。



これにより、細胞内のタンパク質/タンパク質相互作用を制御するPRISM独自のペプチド模倣技術と、新たな創薬標的を特定するInveniAIのAIプラットフォームであるAlphaMeld(R)を組み合わせることで新薬開発を行います。

[画像: https://prtimes.jp/i/56143/3/resize/d56143-3-730959-0.jpg ]


InveniAIはコネチカット州ギルフォードに本社を置き、人工知能(AI)と機械学習(ML)を活用して新たな創薬標的を探索する創薬基盤を持つグローバルリーダーであり、創出した複数のパイプラインは関連会社を通じて開発を進め、第III相臨床試験まで進んでいます。また、当基盤をもとに国内の大手製薬メーカーと提携して新たな創薬標的に対する創薬を進めています。

今回の業務提携では、腸脳相関およびインフラマソームの機能不全が関与する腸の疾患に対処する複数の新規創薬標的に対してパイプラインを構築します。InveniAIは、独自のAlphaMeld(R)プラットフォームを使用して、腸関連疾患の画期的新薬のための新規標的を探索し、PRISM独自のペプチド模倣プラットフォームを使用して、InveniAIによって検証された創薬標的に対する低分子化合物を設計・合成します。得られたヒット化合物はInveniAIが臨床試験に向けた開発を進めます。

近年、クローン病、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群などの多くの消化器疾患に腸脳相関の障害が関与していることが明らかになり、最近ではインフラマソームの活性化と自然免疫応答に重要なシグナル伝達経路の調節不全が、消化器の炎症性疾患に関与していることが示唆されています。これらの疾患に対して抗TNF治療も行われていますが、全身の副作用と非応答者の割合が課題となっています。多くの患者様の治療の選択肢を増やすためにも、安全で効果的な治療法の開発が重要です。 InveniAIは、AIプラットフォームであるAlphaMeld(R)を利用して、これらの根本的な炎症プロセスと経路の関連付けを構築し、新たな創薬標的を特定しています。

【InveniAI President and CEO クリシュナンナンダバラン博士 コメント】
私たちは、AIによって探索した創薬標的から複数の臨床開発パイプラインを創出した唯一の企業であり、最も進んだパイプラインは第III相試験を成功させています。当社の創薬基盤であるAlphaMeld(R)とPRISMの化合物ライブラリーおよびペプチド模倣技術を組み合わせることで、これまでにないスピードと確率で臨床試験までシームレスに進め高い価値を創造するビジネスモデルを大規模に展開することが可能になります。

【PRISM BioLab 代表取締役社長 竹原大 コメント】
InveniAIとの提携により、消化器疾患のアンメットニーズに対応する医薬品の開発を促進できることを嬉しく思います。当社のタンパク質間相互作用を制御するペプチド模倣低分子技術および独自のライブラリーと、InveniAIの新たな創薬標的を探索できる強力なAI創薬基盤を組み合わせることで、潜在的に多くの画期的な創薬パイプラインを創出する可能性を秘めています。

【InveniAI(R)について】
コネチカット州ギルフォードに拠点を置くInveniAI(R)LLCは、人工知能(AI)と機械学習(ML)のアプリケーションを開拓するグローバルリーダーであり、アンメットニーズのある疾患の革新的な治療法を探索することにより、創薬と開発のイノベーションを促進します。 同社はペタバイト規模の異種データベースを構築し、AIとMLを活用して新たな創薬・開発手法を探索します。製薬業界の多くの大手、スペシャリティファーマ、バイオベンチャー、コンシューマーヘルスケアの企業との提携実績は、テクノロジーによって人間の経験や専門知識とAI技術が融合され、様々な領域のR&Dの意思決定を強化する価値を示しています。同社は、AlphaMeld(R)プラットフォームを活用して、パートナーおよび独自の医薬品ポートフォリオを開発しています。
https://www.inveniai.com

【株式会社 PRISM BioLabについて】
株式会社PRISM BioLabは、独自に開発したαヘリックス・βターン擬態技術を活用して、低分子化合物によるタンパク質間相互作用の制御による創薬を目指しています。PRISMは、細胞内で様々な信号を伝達するタンパク質/タンパク質相互作用を制御する独自のペプチド模倣技術を利用した『PRISMライブラリー』を構築し、癌や線維症分野の臨床パイプラインを創出しています。
http://www.prismbiolab.com/


<本件に関するお問い合わせ>
株式会社 PRISM BioLab
Tel:0466-53-8383
E-mail:info@prismbiolab.com

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