東京大学創傷看護学×株式会社アデランス研究開発部 アシル化ホモセリンラクトン(AHL)と毛髪に関する共同研究結果を発表

PR TIMES / 2014年6月24日 15時19分

AHLが毛包を活性化させ、酸化ストレスを減らすことがob/obマウス実験で確認

 株式会社アデランス(東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本信男)は、国立大学法人東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 老年看護学/創傷看護学分野(教授 真田弘美氏)と2012年1月より頭皮と毛髪の健康を科学する「スカルプケアサイエンス」の共同研究をスタートしています。その研究の一環として、アシル化ホモセリンラクトン(AHL)という物質が酸化ストレスを軽減し、毛包を活性化することがob/obマウス(肥満マウス)の実験で証明されました。



 この内容は、Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open誌 で2013年11月に発表され、髪で悩まれる人々の新たな解決策をめざし共同研究を進めております。

 AHLとは、緑膿菌が分泌する低分子化合物です。ob/obマウスでは毛包の機能が低下していますが、皮膚表面にAHLを塗布することで活性化し、発毛が促進されました。この効果には、AHLの発毛関連遺伝子および抗酸化酵素の発現促進作用が関与していると考えられます。今後更に詳細な発毛メカニズム及び効果的な投与方法を含めた研究を進めることで、将来の新たな発毛促進剤の開発に繋がることが期待されます。

 アデランスでは、総合毛髪関連事業を通じて、より多くの人々に夢と感動を提供し笑顔と心豊かな暮らしに貢献することを使命としています。世界中の髪で悩まれる人々の新たな解決策をめざし、今後も様々な活動を続けてまいります。


■共同研究名
スカルプケアサイエンスに関する研究

■本件に関する参考文献
Minematsu T, Nishijima Y, Huang L, Nakagami G, Ohta Y, Kurata S, Sanada H. HSL attenuates the follicular oxidative stress and enhances the hair growth in ob/ob mice. Plastic and Reconstructive Surgery-Global Open. 1: e60. 2013.

■本件に関連する共同研究の成果発表
・峰松健夫.アシル化ホモセリンラクトンの経皮投与による毛包新生の誘導.第17回日本臨床毛髪学会,2012.
・峰松健夫,西島良美,黄麗娟,Naresh K Rajendran,仲上豪二朗,真田弘美.Acylated Homoserine Lactoneの投与によるマウス皮膚組織の遺伝子発現の変化.第43回日本創傷治癒学会,2013.
・峰松健夫,西島良美,倉田荘太郎,真田弘美.ob/obマウスにおけるアシル化ホモセリンラクトンの酸化ストレス軽減を介した成長期誘導.第18回日本臨床毛髪学会,2013.
・Minematsu T, Mugita Y, Koyano Y, Kishi C, Horii M, Oe M, Sugama J, Nakagami G, Noguchi H, Mori T, Sanada H. Skin blotting: A novel technique to assess physiological skin conditions. Australian Wound Management Association (AMWA) 2014, Rye Pharmaceuticals New Investigator Award (Science & Technology).

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