株式会社やまびこ イーセップ株式会社とe-fuelの実証試験にむけた共同研究開発契約を締結
PR TIMES / 2021年10月20日 13時15分
~小型屋外作業機械の内燃機関において、『カーボンニュートラル』の実現を目指す~
株式会社やまびこは、小型屋外作業機械(OPE)に搭載するエンジンのカーボンニュートラル化を目指し、イーセップ株式会社と合成燃料に関する共同研究開発契約を締結しました。
株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市、代表取締役社長執行役員 久保浩)は、このたび、京都のスタートアップ「イーセップ株式会社」(本社:京都府相良郡、代表取締役社長 澤村健一、以下「イーセップ社」)との間で、カーボンニュートラル実現を目指し、合成燃料に関する共同研究開発契約を締結しました。本共同研究開発を通じて、当社の主力製品である小型屋外作業機械(Outdoor Power Equipment。以下、OPE)に搭載するエンジンにおいて、カーボンニュートラル化を目指します。
イーセップ社は、セラミック製の機能性分離膜および各種機能性分離膜を製造するためのナノセラミック分離膜の製造ノウハウを有しております。本技術を活用し「簡単、エコ、高効率な分離」を実現することで、合成燃料の製造・利用プロセスを低コスト化・省エネ化し、CO2の削減を行い、カーボンニュートラル社会の実現を目指す京都のスタートアップです。
当社では、内燃機関を使用する場合でもカーボンニュートラルを目指す方策として、従来より、再生可能エネルギーを用いた合成燃料(e-fuel)に着目していました。このたびの共同研究開発において、イーセップ社がe-fuelの合成を担当し、当社がOPEエンジンを用いた実証試験を担当することになります。この共同研究開発により、OPEエンジンにおけるe-fuelの課題を抽出し、その課題を解決することにより、性状を最適化したe-fuelを開発することを狙いとしています。
また、e-fuelの合成プロセスとしては、再生可能エネルギーを利用した水電解による水素と回収CO2を用いて合成する方法のみならず、現状未利用のまま放置されている林地残材を用いた木質バイオマス資源を有効に利用する方法も構想しています。特に後者は、下図に示すように、OPE事業分野にも大きな関連があり、当社の企業エッセンスである『人と自然と未来をつなぐ』を実践できる可能性も高く、社会的意義も大きいものと考えております。
世界的にグリーン技術開発投資が加速するなかで、小型エンジンの開発製造技術を持つ当社と独自の分離膜製造技術を持つイーセップ社との協働を通じて、カーボンニュートラル化に貢献していきます。さらに、当社では小型エンジン技術においても、更なる高効率化を目指し、e-fuel利用と融合することにより、社会的課題の解決に取り組んでまいります。
当社では、高濃度エタノール燃料を用いた製品試験も行っており、エンジン性能、ベンチ耐久試験、実作業フィーリングなどの評価は完了しています。バイオ由来のエタノールを利用すれば、上記のe-fuelの取り組みと同様に、これもカーボンニュートラル化へ寄与できる取り組みになると考えています。当社の4つの存在意義(世界最高の製品とサービスを提供し続けること/自然と環境の明日を担う人と企業に貢献すること/業界のリーダーとして顧客を創造し業界の成長を牽引すること/やまびこにつながる全ての人々を幸せにすること)を胸に刻み、このたびの共同研究開発やエタノール等様々な手段を通じて、新たな技術の実現に向けた活動に邁進していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/88460/3/resize/d88460-3-aa17d8496799d59ec68c-0.jpg ]
株式会社やまびこの概要
代表者 :久保 浩
本社所在地 :東京都青梅市
設立 :2008年12月1日
事業内容 :小型屋外作業機械等、各種機械の製造および販売
URL :https://www.yamabiko-corp.co.jp
イーセップ株式会社の概要
代表者 :澤村 健一
本社所在地 :京都府相楽郡
設立 :2013年10月1日
事業内容 :無機膜分離膜技術の開発およびその関連機器・システム等の提供
URL :https://esep.kyoto
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