香りは“視覚”に影響を与える効果あり~シャンプーの香りは、女性を魅力的に見せる効果あり/タバコの香りは、女性の魅力を低減させる~

PR TIMES / 2013年12月9日 12時18分

カネボウ化粧品 香料研究室、奈良教育大学 “香りの感覚間相互作用”に関する共同研究を実施

株式会社カネボウ化粧品 香料研究室は、奈良教育大学・福井一教授と、香りと視覚の感覚間相互作用の観点から、特定の香りが女性の顔の視覚的印象に影響を与える効果について共同研究を行いました。
研究の結果、香りの種類により、視覚が影響を受けていることが分かりました。とくに、香りの嗜好性や残り香などを考慮してつくられた「シャンプーの香り* 」や、一般的なシャンプーの香りに用いられる香り素材である「白バラ」、 「ホワイト・ムスク」の香りは、より女性の顔を魅力的に見せる効果があることがわかりました。



= 実験概要 =

■実験期間 :2013年1月~3月末
■実施場所 :奈良教育大学
■被験者 :健康で嗅覚が正常な男性32名(平均年齢:22.7歳)。被験者には、香りの種類を伏せて実験を行った。
■実験概要:
・被験者は、あらかじめ香りを漂わせた部屋に入室し、一定時間(一分間)香りを嗅いだ後に、スクリーンに映し出された女性の顔写真を30秒間見て、その写真に対する魅力度を評価した。
・女性の顔写真は3種類。それらは、日本人女性70名の顔写真をアベレージング(平均化法)により作成した。組み合わせを色々変え、事前に、本実験の被験者とは別の10名(男女各5名)が魅力度を評価し、それぞれ「美人顔(バランスの整った顔)」、「平均的な顔」、「それ以外の顔」とし、本実験で使用した。
・実験は、6種類の香りと、3種類の顔写真の組み合わせ(18パターン)を、順序をランダマイズして呈示した。顔写真に対する「魅力度」は、5段階で評価した。

<測定した香りの種類>  シャンプーの香り1*、シャンプーの香り2*、白バラ(ローズ・アルバ)の香り、ホワイト・ムスクの香り、タバコの香り、無臭
* この実験に使用した「シャンプーの香り」は、1・2ともに、カネボウ化粧品が30年余にわたり販売しているロングセラーブランドのシャンプーの香りです。1と2はともにフローラル系で似た香調ですが、1はローズを主とした香り、2はナルシス(水仙)やミューゲ(すずらん)を主とした香りです。


= 実験結果 =

■シャンプーの香りで、女性の顔は魅力的に見える
平均顔の女性の画像に対し、香りの影響が端的に表れたのが、シャンプーの香りでした。 男性被験者がシャンプーの香りを嗅ぎながら、女性の顔を見ると、無臭の時よりも、約10%その女性の顔が魅力的にうつるという結果となりました。(無臭時に対して、シャンプーの香り1呈示時で110.4%、シャンプーの香り2呈示時で109.1%の魅力度を示した。)
「残り香」で身体や毛髪を香らせる間接的な芳香は、平安時代から貴族女性の間で用いられてきた手法であり、現代の女性も「残り香」の優れたシャンプーや髪コロン等を効果的に用い、毛髪等の身体に香りのおしゃれを楽しんでいます。このような間接的な芳香は、実際に女性を魅力的に見せる効果があることが分かりました。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング