1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

超高速の品種改良×スマート養殖スタートアップのリージョナルフィッシュ、第三者割当増資により4億円の資金調達を実施

PR TIMES / 2020年8月31日 11時15分

超高速の品種改良×スマート養殖技術で京都から水産業界への新たな貢献

超高速の品種改良×スマート養殖スタートアップであるリージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:梅川 忠典、以下、「リージョナルフィッシュ」)は、総額4億3,200円の第三者割当増資を実施し、資金調達を完了いたしました。今回調達した資金を使い、水産物の品種改良(対象品種の拡大+新規特性の付与)とスマート養殖の研究開発を進めるとともに、地元京都での品種改良済み品種の上市を目指します。



[画像: https://prtimes.jp/i/60432/3/resize/d60432-3-426273-2.png ]



■シリーズAラウンドの主要引受先


きょうと農林漁業成長支援ファンド投資事業有限責任組合(※無限責任組合員:ティーエスアイ株式会社、京銀リース・キャピタル株式会社、有限責任組合員:株式会社農林漁業成長産業化支援機構、株式会社京都銀行、京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都北都信用金庫で構成される6次産業化支援ファンド)【新規】
Beyond Next Ventures株式会社【既存】
宇部興産株式会社【新規】
三菱UFJキャピタル株式会社【新規】
中信ベンチャー・投資ファンド5号投資事業有限責任組合(※京都中央信用金庫、中信ベンチャーキャピタル株式会の共同出資会社)【新規】
イノベーションC投資事業有限責任組合(※京都信用金庫、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の共同出資会社)【新規】


■シリーズAファイナンスの資金使途

品種改良の対象品種および新規特性の拡大、効率的な品種改良技術の開発に向けた体制の充実
スマート養殖(養殖水浄化や自動化など)の実現に向けた研究開発
京都での品種改良済み品種の量産および上市の体制構築


■本件背景
〇リージョナルフィッシュについて
リージョナルフィッシュは京都大学大学院農学研究科 木下政人助教および近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らによる共同研究で生まれた技術シーズをコアとして設立されたスタートアップ企業です。社名のリージョナルフィッシュ(地魚)は、各地域にあった魚を作り、地方創生に貢献したいとの想いからの命名。関係機関による長年の研究開発により品種改良に成功した品種の上市に向けて準備を進めてまいりました。


〇次世代水産養殖システムの構築を通じて地方創生への貢献
オープンイノベーションを通じた、超高速品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムにより
「世界のタンパク質不足の解消(SDGs 2番:飢餓をゼロに)」「日本の水産業再興および地域の産業創出(SDGs 8番:働きがいも経済成長も)」「海洋汚染の防止(SDGs 14番:海の豊かさを守ろう)」を実現します。

〇「京都の地魚」創出および上市を目指して
財団法人京都産業21『令和元年度「企業の森・産学の森」推進事業補助金<III本格的事業展開コース>』に採択されるなど京都府の支援を受け、昨年12月より弊社の地元である京都の地から地魚を創るプロジェクトを開始しました。また京都に養殖場を作り、自治体・水産業関係者・金融機関を始めとする関係者から熱い期待と応援をいただいております。今回のファイナンスでも京都府内金融機関などとの連携を強め、京都での品種改良・品種改良済み品種の量産および上市を目指します。

〇オープンイノベーションの実現
リージョナルフィッシュは、アカデミアだけでなく、水産事業者、高い技術を持つ企業、行政、金融機関などの技術・知見を併せ、みんなで変革を起こす“オープンイノベーション”を掲げてまいりました。リージョナルフィッシュの想いを実現するため、業務提携先の一つである、宇部興産からの第三者割当増資を受け入れて資本提携に移行しました。宇部興産の持つ知見を活用し、養殖水の浄化や廃棄物の削減・利活用、生育環境制御などの共同開発を行い、スマート養殖の高度化を進めます。今後も更なる有力プレイヤーの協力を頂き、行政や関係機関と連携しながら、スピード感を持ってオープンイノベーションを進めてまいります。

■新規投資家からのコメント
〇きょうと農林漁業成長支援ファンド投資事業有限責任組合
 無限責任組合員 ティーエスアイ株式会社 代表取締役 徃西 裕之 氏
本ファンドはオール京都で運用しており、京都府内金融機関からのご紹介で梅川社長からお話を伺いました。リージョナルフィッシュの事業は、京都大学木下先生と梅川社長の、日本の水産業の未来に対する強い危機感と、それを変革し未来志向で業界を大きくしたい、日本がそのベンチマークになる、という強い信念と実行力を備えた方々だということがわかり、投資を決定しました。リージョナルフィッシュの事業は日本の水産業だけでなく、世界の水産業を一変させる可能性があると感じています。リージョナルフィッシュが思い描く夢を実現させるため、我々は一丸となって同社の発展をサポートしていきます!

〇株式会社京都銀行 営業本部 法人総合コンサルティング部 創業成長支援グループ長 福岡 亮 氏
京都大学・近畿大学などによる、世界最先端の水産物の超高速品種改良技術と、AIやIoTを活用したスマート養殖技術とを組み合わせた次世代水産養殖システムの開発により、「日本の水産業再興および地域振興に貢献する」という当社の経営理念と実行力に共感いたしました。当社が地元京都の地域活性化に貢献されることを大いに期待するとともに、地元の金融機関として、当社の発展を積極的にサポートしてまいります。

〇京都北都信用金庫 地域創生事業部 理事部長 足立 渉 氏
水産業界の変革の可能性を秘める次世代水産養殖事業が当金庫のエリアである京都府北部でスタートされることは大変喜ばしいことであり、また当地域活性化への起爆剤としても大きな期待を寄せています。事業を盛り上げていく上でも、地域との連携体制で、出来る限りの協力を行っていく所存です。

〇宇部興産株式会社 上席執行役員 研究開発本部長 大田 正芳 氏
梅川社長から、「農作物や畜産物の品種改良は2万年近い歴史がある一方、水産物の品種改良の歴史は僅か50年足らず。またその品種改良プロセスを短縮する技術」との話を聞き、水産養殖の技術革新に大きな可能性を感じました。持続的な水産物の供給方法の実現へ向けて、リージョナルフィッシュと共に水産業に新たな価値を創出していきます。

〇三菱UFJキャピタル株式会社 李 範煥 氏
魚介類の世界需要が増え、養殖の役割が益々増大している中、リージョナルフィッシュ株式会社は、魚介類養殖市場を大きく変えるポテンシャルを有していると思います。今後、世界の食糧問題解決に貢献するとともに、世界の養殖市場で存在感を示すようになれればと期待しています。

〇京都中央信用金庫・中信ベンチャー投資ファンド5号投資事業有限責任組合 無限責任組合員
 京都中央信用金庫 副理事長・中信ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役社長 川勝 哲夫 氏
京都を起点とした、新技術による超高速品種改良、スマート養殖の開発実現に向けた企業へ投資することで、京都地域の産業の創出、水産業の活性化、広くは日本の水産業、世界のたんぱく質不足の解消へつながることを期待しています 。

〇京都信用金庫・フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 松岡 修太 氏
リージョナルフィッシュ様を知るきっかけはピッチイベントでした。梅川社長のプレゼンをお聞し、水産物の品種を開発する技術は勿論の事ですが、水産業を通して地域産業の創出を目指す取組に共感致しました。リージョナルフィッシュ様に投資する機会に恵まれた事を嬉しく思います。

■会社概要
会社名:リージョナルフィッシュ株式会社
代表取締役社長:梅川 忠典
設立:2019年4月10日
所在地:京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
URL:https://regional.fish/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください